2014年12月8日月曜日

11月の読書

師走、になりました。
あっという間に一年も過ぎ去ろうとしています。
のんびりと見過ごす、ということは、年の終わりでもできそうにないのが悲しいですね。
今自分が生きているこの世界が、本当に確かなものなのかどうか、問いかけながら日々を過ごしているような気がします。
そんなことを考え続けるのは、柴崎友香を続けて読んだからかもしれません。
どれも「確かに、今は、今?」という問いかけの中から生まれている作品に思えます。よくある恋愛モノですら。

【春の庭】柴崎友香(文藝春秋)
【また会う日まで】柴崎友香(河出書房新社)
【ビリジアン】柴崎友香(毎日新聞社)
【寝ても覚めても】柴崎友香(河出書房新社)
【ドリーマーズ】柴崎友香(講談社)
【きょうのできごと】柴崎友香(河出文庫)
【週末カミング】柴崎友香(角川書店)
【きょうのできごと、十年後】柴崎友香(河出書房新社)


【人間小唄】町田康(講談社文庫)
うむむ。忘れた(^_^;)


【ヤバい経済学】S・D・レヴィット、S・J・タブナー(望月衛訳・東洋経済新報社)

確かにやばい。そして、経済学の分析と思わせて(たしかにそうなのだろうけれど)数値的な裏付けは、本当にそうか? と思います。ただ、「視点を変えてものごとを見る」というのは大事、そして面白いということは分かる。


【この話、続けてもいいですか。】西加奈子(ちくま文庫)
【ごはんぐるり】西加奈子(NHK出版)
【西加奈子と地元の本屋】大阪の本屋発行委員会/編

買ったはいいけど、まだ読んでないんです。「サラバ!」。エッセイは、まあまあ。まあ飲み話が多いから、ということもあるんだけど。素顔が見れて面白い、楽しい、というのはありますね。


そのほか(1冊ずつ考えるのが面倒になってきたorz)

【暮らしを旅する】中村好文(KKベストセラーズ)
【ああカモカのおっちゃん】田辺聖子(文春文庫)
【本覚坊遺文】井上靖(講談社)
【大きな熊が来る前に、おやすみ。】島本理生(新潮社)
【M/Tと森のフシギの物語】大江健三郎(岩波文庫)

0 件のコメント:

コメントを投稿