2015年7月29日水曜日

中日2-3阪神(7月29日・ナゴヤドーム)

今日も接戦でした。
その接戦を制したのは、江越でした。
同点ホームランに勝ち越しタイムリー(^◎^)

そのフルスイングは、今までのタイガースの選手になかったものですね。
あ、梅野がそれに近かったか。
しかし、梅野にはまず、捕手として成長してほしいというのがありますからね。

さて。
試合には勝ちましたが、失点シーンはちょっといただけませんでしたね。
まず、無死2塁で、サードゴロを新井が間に合わないファーストに送球。それを見て2塁走者荒木は3塁に。
VTRを見ると、荒木がちょっと飛び出し気味だったから、セカンドに送球すればランランプレーになってたかもしれませんね。そうならなくても、ファーストに送球しなければ無死1,2塁にとどまったわけで。そうなると次の「暴投で失点」もなかったわけですね。

まあこの2チームはよく似たチームで、だからいつも接戦になるのですが、ミスをしたほうが負けるというか、競り負けるというか、いつも「勝ちを拾う」という感じがしますね。
今日も、タイガースが勝利したのは、ドラゴンズの投手陣のちょっとした甘さ(配球とかコントロールとか)ですね。
タイガースは、昨日も今日も、安藤、オ・スンファンがよく抑えているのも大きいと思いますね。

中日4-6阪神(7月28日・ナゴヤドーム)

先日、安藤や福原といった「ベテラン」がいつまでも頑張れるものではない、早く若手の中継ぎ投手が出てこなければ、この夏を乗りきれるかどうか(とまで書いたかなあ)などということを書いてしまいましたが。
今日の安藤、福原は、なかなか頑張ってましたね。
二人に共通するのは(オ・スンファンもそうだけど)コントロールがいいことですね。
逆に、コントロールがままならなくなった時が怖いです(^◎^;)
オ・スンファンも含めて、球の威力で勝負する、というわけにはいかないように見えますね。
ナゴヤドームのスピードガンでもそんなに球速は出てないみたいだったし。
でも振り遅れるバッターは振り遅れるんですね。
そこが野球の面白いところ、微妙なところです。

さて、今日は快勝、というにはちょっと「?」なゲームでした。
6安打で6得点。しかも3回表に集中。
つまりは、山井を攻略出来たから勝った、ということですね。
他の投手は全く打てなかったですね。
後半は防戦一方、という感じでした。
連打で得点を重ねていった3回表の攻撃を見ていると、
「お、ようやく打線が爆発か?!」
と期待させられたのですが。
どうやら一過性のもののようです(^◎^;)

まあ、それも含めてタイガースの野球です。

2015年7月26日日曜日

阪神3-0DeNA(7月26日・甲子園)

メッセンジャーが中4日での登板。
しかし力があるというか、体力があるというか。
7回100球を前に降板しましたが、もう1イニング、ヘタすると完封ができたかもしれませんね。それくらい調子良かった。というか、ベイスターズとの相性もあるでしょうけど。

打線も10安打を放ちましたが、つながりが今ひとつで3得点のみ。
やっぱり「送りバント」が問題なのかなあ。よくわかりませんが。
これがチームの戦い方というなら、仕方ないですが。


あと、福原に代わる、できれば若手の中継ぎ投手、出てきてほしいですね。

2015年7月25日土曜日

阪神2-5DeNA(7月25日・甲子園)

タイガース岩崎、久々の登板でしたが、勝利を飾ることはできませんでしたね。
以前から、「出だしはいいのだが、5回ぐらいから打たれ出したら止まらない」というのが続いていて、今日も同じような展開になってしまいました。

スピードボールはないけれど、独特のピッチングフォームで打者を幻惑するタイプのピッチャーなので、ランナーが出てから、つまりはクイックで投げなアカン時の投球が課題なのでしょうね。
それと、5回ぐらいでつかまってしまうというのは、やはりスタミナの問題もあるのかな。
もっと走りなさい(福本豊)ということでしょうか(^◎^;)。

そんなことで、最初はいい感じでも、いよいよ勝ち投手の権利、というところで崩れてしまうのですね。
そういえば、以前の岩田投手がそんな感じでしたね。
なかなか勝利投手になれない。5回につかまる。
あとアウト1つで。。。というところでね。

本人もでしょうけど、見てる方もジリジリしてしまったもんです。
その岩田投手も、今季は絶好調。下半身もどっしりとしてきました。
つまりは、岩崎もこれから、ということなのでしょう。まだプロ2年目ですし。
3年目、4年目となるにしたがってスタミナもついて、というのを期待しましょう。

あとはリリーフですね。
歳内くん、ホームラン打たれちゃいました(-◎-;)
期待してるねんけどなあ。いつか、先発ローテーションの一角に、と思いっているのですが。
不用意な投球も多いですね。まだまだ勉強ですかね。
でも、ストレートもスプリットも、いい感じです。
彼にかぎらず、若手の中継ぎ投手がもっと出てきてほしいです。
松田、島本、そのほかそのほか。。。
後半戦は、そこが鍵になると思うのですが。

2015年7月24日金曜日

阪神3-0DeNA(7月24日・甲子園)

見応えのあるいい試合でした。
それというのも、勝ったからでしょうけど(^◎^;)
実際、3回表の、ミスからのピンチで失点していたら、
「目も当てられない悲惨な試合」になっていたでしょうし(^◎^;)
しかし、今季のタイガース・藤浪はここからが違うところでした。
いざというときにストレートで勝負できる。
いざというときに力を発揮できる。

実に心強いです。
メンタル面での成長を感じますね。技術的な進歩以上に。

ベイスターズ・井納もいいピッチングをしましたが。
打線の援護がなく、残念だったでしょう。

江越が、一昨日に引き続いて素晴らしい一打。
打率一割台でも、こういう選手は残しておいてもらいたいところですが。
チーム的にはどうでしょう。
こういうバッターが打線に一人でもいると、相手チームは嫌な気分でしょうけどね。

そうそう、忘れそうになったけど、今日も1回裏、先頭バッター鳥谷がヒットで出塁すると、2番上本には迷わず送りバントのサイン。
まあチームの打率などを考えると、当然というような作戦なのでしょうけど。
こういうチームにしてしまったのは、こういう作戦のせい、とも言えるわけで。
これでは1点はとれても、チームに勢いはつきませんね。
でも、これがタイガースのスタイルなのかな。
「守り勝つ野球」
ちょっと違うような気もするんですが。

いつからこうなってしまったのか。


阪神4-2巨人(7月22日・甲子園)

1日遅れの書き込みです。暑くてやりきれません。あ、それから雨ね。昨日も昼間は雨でしたから、「どうせないやろう」と思ってたら、さすが甲子園&阪神園芸さんの力で、そして4万を超えるファンの力で試合は強行されました。

ううむ。
勝ててよかったです(^◎^;)。
初回の新井のタイムリー。6回の江越のホームラン。
初回のタイムリーは、前日のマートンのタイムリーもそうですけど、ジャイアンツの外野手がなぜか前進守備だったんですね。
ちょっと、実はナメられていたのかな(^◎^;)とも思います。
まあ、今季の実績、チームの成績からすると当然かもしれませんが。
ほんのちょっとした違いですね。いつもそうなんですけど。

江越は、昨日はようやくいつものフルスイングになっていました。
打率1割台でも、ビュンビュン振ってくる。そんなバッターはタイガースにはいませんね。
活躍して欲しいんだけど、こういうバッターって、タイガースというチームにはあまり好かれない事が多いので、ちょっと心配です。
以前、王貞治さんがテレビで、これからの野球選手について、
「自分的には、3打席空振り三振しても、4打席目でホームランを打つ、そんな選手が見たいですね」
とおっしゃっていました。
今の日本のプロ野球には望めないのかなあ。
そういう選手が、チームに一人ぐらいいてもいいじゃないか、と思うのですがね。どうでしょう。

2015年7月21日火曜日

阪神2-1巨人(7月21日・甲子園)

いやはや。なんとも。
昨日に引き続き、両チームとも、なかなか決定打の出にくい展開でしたね。
なんとかかんとか、どうにかこうにか、マートンのタイムリーで勝ち逃げた感じです。
あのヒットも、レフトが通常の位置に守っていたら、そんなに守備の悪くない亀井でしたから、アウトになってたでしょうね。
勝負を決めるのは、ほんのちょっとしたことなんですね。
だから野球は面白い。

ジャイアンツ・杉内は、ほぼあの一球だけのミスショットといったところでしょうか。
形としては打ちとった当たりだったのですが、今日の甲子園はいつも以上に浜風が強かった。
ライト方向の飛球はことごとく押し戻される。
逆にレフト方向の打球はぐんぐんと伸びていく。
風も、今日のゲームのポイントでしたな。

派手なところは全くなかった今日の試合でしたが、投手戦と捉えれば、今日のような面白い試合はないわけです。
試合時間もあっという間。
こういうのはいいですね。

それにしても。
8回表、どうして福原じゃなくてメッセンジャー続投だったのでしょうね。
それと、オ・スンファンの調子は、やっぱりちょっと気になります。未だ絶好調とは言えないですね。
まあ来日して2年目で、いろいろ研究もされて、打者の目も慣れてきて、ということはあるんでしょうが。
そこはお互い様。
相手より、一歩でも二歩でも先に進めるかどうかが勝負の分かれ目。
その意味では、相手打者のことももっともっと研究して、更に磨きのかかったストレートを見たいものです。

2015年7月20日月曜日

阪神0-2巨人(7月21日・甲子園)

いよいよ後半戦の始まり。梅雨も開けたようですし、ぱあーっと気持ちよく勝ってほしいところでしたが。
ジャイアンツ・マイコラスに要所を締められてしまいました。とほほ。

岩田も好投しましたがねえ。
リリーフした高宮も、ホームランを打たれはしましたが。
2失点では、投手陣を責められませんね。
やはり、打つ方でしょう。
そらまあ、ゴメスのフライ・ぽろりはありましたけど(^◎^;)
そんなことはささいなことで。

それにしても。
このスコアはどうです。
両チームの今季の調子をそのまま表しているじゃあありませんか。
どちらも点が取れない。
ジャイアンツも、初回に無死1塁で送りバントという、ちょっと消極的ともいえる作戦。
こういう作戦をとらな、点が取れないのでしょう。
それはタイガースも同じ。

今日は両チームともミスは少なかったけれど(フォアボールも少なかった。試合時間も少なかった)、ここぞの打力が課題なのですね。
明日も同じような試合展開になるのでしょう。
どちらが勝っても負けても、おかしくない状態、ですね。
あとは運、かなあ。。。

【パノララ】柴崎友香(講談社)

雨が降り止んだらこんどは猛烈な日差し。台風一過というけれど、そういう爽やかさより「暑い」「蒸し暑い」というしんどさのほうが先に立ちます。連休でよかった。洗濯にはぴったりやし。休みでないとできない布団干しも、この天気なら短時間でばっちりです。

柴崎友香の長編です。
更新料が払えなくてどうしようかと迷っている主人公真紀子に、イチローから「家に空き部屋があるから貸すよ」ということで転がり込むことに。この木村家、イチローの父・将晴は全裸で洗車しているわ、思いついたら家を改築するわ。姉の文は、一人こもって創作活動。妹の絵波は周りのことにはむとんちゃく。そしてこの3人の母親みすずさんは女優なのだが、3人ともどうやら父親が違うらしい。

改築に改築を重ねた木村家は、本館と別館がどこでどうつながっているのだか。
そのうちイチローの不思議な体験、文さんの「特技」、突如失踪するみすずさんなど、物語はあちらこちらにはじけていきます。
その後、主人公の真紀子のこれまでの生き方も明らかになってきて、この家族との落差と価値観の違いがとても面白いことになってくるのですね。

ただ、いろんなことが起こりすぎて(これだけのキャラの強い登場人物が揃うと、それはそれは大変でしょう。もちろん書ききれないほどの登場人物あり)、ちょっと超常的な部分もあって、一つ一つのエピソード、ひとりひとりの人物像は面白いんだけど、ハチャメチャな後味というふうにもなってしまいました。ちょっと残念。

後半、真紀子は妹・絵波とともに映画作りに関わるわけですが。映画のように「同じシーンを何度も繰り返す」うちに、記憶も曖昧になり、実際に起ったこと、起こってほしかったこと、起こらなかったけれどきっとこうだったはずというものが、記憶として新たに形作られるのかなとも思いました。

そして、そういうことは本当は「問題じゃない」のかもしれません。
作中に何度か出てくるこの言葉は、ちょっと救いになりますね。
型にはまった生き方しか考えようとしない真紀子の両親(その両親の間にも問題あり)と、全く型にはまらない木村家の人びと。
どちらが正しい、ということもないのでしょう。そんなことは問題じゃないのでしょうね。

2015年7月19日日曜日

【桐畑家の縁談】中島京子(集英社文庫)

昨日の夜は珍しく、一晩中雨が降り続けました。それも大量に。お陰で滅多に止まらないJR環状線が半日以上も運休するという事態にまでなりました。

東大阪市にも避難準備情報が出たりしていたので、台風が通りすぎたあとも、長い時間緊迫した状態だったわけですね。
今日の夕方になって、ようやく交通状態も通常に戻りつつある(やっと)ということらしいです。

最近の気象状況というか、地震や火山の噴火も含めて、なんだか地球というものが今までと違う動き方というか、人類にあまり知られていないような動きをしているのではないかと、ちょっと超常的に考えてしまいますね。もちろん、地球温暖化とか、そういう科学的な根拠もあるのかもしれませんが。

そういう状況と、全く違う話です(^◎^;)

中島京子の魅力は、「常識とはちょっと離れているけれど、結構いそうな人」の「ちょっと嫌なところ」と「ちょっといいところ」を、常識にとらわれない視線で描くところかもしれません。
ちょっとかっこよく書こうとしすぎましたね(^◎^;)

つまりは、読んでいて「そうくるかぁ!」という話の展開と、「おる、おる、こういう嫌なやつ」というキャラクター。リアリズムと「非常識」の間の面白さ、でしょうか。

「桐畑家の縁談」では、保守的・旧日本的な父・母と、とてもおとなしくて人と接するのも苦手そうな妹・佳子を、姉・露子の視点で描くというもの。
露子は妹の家に居候しているが、その妹・佳子が突然「結婚する」と言ってきた。相手は台湾から来た青年。勤めている日本語学校で知り合った(らしい)。
オクテと思われていた妹の突然の結婚に翻弄される露子と両親。という物語。

周囲を慮って生きてきて、妹を心配しながらも、実は自分のことが一番心配、らしいのですね、この主人公。自分はなかなか結婚に踏み切れない。いや「踏み切らない」とも思っているのですが、妹の結婚宣言に戸惑ってもいるのですね。この心情の面白さ。

ちょっと典型的な(旧と新の)対立構造というか、対照の面白さに走ったところはあるでしょうが、いろいろ納得させられたり、考えさせられたりしました。それに何より、読んでて面白い。これが一番大事なところですね。

2015年7月17日金曜日

【火花】又吉直樹(文學界2015年2月号)

ついに芥川賞をとっちゃいましたね。
実は昨日、ようやく読み終わったところでした。
正直、取れるかどうか微妙かな、と思っていました。

文章能力は高いし、ユーモアのセンスも秀逸(シュールとも言えるか)。
ただし、「常識はずれの先輩を語るわたし」という設定は、ややありきたり。
そこら辺が、どう評価されるのかなと思いました。

いや、わたくしの読みが甘かったというか、浅かったというか。
ありきたりな題材で、思いもよらない物語を作った力量が評価されたようですね。

最初の数行は、ちょっと小説オタク的な始まり方です。
ここでくじける人がいるかもしれませんが、読み進めていくうちに又吉ワールド全開となっていきます。

ただし。お笑いだからといっておちゃらけたところは微塵もありません。
実の真面目に、誠実に、文章を綴っています。
そのアンバランスさが、とてもいい小説です。
ぜひとも、皆さん読んでください。

さて、今日の受賞会見をYouTubeで見ました。
前回の芥川賞・直木賞(西加奈子)の会見と、ずいぶん様子が違っていました。
多分、こういう「文学」とはおよそ関係のなさそうな、ワイドショーのレポーターらしき人たちが、だらだらとした質問を続けていて、作品に込められた思いや創作の裏側といった、文学オタク的な聞き方はあまりされなかったのが残念です。そういうレポーターは、又吉氏を「芸人」としてしか見ていないのだな、と思いました。

会見の中で最も印象的だったのは、「作品を書いたきっかけは?」という質問に、
「西加奈子さんの「サラバ!」を読んで、勇気をもらいました」
と言った場面。
そうです。素晴らしい作品はそれに続く作家を育て、勇気づけ、新しい作品を生み出す力を与え、そうやってさらに新しい作品が生まれでていくのですね。
これからも又吉氏に続く作家が生まれて、新しい作品が生まれていくのでしょう。

2015年7月15日水曜日

阪神0-3広島(7月15日・甲子園)

台風接近の影響で強風が吹く甲子園。しかも普段とは逆のレフトからライトへの「逆浜風」(造語です)ですから、ライト方向への長打がでやすいのでは。
おおっ、好調の福留には絶好の風ではないかっ!

という淡い期待は打ち砕かれてしまいました。
今日はホームランも出ない展開。

メッセンジャーは好投していましたよ。中4日のハードスケジュールにもかかわらずね。
失点は仕方ないですね。

それよりも打つ方です。
初回、俊介のバント失敗は痛かったですね。
あれが決まっていれば、つづく福留の一打がタイムリー、先制点となったところでしたから。
とはいえ。
いつものことながら、初回フォアボールで出たランナーを送りバントで2塁に送る作戦。
コントロールに苦しんでいるカープ薮田を助ける作戦だったような気がしてなりません。
その後もフォアボール、デッドボールの連続でしたからね。
くれたチャンスが何回もあったのに、ひとつもものにできませんでした。
残念。

さらに前半最後の試合ということもあって、リードされた状態でもつぎ込んだ勝ちパターンのリリーフ陣、安藤、オ・スンファンが相次いで失点してしまって、思惑が外れまくった感じでした。

負け越した状態で前半終了。とはいえ、相変わらずダンゴ状態のセ・リーグ。
ペナントレース終盤まで、こういう状態なんでしょうかねえ。ふぅ。

阪神5-2広島(7月14日・甲子園)

能見は本当のところはどうなんだろうなあと思っていました。
「どうなんだろう」というのは、「もう力が出ないのかな」というのと「体力が続かなくなっているのかな」つまりは「年齢的な限界か」ということなんですけど。

いつも5回あたりでつかまってしまうのですね。
そこからは連打、フォアボール、なんかで崩れてしまう、というのが今季の負けパターン。
最初はいいねんけど、というのが続いていました。

しかし今日は、頑張りましたね。7回まで。
さすがに100球を超えるとしんどいのかな、という気もしましたが。
それと、ちょっと自分のイメージとは投球パターンが違っているのかな、という気もしましたが。
直球で追い込んで、変化球でアウトを取る、というのがイメージなのかなと思いますけど。
なかなか「直球で追い込む」ということができない。

まあベテランですから、これからしんどい時期になるけれど(暑いしね)、なんとか踏ん張ってくれるというか、立ち直ってくれるのではないかな、とも思います。
夏場にしんどいのは、バッターも同じですからね。

さて、今日のゲーム。
能見の踏ん張りもありましたけれど、カープの打線がちょっと勢いがないかな、と感じました。
ランナーが出ても、かつてのような「いやらしさ」をあまり感じないですね。
足でかき回す、ということができていないような。
機動力が売りのチームやったのになあ。
全般に、攻撃が淡白に見えてしまいました。

あ、でも数試合前のタイガースが、ちょうどこんな感じでしたね。(^◎^;)
ランナーが出たらバント。でも失敗する(^◎^;)。
次のバッターは強行。でもランナーは1塁分しか進めない。
とかね(^◎^;)

どんなチームでも、そういう「落ち込むとき」というのがあるのですね。
それをどう乗り切るのか、がベンチの采配であったり、コーチの指示であったりするのでしょう。
カープもこれからどうなっていくのか。楽しみでもあり恐くもあります。
でないと、ペナントレースが盛り上がりませんからね。

2015年7月13日月曜日

巨人11-2阪神(7月11日・東京ドーム) 巨人2-4阪神(7月12日・東京ドーム)

昨日一昨日と、合唱団の練習があって、観戦できませんでした。
11日は、まあ終盤まで見るまでもなく、という展開でした。
藤浪くんの調子が良くなかったみたいですね。
そして、課題の中継ぎ投手。勝ちパターンで出てくる投手もそろそろ疲れ気味なのですが、リードされた状態で出てくる投手はさらに輪をかけてよろしくありません。
ツーアウトをとったあとでも失点するパターンが続いていますね。
気を抜いているわけではないでしょうけれど。
メンタル面の弱さが出てるのかなあという気がします。
それ、ちょっとベンチにも感じるんですけどね。
頑張れ、平田ヘッド! と叫びたい気持ちです。

さて、昨日はなんとか3連敗を逃れた形ですね。
終盤の代打攻勢が功を奏しました。
菅野を降板させたのが、ジャイアンツ側としては誤算だったようですね。
どのチームも2番手、3番手の投手が(勝ち試合でも負け試合でも)鍵になっているようです。

やはり投手力。
打つ方がどれほどよくても、やはり最後は投手力、なんでしょうね。
シーズン後半は、さてどうなることやら。

2015年7月11日土曜日

巨人4-2阪神(7月10日・東京ドーム)

伝統の一戦。首位決戦。
というにはあまりにも両チームの成績が芳しくありませんが(^◎^;)
ともかくも、1位と2位のチームであることは間違いありません。

にしては。
ちょっとチーム力に差があるような。
ジャイアンツは「そつなく点を取る」「きっちり守る」ということがちゃんと出来ているチーム。
タイガースは「肝心なところで詰めが甘い」チーム、と言わざるを得ません。
ま、今日の試合を見て、ということですけどね。

一死三塁で、内野ゴロでなぜゴメスは本塁をつかなかったのか。
なぜ「6番・阿部」を必要以上に警戒したのか。
なぜ3点差で筒井、歳内だったのか(結果的に無失点で切り抜けられたけど)
そしてキャッチャー小宮山というのは、何を意図して?

まあ、いろんなことがありますわな。
あと一歩、というところまでは来てたのですがね。
得点が犠牲フライと内野ゴロによるものだけ、というのはなんとも情けない。
ジャイアンツにすれば「この1点は仕方ない。でも1点でしのぎたい」という思惑の中での失点ですからね。痛くも痒くも(痒いくらいはあったかもしれないけれど)なかったわけです。

そして相変わらずの「右・左」にこだわった打順。森越って、打てるのかいな。

それぞれ「形」にこだわるチームだと思うのです。というか、監督だと。
その形にはまるのがジャイアンツ、形にはまりきらずにうろちょろしてしまうのがタイガース。
そんなふうに見えました。
ま、今日に限ったこと、というふうに見ておきましょう。

2015年7月9日木曜日

阪神3-2中日(7月9日・甲子園)

延長11回の裏。ドラゴンズのクローザー福谷はストライクが全く入らず。
3つのフォアボール。あげくにワイルドピッチでサヨナラ(^◎^;)

こんなことが起こるのですな。
拾ったような試合でしたね。

今季初登板の秋山くんは、途中まではヨカッタですが。
6回のピンチは、やっぱりなあという気がしました。
それまでに打撃陣が点をとらないとね。

今日もバントの失敗とか。いろいろありました。
いい守備もあったけどね。特に大和はさすがですね。

選手起用では、いろいろ「?」もありました。
ゲーム終盤で、鶴岡がランナーに出ても代走なし。
まあ後のことを考えて、ということだったんでしょうけど。
日によって勝負の賭けどころがちがうのが、ちょっと気になります。
なんというか、ドシッと構えていないような印象を受けるんですよね。
その場その場の雰囲気で采配しているのかな、とかね。

まあファンはなんの責任もなく、勝手なことをいうわけですが(^◎^;)
しかも終わってからね。結果が出てしまえば、誰でも何とでも言えるわけでね(^◎^;)

ちょっと心配なのはオ・スンファン。
昨日もそうだったけど、ちょっと投球が上ずり気味。いわゆる「押さえが効かない」状態に見えました。
まあ疲れもあるんでしょうね。日本のこの季節は体調維持が難しいし。
今日もどの選手も汗だくで、アップになると誰も彼もがにがーい表情。蒸しっとしてましたからね。
こんな中で毎日プレーする選手たちは大変です。
あ、明日からは東京ドームですよ。
すっきりとした気分で試合してください。いちおう、首位決戦ということで(^◎^;)。

2015年7月8日水曜日

阪神1-5中日(7月8日・甲子園)

打てませんね。点が取れませんね。
1番上本、2番大和。ともに打率2割台。大和に至っては、今日ようやく2割をキープ。
これではあまり点が入るような気になりませんね。
まあ上本が調子が良くなってきて、塁に出るということになれば変わってくるのでしょうが。

頼みの綱はクリンナップ。しかしそこで得点できなければ、あとはずるずる。
今日も何回あったかなあ。ダブルプレー。
運もなかったけどね。
いい当たりがライナーになったり、相手チームの攻守に阻まれたり。

でも、こういう試合運びを、実はタイガースがやりたいんですよね。きっと。
だから打つ方ではあまり期待できないけれど、大和をスタメンに入れているわけだし。
守り勝つ、という形にしたいのかな。
その割には、昨日などは点を取りにいく仕掛けがとても早かったし。

そういうことを考えているうちに、そういえば今年のスタメン捕手は梅野やったなあ、などということを思い出しました。
つまり、今年のはじめは「若手を育てるんや」と思ったわけです。
ところが負けが続くとあっさりとベテランキャッチャーにチェンジ。
なんだか今年は、一環したものが見当たりません。
だからなんだか煮え切らない思いが残るのでしょうね。
強くても弱くてもいいから、今年のチームカラーというものが見てみたいです。
チームカラー、今はぼやけてます。

阪神0-3中日(7月7日・倉敷マスカットスタジアム)

岩田はそんなに悪くはなかったですね。
それより攻めの甘さが出たというか、攻めきれなかったですね。
バント失敗とか。
マートンのサードタッチアウトとか。
あれ、何だったんでしょう。
ノーアウトで三塁、となれば「ゴロ・ゴー」とか「あたり・ゴー」とか、あるいは「待機」とかじゃないかと思うんですけど。
そのあたり、どれくらい徹底できていたのかな、というのを思いますね。
それは、選手の責任じゃなくて、ベンチの責任なのでは、という気がしますが。どうなんでしょう。

それから、8回表に救援したのが歳内というのも、どうだったのか。
確かに1点負けてたわけですけど、たった1点だから、考えようによっては勝ちパターンの投手リレーもありえたわけですよね。
というか、1点差で終盤なら、勝負に出ても、と思うのですが。
歳内がどうとかいうわけではなく、安藤とか福原という選択肢はなかったのか、ということですね。
特に9回になって高宮を登板させるのなら、というのもあります。

勝ちにいきたいんだか何なんだか。
そんな気分にさせた試合でした。

まあね、マートンの走塁にしても歳内の投球にしても、その他の采配にしても、いつもいつも完璧という訳にはいかないということはわかってますから。
これからこれから、ということでしょう。
でもファンは、いつもいつも面白い試合を、と思うのです。
その点では、ドラゴンズのプレーですけど、鳥谷のライトへの当たりを好捕した平田のプレーは、拍手を送りたくなるものでした。
こういうプレーが、見たいのですよね。

2015年7月6日月曜日

DeNA6-7阪神(7月4日・横浜スタジアム) DeNA1-8阪神(7月5日・横浜スタジアム)

週末2日間、家を離れていてすっかり野球と離れた生活でした。
野球と離れた、といっても試合を見なかった、というだけですけどね。
大げさじゃないね。

で、その間、混戦というかごちゃまぜというかConfusionとなったセ・リーグがどうなったのかも知らずにいました。

どうせ5位(-◎-;)、とか思っていましたが。
失礼しましたm(__)m

なかなか頑張ってましたね。
山本くんって、誰(^◎^;)。失礼しました。

今週末は失礼ばっかりですね。

ゴメスも上本も福留も好調をキープ。
なんとかいい状態でいるらしい。

次の試合が楽しみになってきました。いや、ほんとに。
まだまだ混セが続くでしょうし。

2015年7月3日金曜日

DeNA4-3阪神(7月3日・横浜スタジアム)

まさかまさかの4連敗。
首位復帰も、貯金も、メッセンジャーの勝利もいっぺんに消えてしまいました。

こういうことがあるんですね。
今日のオ・スンファンは、制球がよくなかったですね。
ボールが全部高かった。
今まででも、あんまり見たことなかったなあ。
梅雨で体調が悪いのかなあ。
雨で調子が出なかったとか。
雨が嫌いなのか。

ともかくも。
オ・スンファンはクローザーなのですから、それで負けたらしかたないですね。
誰も責められませんね。

まあ、年中調子がいいわけではないのですし。

それにしても、勝てなかったのは痛いですけど。
大和のタイムリーなんて滅多にないし(^◎^;)
打つ方はちょっと上向き加減やん、と思ってたしね。
メッセンジャーは、最後は失点したけど、大崩れはせえへんし。
何もかもうまくいく、と思ってただけにね。

ほんま、こういうことがあるから野球は面白いのです。
連敗したけど、明日はまた違う日になるよ。

山本、ですか。

2015年7月2日木曜日

山崎ナオコーラ

野球情報にかまけていて、読書ノートをすっかりサボっていました。
本、読んでます。
暇さえあれば読んでます。

5月は「山崎ナオコーラ月間」でした。
まとめてたくさん読みました。

人と人が引き合うのは、どういう作用なのだろう。
男と女とは、何が違うのだろう。
ということを、あれこれあれこれ深く深く考え続けている人ですね。

ジェンダーの問題を、ある軽さを持って(軽々しくということではない)書くことのできる人です。
男らしく、女らしくということのバカバカしさを訴えつつ、それに依存してしまう本性のようなものにも真摯に対峙している姿勢に、頭が下がります。でも楽しい。
心と心が惹き合うことは、男と女という関係だけでなく、同姓でもあり、さらにはビー玉(^◎^;)にまで及ぶのですね。この垣根のなさが、この作家の魅力だと思います。

そして最近は、どうやら「文字文化」というものに、平たく言えば出版ということに、応援する姿勢が強くなっているような気がします。まあこれは山崎氏に限ったことではなく、最近の作家には多くある傾向なのですが。そしてそれは、読者としてはとても心強いものです。

以下、読んだもの。
どれも面白かったです。
中で1冊、となれば「ニキの屈辱」かなあ。
性差を越えようとして、でも「女」であることを望んでもいる、という主人公の姿が、とても切ないです。

【この世は二人組ではできあがらない】山崎ナオコーラ(新潮文庫)
【長い終わりが始まる】山崎ナオコーラ(講談社)
【ここに消えない会話がある】山崎ナオコーラ(集英社)
【カツラ美容室別室】山崎ナオコーラ(河出書房新社)
【手】山崎ナオコーラ(文藝春秋)
【ニキの屈辱】山崎ナオコーラ(河出書房新社)
【指先からソーダ】山崎ナオコーラ(朝日新聞社)
【男友だちを作ろう】山崎ナオコーラ(筑摩書房)
【昼田とハッコウ】山崎ナオコーラ(講談社)
【私の中の男の子】山崎ナオコーラ(講談社)
【論理と感性は相反しない】山崎ナオコーラ(講談社)
【モサ】山崎ナオコーラ&荒井良二(メディア・ファクトリー)

ヤクルト10-1阪神(7月2日・神宮球場)

久しぶりの3連敗。とほほのほ。
能見にしても連敗を止めることはできませんでしたね。
デニング、中村、そしてピッチャーにタイムリーを浴びるとは。
気を抜いたわけではないでしょうが。
悔やまれる投球でした。

まあたまにはこんなこともありますわな。
8回裏には島本が火だるま。

まあ、こんなこともありますわな。

首位陥落。とはいえヤクルトとは同率。それも5割。

。。。。。。
買っても負けても、なんとも意気があがりませんね。
今年のペナントレースは。
というか、今年のセ・リーグは。

それにしても。
打順の入れ替えとか、いろいろやってるけど。
なんとも場当たり的に見えて仕方がありません。
とにかく勝ちたい。
目先の1勝を、ということですか。
気持ちは分からなくはないですが。

なんとなく、こんなチームカラーやったかなあ。。。。と思わなくもないです。
あ、どんなチームカラーだったか、は、思い出せない。。うむむ。

2015年7月1日水曜日

ヤクルト6-4阪神(7月1日・神宮球場)

久しぶりの連敗でした。
昨日、今日と、1番2番が全く機能しないのが痛いですね。
今日に至っては、得点はすべてホームランによるもの。
まるで別のチームを見ているよう。

いわゆるローテーションの谷間というやつで、主力でない(失礼!)投手が投げることになるんですね。
で、今日は岩貞。
初めのうちは何とかなってたけどなあ。
フォアボールがいけませんでしたね。本人は変化球を投げすぎてストレートがシュート回転した、なんて言っているようですが。

言い訳ですね。

そんなことを言っているようでは、まだまだですね。
ベンチの信頼、ファンの信頼もまだまだかなあ。

で、今日は好調福留がベンチスタートだったんですね。
ちょっとした休養、ということもあったのかなあ。
サードは新井良太やったし。今成は?

ううむ。

ここらへんに「ローテーションの谷間」という感じが強く出てたような気がします。
岩貞を3回で諦めるという、早めの継投も含めて。

もちろん、今日は負け試合と、はじめから思うわけもないでしょうが。
ちょっと今日は、始まる前からおかしな感じがしました。

まあ相手投手が左の成瀬だったということも、もちろんあるんでしょうけど。
だったら6回の代打は柴田じゃなくて俊介でしょう、と思うのだけれど。

どうもねえ。
選り好み、というほどひどくはないけれど、選手の好みが色いろあるみたいに見えて。
いや、もちろん投手との相性とか、そういうことで起用しているんでしょうけど。
なんとなくね。釈然としないものは感じます。

で、やっぱりほしいのはタイムリー。打線のつながり、ですね。
一人二人が打つだけではなんともならないのであって。
見てる方も、ホームランは楽しいけれど、やっぱり応援しがいがあるのは選手が塁を埋めることですよ。そこで一打!

そういう試合を期待しています。