2018年8月1日水曜日

7月も終わり 「第2図書係補佐」 又吉直樹

今日までの読書録を見ると、ようやく50冊を超えたところ。
月に10冊も読んでいない。読めていない。

もっと読みたいなあといつも思うのだけれど。
昔に比べても(昔、ものすごく読んでいたわけでもない)読むのに時間がかかっている。

なにしろ、老眼だ。
ちょっと暗くなると、読めない。
小さい字も読めない。
(ハズキルーペをかけるほどではない。と思っている)

そうなると、いちどきに目に入る情報を、充分に把握することができなくなる。らしい。
つまりは、視野が狭くなっているのだ。

ああ、そういえば。
年寄りはみんな、視野が狭いよなあ。
と、これはまた、違う話。

考えてみれば、毎日1冊読んだとしても、年に365冊しか読めない。
10年で3650冊。
30年でようやく、1万冊だ。
(このあたりで、計算するのが億劫になっている)

読める冊数には限りがあるということだ。
だとしたら、無駄に読書はしたくない。
無駄に、つまり、面白くない話は読みたくない、と思う。

しかし。
面白いかどうかは、読んでみないとわからない。
評判になっている本、ベストセラーでも、自分にとって面白いかどうかは、読んでみないことにはわからない。
(最近は、世間との嗜好の乖離を感じることが多いので、余計にそう思う)

そんなとき。
「おそらくこの人は、自分と同じように本を楽しんでいる。だったら、この人が読んでオモシロイと思った本、おすすめの本は、まず間違いないだろう」
ということで、人を選んでしまうのである。

そこで、又吉直樹が出てくるのである。

又吉直樹 「第2図書係補佐」(幻冬舎よしもと文庫)

純粋に、本の紹介でも批評でもなく、どんなときにどんな気持ちで読んだかを、エッセイ風に(ときに物語風に。創作もあるはず)書いたもの。

先日読んだ「昔日の客」も、ここで紹介されていたので読んだのでした。

さて、月も変わったし。
ぼちぼち、読んでいこう。

読書は、楽しい。

2018年7月25日水曜日

うかれている 「昔日の客」関口良雄

東京オリンピックまで、ちょうど2年、ということらしい。
どこもかしこも(というのは、テレビの中の世界だが)、オリンピック特集。
過去の映像なども流している。
そして、今の映像も。
新国立競技場が、どれぐらい出来上がっているか。
みんな「わくわくしている」らしい。

まったくしていない自分は、なんなのだろう。

連日の猛暑に、スポーツのことなど考えられない状態。。

いや、それにもまして。
先日の、サッカーワールドカップのときと同じ感情だ。

全国民が一体となって


一体となって?

勝手に一体にしないでほしい。

そんな気持ちがわいてきている。
だれか、どこかで、おかしいと思う人はいないのだろうか。
何千億円もかけた建築費。
人員をつぎ込んでの準備。
ああ、本番当日は、どうなるんだろう。

「熱い応援が」繰り広げられるんだろうなあ。

なにもかもが、ありきたりの表現に埋めつくされているようで。
そこに、多様性はあるのか。
そこに、寛容はあるのか。

がんばれニッポン だけでいいのか。

なんとなく、世間から遠ざかっていく自分を感じる。


関口良雄の「昔日の客」(夏葉社)を読んだ。
古書店「山王書房」の店主である著者が、色んなところに書いていたものをまとめたもの。
著者は、ちょうどわたくしの親の世代にあたるらしい。
還暦を前にして、今まで書いたものをまとめて出版しよう、と思ったらしい。

しかし、その時すでに本人はがんに侵され、出版を待たずして旅立った。
山王書房には、尾崎紅葉、尾崎一雄をはじめ、様々な有名無名な人々がかかわっていたらしい。
それらの思い出を、小冊子に連載などしていたものらしい。

今となっては、文学史の中に埋もれて、想像するしかないような人たちとの交流が、なんとも楽しく(ときに哀しく)綴られている。

古書店の店主、といっても、決して堅苦しくなく、むしろ「酔うと、大声でうたう癖があったので」というくだりは、著名な作家との会合でも、見境なく発揮されたりして、ほんまに大丈夫かいな、と思ったりする。

こういう時代があったのだ。
作家が、作家然としていて、しかし、作家然としていなかった時代が。

また、すべての文章からにじみ出てくるのは、あたりまえなんだけど、本に対する深い愛情である。そして、本を愛する人たちとの、信頼のようなもの(絆 とは言いたくない)である。
それがなかったら、古書店はできないのだろうなあ。

考えてみれば、古書店とは不思議な商売だ。
本を愛していなければできない商売だろう。
誰もが欲しがる本を、できれば揃えたい。
しかしそれは、商品となるべきものである。
決して個人のコレクションには、なりえないのだ。

だからこそ、売るときには、買い手に対する信頼が必要になるのではないか。
その本の価値を、買った人はわかってくれる、という信頼が。

図書館で借りてきたのだが、ながらく絶版となっていたものが、何年か前に復刻されたものである。

2018年7月22日日曜日

晴耕雨読 「おらおらで ひどりいぐも」

連日 猛暑である。
38度が 何日も続くとは、異常。

子供のころは、32度を超えると、暑ッ となって、プールへ行くか、アイスを食べるかなど していたような気がする。
京都で36度、とかいうニュースを聴いて、盆地は暑いねんなあ、そんなとこに住んでなくてよかったなあ、などと思っていたものだ。

ところが。
いまや大阪でさえ、連日37度である。
体温より高いとは、どういうことか。
毎日 お風呂に入っているようなものだ。

さらに なぜか今年は、夕立というものがほとんどない。
お昼がからっと晴れて、30度を超える気温になると、かつては 夕方ごろに 入道雲がもくもくとわきあがって、ざあっとひと雨きたものだ。

なんだか、いままでの 子供のころからの 自分の常識が 通用しなくなってきているようだ。
都会に限らず、いたるところで 今までの常識は通用しないのかもしれない。

日本国中、道路という道路は 土からアスファルトに変わり、いまや国土は 平らな人工物に覆われた状態なのだ。きっと。
こんな状態にしたのは、土のデコボコよりも、アスファルトの滑らかさを 選び取ってしまった、わたしたちの責任なのだ。きっと。

気候は 天から与えられたものだから、この理不尽とも思える気候には 天にうらみを言いたくなってしまうが、責任の一端は 自分たちにあるのだ。きっと。

そして、人工物でまみれた世界で 生き残るためには むりやり生きる方法を考え出さねばならず、自然に体を冷やすことができず、機械に頼って冷やすしかない。
冷房。
そして多くの電力が消費される。
消費されるとういことは、更に生み出されるということ。
供給されるものがなければ消費されない。
供給量は どんどん 増えていく。
それもまた、自然に与えられたものではなく、自分たちが無理から作り出さないといけないものだ。

この循環を、もはや止めることはできない。
生まれたときから、この環境で生きてきているのだから。
生まれたときから、道路がきれいで、電気は無限、という世界に慣れ親しんできているから。

そういう自分は、変えようがない。
(もう、だいぶ 歳 いきましたし)

文句を言いながらも、こうやって生きていくしかないのだな。
生きていくためには、どこかで折り合いをつけないことには。

そう。
なんだかんだ 言っても、生き抜いていくことが大事なのだ。
生きていることが、だいじなのだよ。きっと。


以上、「読書」とはなんの関係もない話である。

そろそろ学校も夏休みなのかなあ。
わたしらが子供のころと今とでは、学校の時間割も違うし、年中の行事も違ってきているらしい。(子供がいないから、よお知らんのです。)

とにかくも、1年が半分以上過ぎたことは間違いない。
あっという間に、6割方、行ってしまうのだろう。

ということで(どういうつながりか、自分でもよく分からないが)、ぼちぼち読書日記も再開したいなあと考えたのだ。

そう、あまりの暑さに、暇があってもどこにも行く気がせず(もともと出不精なのだ)、冷房のきいた部屋で(電力ありがとう)、ちまちまと読書を続けているのです。

今年下期の芥川賞、直木賞の発表も、先日あったねえ、
で、今年上期の芥川賞受賞作

「おらおらで ひどりいぐも」

を読んだのだ。

これはすごい。あ、すごい という言い方は芸がないなあ。
とにかく、衝撃と感動の一大傑作だ。

出だしの
「おらだばおめだ。おめだばおらだ」
のリフレインで、まずぶっとぶ。

この言葉のリズムはなんだっ! と思ったら、すぐに答えがあった。
ジャズだ。
作家、60代にして、ジャズ。
いや、確かに、60代なら、「ジャズ」なのだ。
それが、東北弁で、実にすらっと出てきて、この世界に入らされてしまう。

圧巻は、過去・現在・未来の大勢の自分(桃子さん)が、列をなして亡夫の墓参りに行くシーン。
圧倒される、とはこのこと。

その迫力は、最後まで一貫していて、すごいものを読んだ、という気分にさせられる。
ああ、結局 「すごい」 としか言うてませんね、わたくし。


「晴耕雨読」
というが、雨でなくても、外には出たくないから、結局「読読読読」になる。
しばらくは、つづくのだろうなあ。

2018年7月15日日曜日

日日

しばらく ブログの更新を 怠っていた。
この間に、大雨があり、炎天があり、また大雨があった。

ファンである タイガースの試合は追いかけ続けているが、
ずっと試合結果だけを見ていることに
それをブログに書いているだけという自分に
なんとなく これでいいのだろうか という気分に なってきている。

更に追い打ちをかけているのが サッカー。
ワールドカップのニュースが、連日報道されているのを見て、
なんだかなあ という気分になっている。

「日本国中の注目を集めて」
「全国民が一つになって」

なってませんけど。

スポーツは楽しい。
次に起こること に いつもわくわくする。
それは、どんなスポーツを見ていても 同じ。
馴染みのないスポーツでも、競技をしている選手の 一生懸命さに 感動する。

する のだけれど。

「全国民が」「一つとなる」ことに、価値を見いだせないのだ。きっと。

ある種の虚しさが空しさが 自分の中に 巣くってしまっている。

ここから 抜け出そう。
なんとか。

2018年6月25日月曜日

阪神3-11広島(6月23日・甲子園) 阪神6-11広島(6月24日・甲子園)

昨日は雨の中を。今日は炎天下を。
お疲れ様です。

カープに三連敗。
なんとも、はがゆい。

打てないのは相変わらずだが(今日はなんとか粘ったらしい)
最近は、メッセンジャー、秋山、岩貞と、これまで安定していた投手でも勝てない。
というのが気になる。

さらに、ここ最近は、リリーフ陣が打ち込まれるケースが多い。
それも、負けパターンのリリーフだけではなく、勝ちパターンのリリーフ陣も、ほぼ失点する。
ほぼ失敗する。

今日に至っては、頼みの綱のドリスが5失点。
。。。。。。


ぼちぼち、あかんかなあ。。。。という気がしてきた。
試合の楽しみ方を変えないとなあ。

今年は期待が大きすぎたかも。
いい試合をしてくれ、タイガース。
と、だけ、言っておこう。

2018年6月22日金曜日

阪神3-5広島(6月22日・甲子園)

雨の影響で、交流戦が終わってすぐに次の試合。
なんか切り替えがうまいこといかへん。

まあ、選手にとっては、どっちでもいいことかもしれませんが。

それにしても、やはり打てませんなあ。
とくに、相手投手がちょっといい投手となると、さっぱりです。

カープ・大瀬良に10勝目を献上。
まあ、抑えのジャクソン、今村、中崎を苦しめた、というのはちょっといい気分だったけど。
あと一歩、追いつめられたらねえ。

あと、リリーフ陣が。
能見が新たに加わったけれど、昨日打たれて、連投は難しいらしい。
となると、枚数が足りなくなるのだね。

今日の試合も、秋山が失点しただけだったら、終盤は追いついていたわけだし。
カープにしたって、ジャクソン、今村がしっかりしておれば、もっと一方的に勝ててたわけやし。

いろんな場所で活躍するいろんな選手が、それぞれ必要ということですね。
そういう選手、でてこい。

阪神3-3オリックス(6月21日・甲子園)

タイガースの交流戦は、雨にたたられた、という印象を残した。
しかし、「中止のあとの試合は9連勝」というジンクスも作ったので、痛し痒しではある。

そして今日。
昨日中止だったから、今日は勝つだろう、という脳天気なことを考えるのがタイガースファンなのである。
そのほかの、嫌なジンクスは思い出さないように思い出さないようにする。
そんなことは、長年ファンを続けていると、なんでもなくできてしまうのである。

ドラフト1位の馬場投手。
良かったんだかどうなんだか。
まあホームランによる1失点ということだから、まずまず合格点なのだろう。
5回でマウンド降りたのは、はじめから決まっていたのかな。

打撃陣が調子が良ければ、おそらくは勝投手になっていたんだろうなあ。

あ、そういえば、おとといも今日も、代替試合ということで、テレビ中継がなく。
ラジオ中継を聞く気力もなく。
ネットで結果だけをちまちまと追いかけていただけなので。
無責任に書いてます。
(最後の一文、いつものことだけれど)

で、1点リードを、今日はリリーフ陣が踏ん張れず。
能見、桑原で逆転され。
しかし9回裏、糸井のホームランで追いつき。

あとは12回までだらだらと。。。。

なんとはなしに、締まりのない状態が続くなあ。
9回までで4安打とは。
これで勝ったらバチが当たるわな。

しかし、馬場は惜しかった。
まあ、ホントの実力があるんなら、これからなんぼでも勝っていくんでしょう。
期待しとこう。
次は中継があることを祈る。

2018年6月19日火曜日

阪神1-3ロッテ(6月19日・甲子園)

雨で流れた試合を、雨のなかでまたやり直す。
選手の皆さんは大変だ。

さすがのメッセンジャーも、立ち上がりは最悪だったらしい。
(きょうはテレビ中継もなし。なので結果しか見ていない)

それでも3失点で、後半はなんとか切り抜けていたのだから、たいしたものだ。

問題はやはり打線。
9安打しながら1得点とは。
つながりが悪いのだねえ。

ノーアウトのランナーが出ても得点できない。

もちょっと頑張ってもらわないとねえ。

とはいえ、まだ6月も終わってないのだし。
これからに期待しよう。
まだまだ、シーズンは長いよ。

2018年6月18日月曜日

楽天8-0阪神(6月17日・楽天生命パーク)

イーグルス相手に3連勝、とはいかなかった。

タイガース先発・才木のストレートはよかったけど。
そればっかりでは打たれてしまうということか。

というより、長坂のリードがどうだったのか。

若いから、ストレート勝負をしたかったのか。
スライダーとかカットボールとか(たぶん)のほうが、イーグルス打線には効果的やったように見えたけどなあ。

まあ、若いバッテリーやから、なにもかもが勉強でしょう。
リリーフした谷川や、そのほかにも高橋遥人や小野とか。
若い投手がまだまだいるよ。
久々に伊藤が投げてたな。

こういう投手が、来年から頑張ってくれるよ、きっと。

野手でも。
植田、糸原、熊谷、陽川。。。。どんどん若手が出てきて活躍してほしいなあ。

2018年6月17日日曜日

楽天1-2阪神(6月16日・楽天生命パーク)

どうでもいいことだけど、今年から「楽天生命パーク」という名前になったのだね。
いろいろかわって、ちと覚えにくい。
ま、覚えてもらおうと思っていろいろ変えてるんだろうけど。

さて、イーグルス・則本は、今年はなかなか勝てていないようす。
対する岩貞も同様。
どちらも、好投しても味方が点を入れてくれない、ということのよう。

あ、ちなみに、今日は大腸検査があって、ほとんど試合は見てません(_ _)

イーグルスが8回裏、均衡を破って1点を先取したとこらへんから見ました。
あ、これでようやく則本が勝利かいな。

と思ったけど。
9回にドラマ。

なんとタイガースが、中谷、高山のタイムリーで逆転。

最後はなつかしの守護神、藤川球児。

ずっと見てたら、しんどかったやろな。
いや、見ごたえがあったのか。

それにしても、投手が頑張っただけでは試合は勝てないのだね。
両チームとも。
ぼちぼち打線ががんばってくれないとね。

2018年6月15日金曜日

楽天0-4阪神(6月15日・楽天生命パーク)

タイガース・藤浪はよく投げた。
やっと勝った。

調子は良かったかな。たぶん。
フォアボールはあったけど、そこから崩れることはなかったし。

まあ、調子の上がってこない、イーグルス相手というのもよかったかな。
これで自信をつけてもらって。

リリーフにまわった能見。
久々、最終回の球児。
ベテラン二人もよかったねえ。
できれば球児にセーブが。。。というのは欲張りというものでしょう。はい。

日本ハム11-3阪神(6月14日・札幌ドーム)

頼みの秋山がねえ。
どうしたことか。

まあ、こんなこともあるのか。
しかし、交流戦にはいって、全く調子が上がらずじまい。

今日は自分の体調もあまりよくなく。
6失点したところで、テレビ中継とはおさらば。

その後にさらに失点を重ねるとは。

さらにニュースによると、マテオに続いてドリスも登録抹消とか。
やれやれ。

これからどうなるのか。
ま、なんとかなるのでしょうけどね。

これもタイガースよ。

2018年6月14日木曜日

日本ハム8-7阪神(6月13日・札幌ドーム)

惜しかったね。
もうちょっとで、同点、あるいは勝てそうやったのになあ。

とはいえ。
小野の調子はあまりよくなく。
というか、コントロール悪すぎ。
っていうのがずっと同じなのが問題かな。

ストレートもスライダーも、いい球なんだけどなあ。
ストライクが入らないとねえ。
それも、いざ、というときにね。

で、今日の誤算は、リリーフした尾仲か。
小野の球数が4回で90球に達した時点で、そして5つ目のフォアボールを出した時点で、尾仲にスイッチ。
これはまあ、英断ということかな。
尾仲は昨日、いいピッチングやったしね。

ところが、ワンアウトも取れないうちに、あれよあれよと同点、逆転、スリーラン(-_-;)

一気にやる気がしぼんだね。

でも選手はまだまだやる気やったみたい。

9回表、1点差まで詰め寄ったもんなあ。

結局は代打原口が、有原の、ボールからボールになるスライダーに空振りしてゲームセット。
というのは、ちょっと情けなかったけど。

でもまあ、4時間近くのゲームを、最後まで諦めなかったということは、褒めてもいいのかも。

なんか今日は、だらだらと見てしまった。
なんせ、2時間経ってもまだ4回の裏だったよ。
このだらだら感は、なんといっても小野のピッチングやんなあ。
投球リズムが遅すぎ。
制球力よりも、そっちの方が問題かも。
だから味方も攻撃のリズムを作れず、援護できないのかも。

テンポのいいゲーム、よろしくおねがいします。

2018年6月13日水曜日

日本ハム5-10阪神(6月12日・札幌ドーム)

ファイターズ先発が斎藤佑樹。
こちら先発メッセンジャーに対して、これはあまりにも役者として非力なのではないか。
贔屓目ではなく、ちょっとおかしい。

こうなったら10点ぐらい取ったれ。
と思ってたら、ほんまに10点取りました。

これならゆうゆうにメッセンジャーの完投か。
と思ったら、8回裏に油断。
たぶん、ゆだん。

連続ヒットで降板。やれやれ。
あとを引き継いだ尾仲。9回は能見が抑えてくれて、事なきを得た。

リリーフが二人で済んだのは大きいのかどうなんだか。
ほんまは完投させたかったであろうなあ。
リリーフ陣は、全て休ませたかったであろうなあ。

ま、雨のおかげで連戦はなくなったわけだから、ちょっとは余裕はあるけれどね。

パ・リーグ球場ということで、指名打者制。
4番糸井が指名打者であった。
守りには高山がついた。

ということは、糸井はやっぱり守りに難があるのか。
「走・功・守」揃った選手、とみんなは言うけれど。
守りは一流ではない、ということかな。
目が悪くなってるとか。
そんな事があるのかもしれない。

さて、話題の齋藤投手。
際どいコースがことごとくボール判定になって、苦しくなった面もあるけれど。
なにより、球の威力を感じなかったなあ。
これからどうするんだろ。

2018年6月12日火曜日

阪神2-3ロッテ(6月10日・甲子園)

今日も甲子園は雨で。
どんどん日程が厳しくなっていく。
まあ、自然には勝てん。

しかし、試合には勝ってほしいもの。

昨日は中継も見れなかった。

で、どうやら負けたらしい。

2点しか取れないようではなあ。
新人投手には厳しいなあ。

チャンスで打って欲しい。
もう1本。
あ、チャンスもなかったか。

ともかく。
9連戦と思ったのが、雨でちょっと余裕ができた。
くらいに、ポジティブに考えて。

切り替えて。

2018年6月10日日曜日

阪神3-2ロッテ(6月9日・甲子園)

2点リードでドリス投入。
これで安心と思いきや。
まさかの連打。まさかの悪送球。
で、あっという間の同点。
そして延長。

というところまで見てたんですがね。

後で見たら、サヨナラやないですか。
しかも、山崎?!
しかも、ラストも悪送球とは。

こんな事があるのだねえ。
野球は面白い。

今日のテレビ解説が、元ロッテの里崎氏。

「交流戦はね、同じリーグが全勝すると、今日一日、何もなかったことになるんですよねえ」

そのとおりになってしまいました。

順位もゲーム差も変わらず。
しかして、いつの間にかタイガースはリーグ2位なのだね。
負け越しているのに。

あといろいろ。

糸井って、実はあまり守備がうまくないのかなあ。
そういえば以前、福本豊氏が
「糸井はライトしか守られへんからね」
と言うてはったな。
なにか、守備に問題があるというのを見抜いていたということかな。

好投の岩貞に勝ちがつかなかったのが残念。

そしてこれから9連戦なのですと。お疲れ様です。

2018年6月8日金曜日

阪神2-1オリックス(6月7日・甲子園)

雨で仕切り直しの一番。
この時期に交流戦っていうのは、どうなんだろう。
代替試合は、大変だろうなあ。

梅雨の晴れ間の一戦。
投手戦。
バファローズ・金子もさすがのピッチングやったが。
タイガース・秋山はさらに素晴らし。

しかし、打線がなあ。
あと一打が出んのは、両チームとも。
ヒットは打つが、得点できず。
というのもやはり、投手の出来のよさなのでしょうね。
両投手とも、フォアボールを出さないもの。
締まった試合とは、こういうことなのだな。

そして、今日のヒーロー。
久々先発出場の鳥谷。

さすがベテラン。
4打席立つと、1本ぐらいは打ちますよ、と言いたげな決勝タイムリー。
守備でもいいところを見せていたし。
多少調子が悪くても、ずっと出続けてほしいところではある。
ま、チーム事情があるのでしょうけど。

とはいいつつ、若手の大山とか北条とかも活躍してほしい。
えごしなんかも。江越。変換しないよ。もっと有名にならないと。

ファンは贅沢なのである。

2018年6月5日火曜日

阪神2-3オリックス(6月5日・甲子園)

今日はサンテレビの実況中継があって。
今日でタイガース戦の中継が、3,333回目だそうだ。
サンテレビで3並び。
ということで、今日は特別に、小山正明氏がゲスト解説。

昨年でサンテレビの解説者を卒業した小山氏。
高齢でもあるし、健康状態はどうなのかなと思ったが。
かつてと同様、穏やかだけれども厳しい指摘で、楽しい実況であった。

最近は、何かと言うと煽ったり盛り上げたりという実況が多い中、サンテレビ(特に今日実況していた湯浅アナや、もう特別待遇になってしまった谷口アナなど)の実況は、大事な場面は画面に集中できる(つまり、余計なことをしゃべらない)し、といって盛り上がるツボはちゃんと抑えている。

さらに、湯浅アナは、どこかおかしいんじゃないかと思うくらい記憶力が抜群で、解説者が「あれ、いつのなにだったかなあ」と曖昧な記憶を一言言うと、「それは〇〇年の××との試合の、投手が△△、バッターが●●・・・」と、すかさず答える。

こんな実況は、日本全国でもここだけだろう。
自慢。

さて、肝心の試合のほうだけれど。

雨のそぼ降る甲子園。
先発・メッセンジャーは、どうも調子に乗れないようだった。
初回からピンチ。で、先制される。
2回目以降も不安定なピッチングだったが、不思議と点は取られなかった。

しかして、バファローズのアルバースは、すいすいとタイガース打線を手玉に取っていく。

しかし、中盤に逆転したのはタイガースであった。
ああ、ようやく。
これでなんとかなると思った矢先に。
メッセンジャーが連続被弾で、再逆転され。

あとはもういけない。
いつものごとく、チャンスで打てない。
無死2塁でも点が入らんもんなあ。
セイフティスクイズ連続失敗。
あああ。

うまくいかないときはなにをしてもうまくいかないものですなあ。
ま、実況が楽しかったから、まあええか。

2018年6月3日日曜日

西武10-5阪神(6月3日・メットライフドーム)

昨日とは逆スコア。こんなこともあるのだね。
守備の乱れもあって。
まあ投手陣の踏ん張りのなさもあって。
二桁失点となってしもおた。

5得点は、最近では上出来なのだけれどね。
今季初1軍の陽川が活躍したし。
嬉しい部分もあったのだけれど。

あと、藤浪ね。
いい部分もあったけれど。
まあ、以前のような、フォアボール、デッドボールをきっかけにぼろぼろになる、ということは、どうやらなさそうになってきたようだけれど。
だから良し、というピッチャーではないのだよな。
そういう「並の」いいピッチャーではないのだよ。
相手チームが黙ってしまうような、そんなピッチャーになれそうなんだけど。

ま、あと一息かな。
何もかも全然だめだった敗戦じゃないのが救い。
これからに、希望が持てる。
でないとやってられないからね。

この西武との三連戦が、いろんなことのきっかけになってくれたらなあ。

2018年6月2日土曜日

西武2-0阪神(6月1日・メットライフドーム)、西武5-10阪神(6月2日・メットライフドーム)

いつになったら勝ってくれるんだろうと思っていたけれど。
今日、ようやくの交流戦白星。

昨日は好投の岩貞を見殺し。
無死1、2塁も、無死3塁も、得点できず。
いつになったら点をとってくれるのかと思っていたけれど。

今日はぎょうさん打ちました。
糸井の満塁ホームランも効いたけど。
ロサリオを諦めて鳥谷を起用したのがあたったか。
鳥谷も、連続試合出場がなくなって、気楽になってくれてたらいいんだけど。

それにしても。
ライオンズのピッチャーの出来に救われた感もあるかな。
特に救援陣に難ありの様子。
ということは、早めに先発を降ろさせるような展開になったら、勝機があるということやね。

明日は榎田。そしてタイガースは藤浪。
なんとはなしに、面白くなりそう。

2018年6月1日金曜日

阪神2-5ソフトバンク(5月31日・甲子園)

ホークスに3連敗。かあ。
先発・秋山はよく頑張ってたのになあ。
どうして8回に交代させたのだろうなあ。
まあ、ローテーションとか、いろいろ思惑はあったんだろうけど。

今日もなかなかの貧打。
ホークス・中田が良かったとはいえ。
フォアボール絡みでしかチャンスが作れないのは、情けないなあ。

どうもこの3試合は、光が見えない状態であった。
いつかどこかに光はあるんだろう。
早く見つけてほしいなあ。

2018年5月31日木曜日

阪神3-6ソフトバンク(5月30日・甲子園)

どんなスポーツでも、ピンチ、チャンスというのがある。
ピンチのときに、どう切り抜けるか。
チャンスをどう活かすか。
その差が勝敗を分けるのだろう。

で、投手で言うと、いい投手はピンチになると俄然力を発揮する。
かつてのダルビッシュがそうだった。
ランナー無しで、7番、8番バッター相手になると、ほぼ6~7割の力の入れようで投げる。
で、何かの間違いでランナーが出たら、途端に本気を出してくる。

というメリハリを見せられると、役者が違うなあという感じだ。

で、今日のタイガース・高橋はその逆らしい。
ほぼほぼ全力で投球する。
で、ピンチになると、いっそう力が入る。
で、コントロールを乱したり、丁寧に投げようとして球に力がなくなったり。

ホークス・石川も似たり寄ったりだったかもしれない。
だが、ここで違っていたのは、バッターがタイガースのバッターだということだった。

タイガースのバッターは、高橋と同様。
ここぞ、というときに、何故か打てない。
昨日は14残塁ですか。
今日は。。。。まあ、数えないでおこう。

というわけで、力の差というのはいろいろあるけれど。
それでも時々は勝てるときもあるのが野球だから。
諦めずに応援しよう。

2018年5月30日水曜日

阪神0-1ソフトバンク(5月29日・甲子園)

今年も始まった交流戦。
しかし。。。

惜しい。
なんとも惜しい試合。
チャンスで打てないとこうなるのか。

メッセンジャーは今季一番とも思える好投。
しかし打線が雨天。打てん。

再三のチャンスで打てん。

8回裏のチャンスでも打てん。

で、9回。
頼みのドリスが失点する。
最悪。

そして鳥谷の連続試合出場記録も途絶えた。
まあ、それはそれ。

つまりは、切り替えていこう、ということ。
こんな試合もあるのだ。
切り替えていこう。
明日も試合はあるのだ。きっと。

2018年5月28日月曜日

阪神9-1巨人(5月27日・甲子園)

最後は「レフトゴロ、ダブルプレー」でゲームセットという、なんとも珍妙な終わり方であったが。
ともかくも、快勝であった。

先制ホームランに最後のポロリプレー。
今日は中谷デーであったかな。

しかして、ヒーローはプロ初勝利の才木であった。
中盤以降のピッチングはすばらしかった。
まだまだローテーションに入り込むのは難しいだろうけど。
これからが楽しみである。

打順入れ替え。
ロサリオは、気楽なところで調子を上げてもらいたい、ということか。
そして大山、中谷、糸原といった若手の調子が上がってきたところがうれしいところ。

この調子で交流戦、頑張って欲しいなあ。

2018年5月27日日曜日

阪神5-4巨人(5月26日・甲子園)

知り合いの結婚式に出席するため、神戸・三宮あたりに行ってきたのだ。
タイガースファンという新郎には、同じくタイガースファンの友人が多く出席し、
式場となった教会内に、すでに黄色のレプリカユニフォームが溢れていたのだった。

さて、そんなこんなで試合は後から確認。
どうやら中谷が、初のサヨナラヒットを打ったらしい。

実際に見ていないから、なんとも言えないが。
ジャイアンツ・澤村が打たれたらしい。
中谷のヒット、というより、その前の2四球が効いたのだろう。
つくづく、フォアボールとは恐ろしい。

結婚式の後、甲子園へとなだれ込んだ(と考えられる)みなさん。
おめでとうございます。

2018年5月26日土曜日

阪神1-0巨人(5月25日・甲子園)

どんな優秀なピッチャーでも、試合中の全球をパーフェクトに投げられるわけではない。
たまには甘い球もあるわけだ。
しかして、どんな優秀なバッターでも、甘い球を一球も見逃さず打ち返せるわけではない。
すなわち、そこに「運」が発生する。

勝負は運任せ。
だから野球は面白い。

ジャイアンツ・菅野とタイガース・岩貞の投げ合い。
できが良かったのは、間違いなく菅野の方だったろう。
しかし、1球が明暗を分けた。

ホームラン1本が決勝点。

だから野球は面白い。

これから先も、何が起こるかわからないだろう。
やっぱり目が離せない。

さて。
8回裏。
打順がまわってきていれば、ロサリオには代打が出たのだろう。
まあ、今日の調子を見れば、致し方ない。

昨日、一昨日とお立ち台にもたった選手だが、今日のバッティングは情けなかった。
打てる感じがまるで無いなあ、というのが素人目にも分かる。

ま、ご陽気な選手みたいだから、明日は明日の風に乗ってくれるだろう。
できれば、ずっといい風に乗っていってもらいたいものだ。
これからの試合、やはりカギを握るのはロサリオだろうから。

2018年5月25日金曜日

阪神2-0ヤクルト(5月24日・甲子園)

二桁安打を記録しながら、たったの2点とは。
これで勝てるのだから、野球は面白い。
つまりは、ピッチャー・秋山のおかげ。

そして点を取るのは4番バッターか。
ロサリオが打てば勝てる。ということやな。

今日も再三のチャンスを生かせず。
苦しい展開を救ったのは秋山。
8回までよく投げた。
そしてよく抑えた。

ともかくも勝ったことを喜ぼう。

それにしても、ロサリオってお調子者。
試合終了時、ムーンウォーク(らしきもの)まで披露していたよ。
打てない時は暗い表情でベンチに座っているのにね。
わかりやすい。

2018年5月23日水曜日

阪神8-3ヤクルト(5月22日・倉敷マスカットスタジアム)

ようやく。
久々の二桁安打。
ロサリオにも、糸井にも一発が出たし。

メッセンジャーは、ちょっと、アレだったけど。
ま、ともかくも6回まで投げきったのはエライ。

それにしても。
ミスしたら負ける確率は高いと言うけれど。
スワローズ・山田の立て続けのエラーのおかげ。

他力本願。

しかし、相手のミスに付け込めるだけの力量はあるということ。にしておこう。

さて。
ここのところ、3連戦の初戦は取るけれど。。。。という試合が続いているタイガース。
明日こそは、その流れを断ち切ってほしいところである。

でも。

雨かなぁぁ。。。。

2018年5月20日日曜日

中日6-1阪神(5月20日・ナゴヤドーム)

ぶたこの発表会が終わり、天気もよろし、気分転換にはもってこい。
というわけで、東大阪から森之宮までのウォーキング。

森之宮というのは、大阪城のすぐ近く。大阪城公園の入り口でもある。
公園を散歩するのもよいだろうなあと思ってでかけたのであるが、その中まで入る元気がなかった。
つまり、それまででくたびれたということだ。
歳をとったな。

今日のところは、もりのみやキューズモールという、元日生球場があったところにある一大ショッピング&スポーツ関連(たぶん)センターをうろちょろしただけであった。

さて、昼間はそうやって過ごして帰ってきたところ、試合はほぼ決着がついていた。
(今日はテレビ中継はなかったようだ)

相変わらずの貧打であったらしい。
さらには、プロ初先発のルーキー・才木は、しょっぱなからかなり打たれたらしい。

ドラゴンズ・松坂に2勝目を献上。

さて、いつになったらバカスカと打ってくれるものやら。
交流戦、かなあ。
だんだん期待するのが虚しくなってきつつあるよ。

中日3-2阪神(5月19日・ナゴヤドーム)

今日はぶたこのピアノ発表会。
ということで、朝から荷物を持っていったり、写真を撮ったり。
もちろん、リハーサルも本番も演奏をしっかり聴いてアドバイス。
アドバイスすることなんか、なにもないのだけれど。

発表会が終わったあとは、打ち上げにも(付き添いしただけなのに)参加させてもらって。
終わった~。

で、今日の試合結果を見ると。
今日もまた、さっぱり打てなかったみたいですね。
4安打とは。
連日これでは、ピッチャーがかわいそう。
というより、ファンとしてもしんどいですな。

まあ、今日は寒かったからね。
暑くなる頃、どうなるかを期待しよう。
そして明日は才木か。

2018年5月19日土曜日

中日1-2阪神(5月18日・ナゴヤドーム)

ナゴヤドームのことを「ナゴドー」と呼ぶのは、どうも気持ちが悪い。
これに限らず、なんでも省略して呼んでしまう風潮は、どうも気持ちが悪い。

マツダスタジアムを「マツダ」ぐらいならまだ分かるけれど。
百歩譲って、横浜スタジアムを「ハマスタ」と呼ぶのも、「ハマ」というのが横浜と連動した、いわば普通名詞化している現状では、まだ納得できる。

しかし「ナゴドー」は、どうもなあ。

こういう「省略語」は、「仲間内言葉」としての色合いが強いような気がする。
つまり、「これで通じなきゃ、あんたら通じゃないよ。仲間じゃないよ。どっか行きな」
(こういうとき、東京言葉がしっくり来る)
と言われているような気がするのだ。

スポーツに限らず。
特にクラシック音楽では横行している。
「フルヴェンのベト7がいいんだよね~」
(フルトヴェングラー(そういう名前の指揮者)の指揮するベートーヴェンの交響曲第7番、のことを言っている)
さすがに今どきの人たちは「フルトヴェングラー」そのものを知らないか。

それはさておき。

今日は高橋遥人(はると、でまだ変換しないグーグル日本語)のピッチングに尽きる。
若さあふれる投球。
怖いもの知らず。
しかし、制球はいいよ。そして球のキレもいいよ。
球種が少なくとも、ストレートのキレが良ければ、あとはなんとかなるもんなんやな、というのを感じた投球。

相変わらず得点力のない打線であるが、投手のできが良いと、攻守も生まれる。
植田海、糸原。ナイスプレーでした。
あ、ロサリオが猛打賞やったな。
これで調子が上がってくれればよいのだが。
ロサリオが打てれば、打線はつながる。1点が2点になる。というのがわかった試合であった。
明日も期待しよう。

2018年5月18日金曜日

阪神3-6DeNA(5月17日・甲子園)

先発・秋山は、今季これまでにないくらいに調子が悪かったようだ。
先頭バッターにフォアボール、から始まったくらいだから。
弾の威力はそこそこだったかもしれないが(だからフライが多かったのか)
だいたいのボールが高め。
危ないなあと思ってたら、ベイスターズ・宮崎に先制弾。
さらにロペスにツーランまで。

頼みの秋山が打たれては、今のタイガース打線では試合は作れない。
まあ、3点もよく入れた。
あと2点くらい、入りそうだったんだけど。
大和とロペスの好守備に阻まれたな。

というわけで、借金生活は続くのである。

それにしても、ベイスターズは強い。と感じてしまう。
ソトは4割。ロペスも3割5分。
これで今永とかが戻ってきたら、どうなるのか。
今年は「3位から下剋上」どころではなくなるかも、という予感。

しかし、浮き沈みの激しい一面もあるチームなので、どうなるかは分からないけど。

そう、どうなるかは、最後までわからない。
だから野球は面白い。
だから、ずっと応援するのである。
がむばれ。

2018年5月17日木曜日

阪神0-5DeNA(5月16日・甲子園)

なんともはや。
打てない、ということは辛いことであるなあ。

点が入らない、ということは辛いことであるなあ。

チャンスで打てない。
まあ今日のベイスターズ・東は、いい投手ではあるのだけれど。
それでもどこかでつかまえないと。
プロのバッターとは言えないのではないかい。

3安打、では勝てんわなあ。

1、2番バッターが出塁、あるいはチャンスを作って、クリナップが還す。
理想的な形ができていたのはベイスターズ。
こちとら、1番の江越が、そもそも塁に出られないのだから、話にならないのである。

どこかで突破口を見つけないとね。
シーズンはまだ序盤なんだし。

2018年5月15日火曜日

阪神2-1DeNA(5月15日・甲子園)

久しぶり(1週間ぶり?)に勝ったので、ほっとしている。
なんか、落ち込むことばかりでなあ。
たまにはすかっとすることでもないとなあ。

とはいえ。
スカッとする試合展開でもなかった。

初回から、2,3塁のチャンスでヒットが出ず。
(ああ、ロサリオよ!)

無死1塁 → タブルプレー(ああ、板山よ!) → ヒット。。。。
ああ、もったいない!

なかなか点が取れないのは相変わらず。
それでもクサラずに投げつづけたメッセンジャーが偉いっ!

ところが、そのメッセも、9回表に被弾。
1点差となって、完投目前で降板。

後はドリスが、久々に3人で終わってくれたけれど。

あと一歩、あと一歩何かがあれば、もっと楽な展開であったのになあ。
味方があと2点ぐらい取ってくれていれば、メッセも交代はなかったであろうになあ。

代打・原口のポテンヒット(バット折られてしもおた)が決勝点。
ベイスターズが、投手交代してくれたおかげとも言える。
これで今季、ベイスターズにはまだ負けがない。
なにかそういう、めぐり合わせというか、運の向き方というか、雰囲気があるのだろうか。

ともかく勝ちは勝ちなのだ。
連敗は終わった。
得点不足も終わってくれ。

2018年5月13日日曜日

広島6-1阪神(5月12日・マツダスタジアム)

昨日の大敗で、ひょっとしたらこのままズルズルといってしまうのではないかという危惧を抱いていたのだった。

そうならないようにと、選手もコーチもファンも、みんな思っていた(はず)。
先発の小野も、もちろんそう思っていたはず。
気合も入っていただろう。

初回から全開で投げていたと思う。
しかし、2回につかまった。
やはりフォアボール絡み。

いったいタイガースの投手は、どれくらい四死球を出しただろうか。

極めつけは、リリーフしたマテオ。
3連続押出四球。

久しぶりに見た。

リリーフ投手がこれでは。
しかも勝ちパターンで投げるべき人が。

リリーフも含めて、投手陣が崩壊しつつある。
今、安定しているのは、秋山、メッセンジャーぐらいか。
そのメッセンジャーも、こないだジャイアンツにやられてしもおたし。

まあ全試合負けるわけはないだろうから、これからというところを期待するしかないのだが。

それにしても。
力が抜ける。
なんとかしてくれ。

2018年5月12日土曜日

広島14-1阪神(5月11日・マツダスタジアム)

10-0ぐらいから試合を見ていました。
いやはや。
最後まで見続けられたのは、中継がサンテレビだったから。
これが他の民放なら、実況も解説も嫌になってたであろう。
なんとはなし、こんな試合でも見ていられる実況というのがあるのだ。
他の放送局も見習ってほしい。

13安打で14失点とは、なんとも効率よく点を取られたものだ。
フォアボールが多かったこともある。
ともかく、ランナーが出ると、点を取られるような気がする。
カープの強さばかりが目立った。

それでも、投手は3人をつぎ込んだだけで済んだのはよかった。
それぐらいしか、気持ち良いところがない。
(江越のホームランは、まあいいとして)

さて、切り替えて、寝るとしよう。

2018年5月11日金曜日

巨人3-1阪神(5月9日・東京ドーム) 巨人4-2阪神(5月10日・東京ドーム)

なんとも煮え切らない気分の昨日、今日。
勝つにしても負けるにしても、もうちょっとなにかないものか。

これは何なのだろう。
見ている自分が悪いのだろうか。

どうにも燃え上がるものがないのである。

負けたら悔しいはずなのに。
ああ、負けたか、という気分。

選手のみなさんは、きっと一所懸命。
全力でプレーしている。
なのに、応援するほうがこれではいかん。

昨日、今日の負けは、こんな気分で見ている自分への戒めなのかも。
もう一歩、前へ。
なにかをしなければ。

2018年5月9日水曜日

巨人0-9阪神(5月8日・東京ドーム)

タイガース・秋山の、投げて打っての大活躍で、快勝。
ロサリオの、看板直撃弾もすごかった。
看板に当てると、100万円もらえるそうだ。
それだけの価値はあるか。

それにしても、7安打で9得点とは、なんと効率の良い攻めだったことか。
相手のミスもあったけれど、ランナーをためてドカン、というのは効いたな。

確かに秋山もすばらしかった。
しかし今日の勝因は、というか、ジャイアンツの敗因は、山口の連続死球だったろう。
その後に坂本のエラーがあったのだが。

よく四球はよくないと言われるが、それ以上に死球はよくない。
どちらもランナーが出るということでは変わりはないが。
死球を出した後は、投手のイメージが変わってしまう。
今日の山口俊は、連続死球をだしてしまった。
そのあとは、内角の厳しい球は投げにくかったろう。
バッターにしてみたら、のけぞるような球はこないのだから、これは的を絞りやすい。

さらに痛かったのは、やっぱり秋山のホームランだろうけど。
特に2死ランナー無しだったから。
ここで終わり~と思って投げたのだろうなあ。

東京ドームはこわいです。
明日は我が身。

2018年5月7日月曜日

阪神7-5中日(5月6日・甲子園)

なんとかかんとか、最後は勝てた、という試合。

終盤までは楽勝ムードであったが。
石崎あたりから雲行きが怪しくなってきた。
今日はホームランが出やすかったのか。
甲子園は、ホームランが出にくい球場だったはずなんだが。
ともかく、一発は怖い。

それでも中盤までの貯金が効いて、競り勝った。
クローザーのドリスもいまいちだったようだが。
とにかく勝ててよかった。

ヒットの数ではドラゴンズに及ばず。
先発岩貞もどうにかこうにかのピッチングであったが。
ヒットを打たれるというのはあっても、最後は得点できるかどうかというのが野球というスポーツ。

誰かがうまくてもダメ。
ひとりがヒットを打っても点にはならない(時々なるときもある。ホームランとかエラーとか)。
誰かが塁に出たら、別の人がそれを還さないと勝てない。
というわけで、チームプレーが必要なのだな。

ドラゴンズは、再三のチャンスで「還す」ことができなかった。
これは運もあるんだろう。
ひょっとしたら、ベンチの責任もあるのか。
そこのところはちょっとわからない。

上本離脱で打線はどうなるかと心配したが、鳥谷が2安打2打点と、それなりの活躍をしてくれてちょっと一安心である。
こういう時はベテランが頼りになるか。
今まで出番の少なかった鳥谷だが、ひょっとしたらこれをきっかけに、また出場機会が増えるかも。

若手の活躍も楽しみだが、ベテランにも頑張ってほしい。
と、ファンは勝手に盛り上がるのである。

2018年5月5日土曜日

阪神1-5中日(5月4日・甲子園) 阪神7-2中日(5月5日・甲子園)

友人親子と楽しい時間を過ごした2日間終了。
子が、我が家で1泊するというので、家の中がいろいろ整理できた。
この機会に、冬仕様から夏仕様に。
たまにはこういうことがあるのもいいものである。

昨日の試合は、なんともはや、という結果であった。
守備固めのファースト山崎がまさかの落球。
球児の連続四球での押し出し。
トドメは高橋聡文で、走者一掃。

守備固め選手がエラーをする、というのは、ついかつての秀太選手を思い出してしまう。
途中交代から入ると、緊張もするのだろうなあ。

選手交代は難しい。
ベンチの采配のなかで、一番気を使うところなんだろう。
しかし、昨日は同点で延長で、ロサリオを交代させるというのはどうだったんだろう。
同点のまま推移すると、もう一回打席が回ってくる可能性もあったのだがなあ。

ま、全ては結果論である。

さて、今日の試合は会心であった。
とはいえ、初回で上本が負傷交代、というのは心配である。
打撃も好調。盗塁も好調だっただけになあ。
はりきりすぎたか。

そのかわり、と言っては何だが、植田海が好調である。
足の早いスイッチヒッター。
守備もいい。
いや、「守備はいいが、打つほうがどうも・・・」という選手だったが。
今日は2安打。
さらには盗塁も。

そういえば4月はほとんど走らなかった選手たちが、この連休で走る走る。
相手投手との兼ね合いもあるのかもしれないけれど。

今日も4点目は、2死1塁から、ランナー糸原の盗塁。→ 俊介のヒット。
であった。
ニュースで流れる試合のハイライトは、ロサリオのタイムリーだったり、糸井のホームランだったりするけれど、今日の試合の一番の見どころというか、ベストプレーはこの1点だったんじゃないかと思う。
シングルヒット1本で1点が取れたんだから。
そういうチームは、相手にとって脅威だろう。

走れる選手がいるということは大きい。
その意味でも、植田海の存在は大きい。
これからもショートスタメンで使われるんだろう。使ってほしい。
となると、鳥谷の出番がますますなくなってくる、ということにもなるんだが。。。。

それもこれも、勝負の世界。競争だんな。

2018年5月4日金曜日

阪神4-2DeNA(5月3日・甲子園)

ゴールデンウィークを利用して、関東方面から友人親子が大阪に遊びに来たのだ。
昨日、今日としばらく一緒に過ごして、楽しいゴールデンウィーク中盤を過ごした。

というわけで、今日もほぼ試合は見ていないのだ。
友人たちと別れて、帰宅してテレビをつけたら、ちょうど7回裏で。
上本が2点タイムリーを打ったところだった。

雨でスライド登板となったメッセンジャー。
初回に失点はしたが、あとはよかったらしい。
さすがに初回は、調子が出なかったか。

とはいえ、1四球(それも敬遠だ)で7回1失点。
頼れる投手である。
ヒットも打ったようだし。

打つ方は。
どうもクリンナップが無安打というのが気になる。
好調であったはずの福留までも。
まあ、何日かに一回はこういうこともあるでしょう。

こどもウィークらしく、スコアボードにひらがな名が並ぶのは、なんとも微笑ましかった。
うえもと。うえだ。いとい。ロサリオ(カタカナはそのまま)。ふくどめ。

2018年5月2日水曜日

阪神7-1DeNA(5月1日・甲子園)

ゴールデンウィークの間の2日間は、溜まっている有給を消化。
ということで、世間で羨まれている9連休を過ごしている。

連休になると、なぜか月の変わり目が分かりにくくなる。
今日から5月なのだね。
新しい月、ということだ。

夕方から出かけていて、家に帰るとすでに8時で。
すでに7-0というスコアであった。
珍しく、たくさん点をとったらしい。
糸井のタイムリー。俊介(!)のタイムリー。
さらには秋山(!)のタイムリー。
さらには上本のホームラン。

投げては秋山が、もう一歩で完封という、1失点ピッチング。
無四球完投、だったらしい。
さすが秋山。

チームもこれで乗っていけたらいいのだけれど。

明日はどうやら大雨らしい。
9連戦がどうなるかと思っていたが、天の助けもあるらしい。
良き月の予感。

2018年5月1日火曜日

広島2-4阪神(4月30日・マツダスタジアム)

ようやく出た、4番ロサリオの第2号が、延長10回の決勝打とは。

まあ、それまでにいろいろあって。
同点で延長線にもつれ込んだわけだけれど。
両チームで、いくつフォアボールがあったかなあ。

カープ薮田は、4回途中までで7個だったか。
怒りのベンチが、あと一人で勝利投手というところで交代。
しっかりせえ! ということやな。
しかし、そういう不安定な薮田をタイガース打線が攻めきれず。
ヒットがなかなか打てない。
フォアボールフォアボールでランナーは出すのに、塁を進めることすらむずかしい。

対する岩貞は、まずまず良かったんだが。
ヒットはよく打たれた。
とおもったら、先制点は押出フォアボール。
なんかなあ。

8回裏もフォアボール3つで満塁。
押出しかと思ったけれど。
ここは岩崎がなんとかしのいで。

そしてロサリオの一発。
今日もフライをぽろりがあったから、いろいろ思うこともあるんだろうなあ。
ホームラン打って、塁を回る時も、ベンチに帰ってからも、笑顔がなかったもんなあ。
なんとなく、4番の責任感(嫌な言葉だけれど)を感じているのかなと思った。

あしたからも、きっと活躍してくれる。
甲子園やしな。

2018年4月30日月曜日

広島5-2阪神(4月29日・マツダスタジアム)

なんというか、点が取れませんな。
チャンスであと一打が出ない病。
こういうのは鬱屈が溜まる。

今のところ点が取れそうなのは、クリンナップだけ。
1番バッターも固定できない状態。
これはしんどいな。

ヒットの数でいうと、ほぼ互角。
しかし得点は。。。というのは、苦しい。
リリーフ陣も、日替わりで打たれるという状態やし。

まあ、これが野球なのだろうなあ。
しばらくはこの状態なのか。

キャンプで、例年以上に振り込んできた、と自負していた打線が機能しないのでは。
なかなか点も入らない。
投手がそこそこ抑えても、点が取れないと勝てないわな。

まあ、まだまだ4月が終わるだけ。
これからこれから。そう信じよう。

2018年4月28日土曜日

広島7-5阪神(4月28日・マツダスタジアム)

フォアボールは良くない。
みんなそういう。
そら、そうだろう。
で、みんなフォアボールは出したくない。
しかし出してしまう。
そしてランナーが溜まる。
そしてホームランを打たれる。

ということから、今回は敗戦であった。

鉄人・衣笠氏の追悼試合。
カープの選手も色んな思いがあったであろう。
張り切りすぎて、丸は途中退場。
大丈夫だろうか。

などと、他のチームの心配をしている場合ではない。

今日の小野はひどかった。
いい球もあって、三振も取れるけれど、大方はボール球。
初回から球数をいっぱい使ってしまって、そうなると捕まってしまうのは時間の問題だったろう。
とはいえ、点を取られた後も、いい球は投げていた。
ということはどういうこと?

9連戦の初戦。
ということで、長いイニングを投げなければ、という気持ちが強すぎたのだろうか。
打者を抑えなければ、という気持ちが強すぎたが。
まだ2年目でねえ。
そんな事考えだしたら、しんどなってしまうよ。

で、カープ・ジョンソンもあまり調子がよろしくなく。
同点までこぎつけることはできたのだが。
岩崎がちょっとまごついてしまっての敗戦。

ま、ここまででしたか。

収穫としては、マテオの代わりに1軍登録されたモレノの初登板。
チェンジアップが140キロ台というのは、誰が打てるのか?
ちょっと楽しみが増えた。

2018年4月26日木曜日

ヤクルト2-4阪神(4月25日・松山坊っちゃんスタジアム)

衣笠氏の訃報は少なからずショックだった。
なんとはなしに、鉄人は死なないものと思っていたのだ。
そんなことはなかったのだ。

何度も流されるフルスイングの映像。
あんな振り方して、それで連続試合出場を続けたとは。
まさに鉄人。

さて、昨日は雨で試合が中止。
そして、明日、明後日はもともと試合がない。
ということで、今週はこの1試合のみ。
偶然とはいえ。

ジャイアンツに3連敗した後だけに、そして今週はこれしか試合がないとなると、今日負けてしまえば1週間勝ちがない、という事態。

先発はメッセンジャー。昨日の先発予定からのスライド登板。
昨年までは、スライド登板した時はあまりできが良くなかったが。
今日はそんなことはなかった。

7回1失点。
素晴らしきピッチング。
これからも頼りになりそうである。

今日のテレビ中継は地上波のみ。
9時前にプッツリと切られてしまって、後はラジオで楽しむ。

心配の種は、4番ロサリオと、抑えのドリス。
どちらも万全じゃなさそう。

ま、まだ4月も終わっていないのだし。
セ・リーグはまだまだ混戦模様だし。
これからこれから。
気長に、気楽に見ていこう。

2018年4月22日日曜日

阪神1-10巨人(4月22日・甲子園)

ゴールデンウィークに横浜から友人が遊びに来ることになっている。
そのころなら、春日大社の萬葉植物園のフジが見頃なのではないか、とぶたこがスマホでチェックしたところ。

「現在、満開」

という情報。
天気もよいし、これは見に行くしかない、と急遽出かけることにしたのだった。

春、というよりもほぼ夏の陽気。
汗ばみながら春日大社へ。

まさに満開。


これは、5月までもつのかなあ。。
と思ったけれど、フジは「早咲き」「中咲」「遅咲き」と3つの段階があるらしく、いま満開を迎えているのは「早咲き」と「中咲」らしい。
なるほどよく見ると、まだつぼみがついたばかり、というようなものも見える。

この植物園、去年何気なく、ネットで「フジが綺麗なところ」というので検索して見つけたのだった。
それまで、存在さえ知らなかった。
地元なのに。
そういうことはよくある。

去年はまさにGWで、人出も大変なものだったが、今日はそれほどの人数でもなく、楽しく散策できた。
また、この植物園はフジだけが見ものなのではなく、日本庭園かと思うような造りの池もあり、珍しい品種の栽培もしていて、見どころがいっぱい。
入場料は500円するけれど(料金を見て断念する人もいた)、それだけの値打ちはある。

という一日を過ごしたので、野球は見ていないのだった。

どうやら負けたらしい。
それも、かなりコテンパンにやられたらしい。

期待の新人・高橋遥人が、乱調だったらしい。
甲子園でジャイアンツに3連敗は、悔しいなあ。
せめて一矢を報いたいところだったが。

もちょっと点の取れるチームだと思っていたのだがなあ。
まだまだ、これからということなのかも。
暑くなってくる頃を、期待しよう。

阪神0-3巨人(4月21日・甲子園)

初夏の陽気である。
毎週土曜日は、ほぼ決まって図書館に行くことにしている。
午前中に行くことにしているのだが、今日は外を歩いているだけで、汗ばむくらいだった。

近所の神社の社叢林(というほど大規模なものではないが、ほぼ緑のないこの周辺では貴重な樹々)も、新緑につつまれている。
この緑色は、今の季節だけのものだ。
光り輝いている。
そしてその葉の隙間から、太陽の光と青い空が覗く。
なんと美しい季節なんだろう。

先日テレビで嵐山の特集のようなものをしていて、山裾の料亭のご主人が、
「嵐山と言うと、みなさん桜か紅葉を連想しはって、今の季節はあんまりお客さんもお越しやないんですけど、今の季節が一番よろしいんでっせ、ほんまは」
と言っていたのを思い出した。

見た目の美しさもそうだが、若い葉というのは、これから育っていくぞというなにかみなぎるものが感じられて、気持ちがいい。

この陽気で、道を歩いていても、アオスジアゲハやモンシロチョウが、道端の小さな花の間をひらひらと飛び回るようになっている。
それもまた、小さな生き物の生命の輝きを見るようで、楽しい。

図書館の帰り、目の端にササッと飛んですぎるものを認めた。
燕だ。
今年初めてかもしれない。
燕が居る、ということは近くに巣がある、ということだ。
そう思いだすと、帰りの道すがら、家々の軒下を覗き込んでしまう。
怪しい人にみられなかったらよいのだが。

今日は夜から合唱団の練習があり、その準備もあって、デ-ゲームは見ていなかった。
と、ようやく表題の話である。

どうやら負けたようだ。
しかし、3失点なら悪くはない。守りとしては。
スコアを見ると、秋山が集中打を浴びたらしい。
それでも3点どまりというのは、許せる範囲。

リリーフした球児、マテオ、石崎は、一人のランナーも出さなかったらしい。
つまり、守りの方はそこそこ良かったのだ。

あとは打線。打つほう。
ロサリオが2安打。ちょっと調子が出てきたか。
となると、今度は糸井が調子を落としているらしい。
あちらが良ければこちらが落ちる。
そう全てがうまくいくわけにはいかないのだなあ。
無心満塁のチャンスで無得点、というシーンもあったらしい(スポーツニュースで流れていた)。

まあ、打てる時はいつか来るだろう。
今日もよく見れば、ジャイアンツを上回る9安打。
それでも勝てない時は勝てない。
だから野球は面白いのだ。

この浮き沈みを楽しもう。一年は長い。

2018年4月20日金曜日

阪神2-8巨人(4月20日・甲子園)

藤浪は、どうなんだろう。
6四球。しかし10三振。
どちらを評価すべきだろうか。
三振をとった球は、どれも素晴らしい。
ジャイアンツの主力バッターでも、ストレートに空振りしていたし。
ストレート待ちで構えていて、ストレートに空振り。
そんなピッチャーはそうはいない。

だからこその、残念な結果。
どうして6失点もしてしまうのか。
ここぞ、の制球力、なんだなあ。
無死一塁、となると、次のバッターには慎重になりすぎるのか、四球を与えてしまう。
これで無死一、二塁。
自分でピンチを広げる。

そうならないようにしようとして、逆にそうなってしまう。
その典型のような現象。

いかんなあ。という声もあるけれど。
今日の、三振をとったストレートを見てしまうと、簡単に切って捨てることはできない。
監督の気持ちはわかるなあ。

最初の失点。
糸井のエラーがなかったら、ひょっとしたら別の展開があったかもしれない。
そう考えてしまう。
あるいは味方がもっと点を取っていれば。
しかし、相手は調子を上げてきている菅野やったからなあ。

ま、つぎもある。と思おう。


中日1-2阪神(4月19日・ナゴヤドーム)

ドラゴンズ・松坂の投球にばかり目が行っているような気がする。
確かに、「復活をかけたマウンド」というのは、絵になる。
かつての、日本を代表するピッチャーであっただけになおさら。

しかし、勝負の世界ではどうなのか。

決勝点のきっかけは、本人の送球エラー。
何度か満塁のピンチも。
球のキレは、かつてのものではなかったらしい。
(テレビ中継がなく、ラジオの実況を聞くしかなかったから、よくわからないけど)

そりゃそうだろう。30歳を超えて何度かの手術も超えて、若い時と同じようには投げられないだろう。
それでも培った技術というのはある。
そして、今のタイガース打線の、まだ調子に乗れない、ということもある。
で、7回を投げて2失点。

ま、これからなんだろう。
これから、何試合か投げて、真価が問われるのだろう。

それにしても、各マスコミが持ち上げすぎのように思う。
最近の傾向だけれど(そうでもないか。以前からそうだったか)。
「レジェンド大好き指向」が高まっているような。
すなわち、全体が保守的になってきているのだろうなあ。
もっと普通に見てほしい、という気もする。

さて、松坂以上に注目してほしかったタイガース小野。
ノーヒットで同点とされたりという場面はあったけれど。
(その点で、この試合は両投手の「独り相撲」競争のようでもあった)
相変わらずストレートのキレはよし(らしい。何しろラジオ)。
早くも2勝目。昨年の勝利数に並んだね。

ただ打つ方は。。。
2得点が、犠牲フライと、無死満塁からのダブルプレーの間の1点、合計2点とは。
こちらも「レジェンド」に遠慮があったのか。
むしろ、二度と出てこれないくらいにコテンパンにやっつけてほしかったのだがなあ。
それこそ松坂にはふさわしい。

2018年4月19日木曜日

中日3-4阪神(4月18日・ナゴヤドーム)

この国の「常識」はどうなっているのだろう。
国の中枢にいる人物がいう「常識」がよく分からない。
この国で生きていくのが嫌になる。
死のうかな。
しかし、こんなくだらないことで死ぬのは嫌だから、生きていくことにする。

セクハラが起きて、どうして「被害者よ、名乗り出て説明せよ」と言えるのか。
「事実関係が分からんじゃないか」
分かる。
分からんだろうと思っているやつがいるから、分かりにくくなるだけで、ちゃんと調べれば分かる。
本気になって調べれば分かる。

セクハラの被害を受けたら、何処に相談するか。
ほぼ「ない」に等しいのが現状だ。
いちおう、窓口とか報告すべきところは決まっている。
しかし、そう簡単にはいかない。

というのが、自分の常識なのだが。
これがおかしいのだろうか。

かつて、大阪府知事にセクハラ疑惑が起こったことがあった。
その時も多くの人が、「被害を受けた人が出てきて説明すべきである」と主張していた。
しかし、セクハラ被害を受けた当事者は、人前に出ることすら困難だったのだ。
のちのち、セクハラが事実だと判明し、知事が処罰を受けても、当人は姿を現さなかった。
弁護士によると、「人前に出られる状態ではありません」ということだった。

すなわち、これはほぼ殺人と同等である。
被害を受けた人間が、何も言えないという点で。

だからこそ、様々な対策が取られてきて、その被害を防ぐ方策が取られてきたと思っていたのだが。
情けない。

犯罪が起こると、「やられたほうが悪い」という風潮は、どうにかならないものか。
「黙っている方が悪い」という風潮はどうにかならないのか。
結局は、発言力がある方が「正しい」ということになるのか。

「何でも言える勇気を持とう」
軽々しく、標語のように言うだけなら、誰でもできる。
そんなことができるのなら、誰も苦労はしないのだ。


以上は、今日の試合とは、なんの関係もない。

ドラゴンズ・柳はいいピッチャーだ。
出だしは、どうもドラゴンズの方に歩があった。
メッセンジャーは、運が悪いということもあったけれど。
ともかくも先取点を取られて、さてどうなることかと思った。

前回の試合のこともあるし。
また途中でキレるのではないかとか。

しかし、その心配はなかった。
2回からは立ち直って、粘りのピッチング。

ドラゴンズ・柳も負けじと、切れのある変化球。
こら、最後まで投手戦か。

しかし。
糸井、ロサリオにヒットを打たれたところから、ちょっとおかしくなったな。
加えて、ビシエドのタイムリーエラー。
さらに、バッター・メッセンジャーの場面で、なぜか前進守備じゃなかったライト・平田の前に、打球が落ちる。2塁ランナー・糸原生還で4点目。

結局はこのメッセンジャーのタイムリーが決勝点となったのだから、ドラゴンズにしてみればなんとも痛い負けだったろう。
セオリーどおり、平田が前進守備をしていれば、ヒットにすらならなかっただろうに。

なんとも、今のドラゴンズの現状を垣間見た感じ。

さて。
テレビ解説の広澤克実氏は、今日は梅野が良かった、と褒めていた。
ボールを止める技術(後ろへそらさないということ)。
投手との連携(ピッチャーの投げたい球を投げさせて、しかも抑えるということ)。
「裏をかきたがる、というのは、古田タイプ」とも。
「このままいけば、正捕手になるでしょう」

捕手が固定されるチームは強くなる(と思っている)。
これからが楽しみだ。

2018年4月16日月曜日

阪神0-6ヤクルト(4月14日・甲子園) 阪神8-3ヤクルト(4月15日・甲子園)

昨日は雨。
今日は持ち直す。
そんななか、今日はぶたこのピアノ&歌の生徒さんたちの発表会。
といっても、生徒総数8名。
会場は我が家。
というこじんまりとしたもの。

これが続いて、今回5回目。
毎年ほぼ同じメンバーなので、少しずつ、みんなが上達しているのを見るのが楽しみ。
わたくしは、曲目解説役。
ネット情報などを駆使して、それぞれの曲(バイエル、ディズニーからシューベルトまで)を丁寧に(のつもり)解説する。

当たり前だけれど、どんな小さな曲でも、その曲の成り立ちがある。
ほんの1ページの曲でも、その成り立ちなりエピソードを語ることで、曲への理解が深まる(と信じている)。
また、お互いの演奏を聞くときに、聞き慣れた曲でも、実はそんなエピソードが、というのがあると、聞き方も変わる。
何しろ曲への興味をもつようになって、それから聞き始めると、知らずに聞くよりも集中して聞ける。すなわち、退屈しなくて済む、ということはあるみたい。
というわけで、毎回曲目解説をかって出るのである。

そんなこんなで忙しく、実は昨日、今日と、まともに野球の試合を見ていないのである。

昨日は秋山の好投むなしく、完封負けを喫したらしい。
リリーフ陣。
球児が打ち込まれたらしい。
ま、リリーフは、いい時も悪い時もあるわな。

今日はそのうっぷんを晴らすような試合だったらしい。
今季初登板の岩貞が好投。
前回ちょっとどうかな、と思ったマテオが、立ち直りつつあるらしい。
そして桑原も。
最後の石崎は、ううむ、ということで3失点となったようだけど。

とにかく打線が機能して、13安打で8得点というのは、効率もいいし。
何よりクリーンアップが打った。
なにより、ロサリオがタイムリー!

明るい兆しだ。

これでセ・リーグ6球団ひとまわり。
勝負はこれから。

2018年4月14日土曜日

阪神2-3ヤクルト(4月13日・甲子園)

藤浪は、復活の兆しあり。
今日は2四球。1失点。
再三のピンチも乗り切って、7回まで投げきったのはよかった。

敗戦ムードが漂った9回裏。
福留のホームランで同点!

これで流れがタイガースに来たな、と思うたがなあ。

頼みのドリスが今季初失点。
スワローズ・雄平に打たれて、これが決勝点。

まあ、こんな試合もあるわなあ。

今日はマテオもいい感じだったみたいだし。
何よりやはり、藤浪が調子を取り戻したみたいで、収穫は多かった。

しかし。
これは練習試合でもないし、オープン戦でもないのだよなあ。
就学が多くても1敗は1敗なのだ。

なによりも、打てないのは辛い。
今日もたったの5安打。
これでは勝てる見込みは少ないわな。
対するスワローズは13安打で3得点で、これはこれでちょっとどうなんだ、というところだろうなあ。

できれば勝利して、福留のお立ち台を見たかった。

春の嵐が来そうで、後2日の甲子園はどうなるのかという心配もあるが。
うまくローテーションがつながってくれれば。
などという心配をしだす、4月中旬である。

2018年4月13日金曜日

阪神1-5広島(4月12日・甲子園)

先発・メッセンジャー。
昨日の高橋遥人に続いて、どんなピッチングをしてくれるだろうか。

と期待してテレビをつけたら、石崎が投げていたのだった。
3点取られて、交代?
メッセンジャーでもそんなことがあるのか。
故障か? あるいは危険球か?

実は、審判に暴言を吐いたために退場になっていたのだった。
ストライク・ボールの判定に不満だったらしい。
だからといってなあ。

そういえば一昨日、テレビで解説していた田淵-江夏両氏は、

「審判は、おだてとかなあかんよなあ」

と言うておられた。

審判とて人間。おだてられれば気分は良い。
そして、おだててくれた人には、少しは心が柔らかくなる。
らしい。
ま、半世紀前のバッテリーの話ですから、今はどうか知りませんが。

それにしても、審判を罵倒するのはよろしくない。
何しろ審判なのだから。
これがどちらかに偏った判断をするようなら、これはおかしいけれど。
昔はどうあれ、今はそんなことはない。と思う。

さて、あとを受けた石崎は、3イニングを無失点。
なかなか良かった。

しかし、続く高橋聡文が誤算であった。
アウトが取れず。2失点。
これで勝負ありか。

カープ先発・岡田は、はじめはコントロールに苦しんで、アップアップやったけどなあ。
それをタイガース打線が捉えることはできなかったね。
結局、岡田には1安打。

雨天。いや打てん。

開幕当初、ジャイアンツ戦を見た時、いつもの年よりみんなよくバットが振れているように見えていたのは、錯覚だったのだろうか。
ここのところ、ヒットがなかなか出ません。

最悪なのは4番のロサリオ。
今日は犠牲フライは打てたけど。
肝心なところで併殺打とか。
ここで流れが途切れる感じ。
どこかで切り替わってくれないかなあ。
それを期待して使い続けているんだろうけど。

まあシーズンは長いから。
これから良くなっていくこともあるんだろう、と思おう。
今調子がいい人が、調子が落ちてくる時、いま調子を落としている人が頑張ってくれるに違いない。
波があるのだよ、きっと。

2018年4月12日木曜日

阪神4-1広島(4月11日・甲子園)

年に一度の健康診断。一応人間ドックと名付けられている。
ただの検診だけではなく、腹部エコー検査、胃X線検査(いわゆるバリウム検査)も含まれるからだろう。

バリウム検査。
胃を膨らませるために、まず炭酸を飲み。
そのあと、造影しやすくするためにバリウムを飲む。
ということだろうと認識している。

「ゲップは我慢してくださいね~」
なぜか検査する技師の声は甘ったるい。
そしてやけに丁寧だ。
毎年、違う人が担当していると思うのだが、喋り方が同じなのは、なにかマニュアルがあるのだろうか。

「では、ぐるりと一回転しましょう」
バリウムを飲んだ後、検査台の上で三回転しなければならない。
そうだ、いつもそうだった。と、毎年思い出す。

そして今年は、一昨日に腰を痛めたばかり。
なんとか指示どおり、体を回転させることができた。
これが昨日とかだったら、ううううっとうなりながらやることになり、終わった後もうううううっっっとなっていたことだろう。
運が良かった、と思おう。

検査結果は後日。
血圧が高めらしい。腹回りがやや危ない域に達しているらしい。
ということだけは、今日のうちに小耳に挟んだ。
年齢相応、と思っておこう。

ここまでは昨日同様、どうでも良い話である。

甲子園での2戦目。
タイガース先発は新人の高橋遥人(はると)。誰?
今年、キャンプとかの情報を殆ど見ていなかったので、知らんのである。

これが初回から生きのいいピッチング。
ストレート中心で、カープ打線を7回2安打。

完封できそうやん。
と思ったけど、どうやらピッチングコーチとの話し合いで、7回までということになったらしい。
惜しいな。いや、これからのことを考えると、調子の良いところで降板というのもありなのかも。

あとを継いだ岩崎、桑原はちょっとドタバタとしたようだが。
最後はドリスが安心のリリーフ。

カープに2連勝は大きいな。
そして有望な新人投手が出てきてくれたのも大きい。
これで先発何人体制?

あとは打つべき人が打ってくれたら、盤石であろう。
ロサリオか。
しかし、今日の試合を見ていると、チーム内で一番ノリが良いのがロサリオに見える。
守っていても楽しそうだし。
打てなくても、ものすごく深刻そうでもない。
何だかムードメーカー的になってきているようにも見える。

明日ぐらい、タイムリーかホームランか打ってくれて、お立ち台、とかになったら楽しいだろうなあ。
期待はしてます。

2018年4月11日水曜日

阪神4-3広島(4月10日・甲子園)

昨日の朝。
起きたら鼻むず。
思わずくしゃみを3回したら、腰に来た。
いわゆるぎっくり腰である(と思う)。

なったことのある人ならわかる。
腰を痛めてなにが辛いといって、座り続けることほど辛いことはない。
座っている間はまだ大丈夫。
しかし、いざ立ち上がろうとすると、腰が全く伸びない。
いわゆる「へっぴり腰」になってしまう。
見苦しい。
しかも痛い。

というのが昨日1日続いたのだった。
仕事から帰って、とにかく横になった。
半日、横になったまま過ごしたら、少しずつ痛さがマシになってきた。

それでも、咳をする時、くしゃみをする時は要注意である。

さて。
こんな話は今日の試合とは、なんの関係もないのであった。

カープ先発・薮田は制球難。
とにかく四球が多い。
すなわち、タイガースにとってはチャンスが多かった。
しかし、肝心なところで後が続かない。

コントロールが悪い、といっても、時々はいい球もある。
ということで、ついついそういう球に手を出して、凡打となる。
ということらしい。

逆にタイガース先発・小野は、ストレートの伸びもよろしい。
変化球もよい。
しかし、先制点を許してしまう。
しかも、ピッチャーにまでタイムリーを打たれて。

このあたり、前にも書いたけど、良い投球をしたからと言って、いい結果が生まれるわけでもない、というのが野球の面白いところ。

とはいえ。
四球四球で毎回のようにピンチを背負うと、野手の守備にも影響が出るようである。
というのが、6回裏に出た。
3四球で満塁(これもひどい)になると、タイガース・俊介の打球はショートゴロ。
これをカープ・田中が後ろにそらす。

カープに守りのミスが、しかもこんな単純な。
というところがまた野球の怖いところ、面白いところ。

結局トータル10個の四球をもらって、ようやくタイガースの勝利。

そういえば、1点リードの8回表。
リリーフしたのはマテオではなく、高橋聡文であった。
前のカードで信頼をなくしたかな。マテオ。

確かに、高橋の投球はキレがあったね。
これは、これからこのパターンでしばらくは行くのかもね。
桑原・高橋・ドリス。
右・左・右、という取り合わせもなかなかよいなあ、と個人的には思う。

それにしても。
四球四球と続く試合は、見ていてもしんどい。
それ以外にも、小さなミスはちょこちょこあったしなあ。
走塁ミスとか、牽制アウトとか。

まだみんな、体が温まってないんだろうか。
もうちょっと締まった試合、お願いします。

腰を伸ばして、見てますから。

2018年4月8日日曜日

阪神7-9中日(4月8日・京セラドーム)

なんともおそまつな試合。

5回表。
1死満塁のピンチで登板した二番手石崎は、ワイルドピッチに四球四球死球で3点献上。
4点差。

これで勝負ありやなと思ってた7回裏。

今度はドラゴンズ又吉が乱調。
打者一巡で逆転。

こうなったらあとはリリーフやな。

ところが今度は、タイガース・マテオが乱調。
あっという間に4点献上。

こうなると最後はドラゴンズ・田島。
今度こそ勝負あり!

ところが。
こういうのは伝染するのか。
田島もなかなかストライクが入らず。

とはいえ、最後は1点取るのがやっと。
で、ゲームセット。

やれやれ。

タイガースは自慢の投手陣がこう崩れてしまっては。
とくに「勝利の方程式」に組み込まれているはずのマテオの出来がひどいなあ。

昨日も今日も、いきなりの無死満塁。
昨日はなんとか無失点に切り抜けられたけど。
そう何回も同じようには行かないということやね。

昨日の投球は見てないけど、今日のピッチングを見る限り、スライダーがほとんど曲がらないみたい。
一昨年。初来日当初は「おばけスライダー」を投げていた。
しかし、それも数ヶ月で「ただのスライダー」になってしまった。

スライダーが武器の投手が、スライダーが曲がらなくなったら。
あとはストレートで勝負するしかないのか。
で、確かにストレート、速いですけどね。
でも、超一流じゃないしね。
しかもストライクがなかなか入らないなかでの、苦し紛れのストレート、という球でしかない。
ように見える。

これではいかんよなあ。
キャッチャーの梅野は、球を受け始めてすぐに、コントロールの悪さとか、球のキレの悪さに気がついたのかも。
で、すぐにマウンドに駆け寄ろうとしたけど、ルールで行けなかったのだね。審判に止められた。

で、2連続四球。内野安打。タイムリー。という最悪の結果。
ちょっと、信頼をなくす投球だったかな。

自分でも「なんで曲がらないの?」と思っているかも。
ちょっと時間をかけて、修正してあげたほうがいいかもね。

阪神3-1中日(4月7日・京セラドーム)

寒の戻りである。
風も冷たい。しかも強い。
久しぶりに、ベランダに干してあった洗濯物が倒れていた。
幸い吹き飛ばされた洗濯物はなかった(と思う)。

近所の八重桜はどうなっただろう。まだ見に行っていないんだけど。
風で飛ばされたか、寒さで一旦縮こまったか。
縮こまったら、まだ満開には日がある。
しばらくはまだ、桜が楽しめる。

寒くても、ドーム球場なら関係ない。
きっと暖かかっただろうなあ。

秋山は、今のタイガースではメッセンジャーについで安心してみていられる投手になってくれた。
ヒットは打たれても、得点される心配もなく、5回までスイスイ。

ところが6回。
ちょっとコントロールが上手くいかなくなった。
珍しい。
まあ、疲れるところだったのか。
でも球数はすくなかったよなあ。
寒さは関係ないし。

これからそういうのは直してくれるだろうと、信じよう。

さて、7回からは継投。
桑原、マテオ、ドリス。
とくるから、もう大丈夫だろう、2点差あるし。
そう思って、夕方から買い物にでかけたのだった。

ま、思ったとおり、3-1で勝利したわけだけど。
マテオ劇場があったらしい(^◎^;)。
無死満塁。
それでも無失点だったのは、運が良かったんだろうなあ。

運がよいといえば。
ヒットはわずか3本。
そのうちホームランが1本あったおかげで、3得点。
打てないようになってきている? そうとは見えないが。

打線には波があるのだろうなあ。
特に期待の大きいロサリオは今、波の底、といった感じ。
でもいつか、大きな波が来る。
そう信じておこう。

それにしても寒い。
ドーム球場でよかった。

2018年4月7日土曜日

阪神2-3中日(4月6日・京セラドーム)

前半の2失点は、どちらも藤浪の独り相撲、といった感じ。

初回はバント処理を誤っての悪送球。
三塁にランナーを置いての暴投。

5回は、ランナー2,3塁となったところで、ストライクが一つも入らず。
連続フォアボールで押し出し。

153キロの直球を持っていても、ストライクゾーンに球が行かなければ、なんとも勝負にならない。

ピンチになった時の弱さ、脆さは、相変わらずかなあ。
今のところ、死球のないのがまだまし、といったところか。

さて、こういう時、よく解説などで耳にするのが、メンタルの弱さ。
そして、
「こればっかりは自分でなんとかしないとねえ」
という言葉。

さて、果たしてそうだろうか。

どんなスポーツでも、緊張した場面はあるもので、
どんな選手でも、それをどう克服するかは研究していて、
その道の専門家もいるはず、と思うのだが。

タイガースくらいのチームなら
(今のプロ野球チームなら、どの球団でも)
メンタル面でのトレーナーのような人は、居るんじゃないかと思うのだけれど。

去年、藤浪はメンタル面での問題をよく指摘されていた。
ということは、それを克服するための対策を、チームを挙げてやっているはず。
と思っていたのだがなあ。

まあ最後は本人の責任なのだろうが。
手助けできることはいっぱいあるような気もする。
チーム全体として、なんとかしてほしいと思う。
今日の、2,3,4回のピッチングを見ていると、悪い投手じゃない。
いい球を持っている。
それだけに、もったいない。

さて、失点はそういうことなんだけど。
得点のほうも今日はもひとつ。
何回もあったチャンスを活かすことができず。

無死2,3塁で無得点とか。
最終回も、一死三塁というチャンスで、梅野がバント。
これが併殺でゲームセット。

ちょっと、しっくりこない終わり方。
両チームの得点ほどには盛り上がらなかったなあ。
確かに、小笠原はいいピッチングをしたけどね。

ま、明日も試合はある。一年は長い。
藤浪も、いつかは勝ってくれると信じよう。
腕が振れていないわけじゃないし。
などと考えると、余計に惜しい。
というのがぐるぐるぐるぐる回るのである。

2018年4月5日木曜日

DeNA0-2阪神(4月5日・横浜スタジアム)

野球は面白いな、と思うのは、調子がいいから勝つ、とは限らない、なにか不安定な要素があるからだ。
これがサッカーやラグビーだと、実力差はそのまま試合の結果に結びつく。
まあ野球でも、高校生とプロが試合をすればそうなるのだろうが。

今日のベイスターズ先発・東は素晴らしいピッチングだった。
タイガースのバッターはなかなか打てそうになかった。
逆にメッセンジャーは、どうしたのかな、と思うようなピッチング。
序盤から変化球を多投して。

どうやらストレートが今ひとつ、ということだったらしい。
それでもピッチングの組み立てで、三振の山を築いた。
このあたり、梅野のリードもよかったんだろう。

中盤辺りからストレートも交えての投球。
こうなると安心していられたな。

それにしても、今年は各チームとも、若い選手が活躍してるみたいで、なんとも楽しい。
もちろん、ベテランの活躍もうれしい。
つまりは、どちらも嬉しい、楽しい、ということだ。

自分でもゲンキンなものだと思う。
開幕すれば、こうなってしまうのだから。

DeNA1-2阪神(4月4日・横浜スタジアム)

タイガース・小野が素晴らしかったですな。
特にピンチで筒香、というところで、ストレート勝負!
に痺れました。

そんな投球できる投手、そうおらんと思うな。
おるかもしれんけど(^◎^;)

完投・完封ペースであったが、さすがに8回は疲れてきたか。
マテオ・・・・大丈夫かなあ、と思うたが。
マテオも筒香にストレート勝負!
でしたな。

筒香って、ストレートに弱いの?
そんなことはないわな。

今日はタイガース投手陣が投げ勝った、ということか。

あと、目立ったのは、というか目立ってるのは、サード大山の守備。
なんかタイガースらしくないというか(^◎^;)
きれいなスローイングで、安心して見てられる。

守備で言うと、あとは外野、かな。
ま、なにもかもがうまくいくチームって、ないけどね。

2018年4月2日月曜日

巨人3-2阪神(4月1日・東京ドーム)

【表題とほぼ関係のない話】

春の陽気である。
先月、新しいデジカメ(コンパクトタイプ)を買ったのだ。
(キヤノン PowerShot SX730 HS)
コンパクト、といっても、今や大変な性能である。
光学40倍ズーム。
デジタルズームだと。。。忘れた(^◎^;)

オートで撮影モードも切り替え。その種類も何十(忘れた)
Wifi通信機能も備えたすぐれもの。
撮ったらすぐにスマホに転送できる。

こういうのを持つと、ついつい外に出かけて写真を撮りたくなるのだ。
というわけで、今日は春の陽気につられて、奈良県は佐保川へと花見に行ってきたのだ。

桜は満開。


人も少なく(写っているのは賑わっているほう)散歩には快適である。

川沿いにずっと、4キロに渡ってこの状態。
画面右側の遊歩道は車もなく、散歩するにはほんとによいのだ。
河川敷で無法な振る舞いをしているものもいない。
人が少ないと、そういうことになるのだな。きっと。

で、夕方ごろまで散策して(4キロをたっぷりと時間を掛けて歩いたので)
帰ってきたら、表題のような結果であった。
(ようやく繋がる)

ジャイアンツ若手の筆頭、岡本にまた打たれたらしい。
そして沢村-上原のリレーは、盤石らしい。

しかし、結果の詳細を見ると、どちらも5安打。
タイガースだって打ち負けているわけじゃない。
しかし得点が梅野、ロサリオのソロ2本だけではなあ。

ホームラン数では勝ったのだが、それがいつ打てるか、が勝敗の分かれ目だったか。
秋山は100球そこそこで8奪三振。
リリーフした石崎も、2イニングで5三振。
たいしたものだ。

最初の3連戦は1勝2敗となったわけだが。
ま、こんなものでしょう。
まだまだシーズンは長い。
戦力は揃っている(実際、投手、野手のやりくりに四苦八苦している様子もない)。

あせらず、気楽に楽しもう。
そう、今日のように。

2018年4月1日日曜日

巨人8-4阪神(3月31日・東京ドーム)

今日の注目はなんといっても(タイガース側からすると)藤浪のピッチング。
コントロールはよくなっているのか。
ということよりも。
自滅する癖は治っているのか。
それをジャイアンツ戦で確かめようという、金本監督の考えも大胆である。

そして、結果は。
どうにもなあ。

まあ昨年のピッチングに比べると良いほうだとは思うけれど。
思ったように投げられていないような印象であった。
審判との相性とかもあるのかもしれないけどね。

勝敗はつかなかったものの、先制してもらってからも不安定では。
これからも心配である。

ま、心配しても仕方ない。
何しろ157キロのストレートを投げるピッチャーなんだから。
それも何球も。
これで勝てなきゃおかしい。
普通に投げてりゃ、勝つんじゃないのか。
そんなにプロは甘くないか。。。

さて。
タイガースが中盤に逆転されたおかげで、ジャイアンツ復帰の上原の登場となった。

さすがというか。
見ごたえがあったなあ。
キレてるねえ。

まあ今日のタイガースは、勝負どころで踏ん張れなかった投手陣が敗因か。
まだ開幕2日目やしな。

それにしても、今年のタイガースの野手は、バットがよく振れてるなあ。
今日も負けたにしても、12安打はすごいな。
そのあたりにちょっと期待である。

2018年3月30日金曜日

【開幕戦】巨人1-5阪神(3月30日・東京ドーム)

歳のせいか、このところ燃え上がる気持ちというものが湧いてこない。
だれかが
「燃え上がってるぜぇ」
というのを見たり聴いたりしても、へえ、そうですか、たいへんだんなあ、という気持ちにしかならない。

金本知憲氏がタイガースの監督となった初年度は、なんだかこれからいろんなことが変わりそうだ、という期待が大きかった。
スローガンも「超変革」やったしな。

初年度はBクラス。去年は2位。
思惑通りに(おそらく)チームは成長してきているのだろう。

なのに、今年のオフは、わくわく感がなかった。
なぜ?

まあ、自分が歳をとったせいなんだろうなあ。
考えてみれば、先のシーズンは結局1試合も現場観戦することがなかった。
ここ数年、なかったことである。

期待していなかったわけではない。
実際、2位やったしね。
よお頑張ったし。

でもねえ、なぜか以前のように「燃え上がる気持ちで応援する」というのがなくなってきたのだなあ。
ま、長年ファンをやってきて、疲れてきた、というのもあるかな。

そんなことで「ファン」と言うな、と、本物の、筋金入りの「ファン」の方からは、お叱りを受けるでしょうが。
すみません。

それでも、今日から開幕、となれば、なんとなくそわそわする。
つい先日まで、フィギュアスケートにうつつを抜かしていた自分とは違う自分がいる。

でもなあ、今年は開幕が巨人戦。
しかも菅野!

なんとなく、ガッカリするような結果が待っているのではないか、と思っていたのだよ。
そんなことを思うのは、もう「ファンではない!」と、本物の「ファン」の方からはお叱りを受けるでしょうが。

しかし。
結果は表題のとおり。
なんと菅野から5点も取ってしもおたよ。
先発野手全員安打!

テレビで解説していた江川氏、原氏も口をそろえていたけれど、今日のメッセンジャーは本調子ではなかったようす。
アウトコースのストライクゾーンがなかなか決まらなくてね。
序盤は球数も使ったし。球種もいろいろ使ったし。

対する菅野は、初回がたったの8球。
憎たらしいくらいの(実際、憎たらしい)落ち着いた投球は去年のままでないかい。

しかしね。
調子がいいから勝てるかというと、そんなに単純じゃないところが野球の面白いところなんだなあ。

菅野に相性のいい福留が2回にホームランを打つと、そこから徐々に流れが変わってきた感じ。
気がつけば野手全員安打。

そうなると調子の良くなかったメッセンジャーの、アウトコースのコントロールも良くなってきて。
不思議と(どうも同じところに投げているようなのに)ストライクが取れだすのだなあ。

完封、完投はならなかったけれど、開幕勝利。
球数も7回まで投げて100球ちょい。
これ、また中5日のローテーションで来そうやね。

というわけで、始まるまでは、開幕かあ、始まるのか、まあ、どうなるんやろなあ、ぐらいにのんびり構えていたものが、一気に前のめりな気分になり、サボりまくりだったブログを早速更新するまでに至っている自分は、なんとわかりやすい、周りに影響されやすい人間なのだろうと、改めて認識するのであった。

でも、以前ほど、うわーっっっっ!!! とか、うおーーーっっっっ!! とかにはならないけどね。
騒ぐと疲れる。ふぅ。

気がつけば

もう3月も終わろうとしている。
フィギュアの季節は峠を超え、なんと明日からプロ野球の開幕である。
(すでに今日である)

なんたること。

ぼやぼやしている間に月日は過ぎ去ってしまった。
オリンピックも世界選手権も、またたくまに目の前を通り過ぎた。

世の中の出来事は、どうにも歯がゆいというか。
庶民の力では同しようもないところまで来ているような。
無力感と喪失感が漂うている。

そう感じているだけかもしれない。

力あるものはその力を一層強固なものとし、
力なきものはそのもとでなんとか生き延びるしかないのか。

そんなことを考え始めると、虚しさが募るばかり。
なので。

なにか楽しいことを考えよう。
この世界は、まだ生きるに値する。きっと。

2018年1月3日水曜日

はつゆめ

世界中の犬たちに安らぎを。。。


「初夢」とはいつの夢のことをいうのか。Wikipediaによると諸説あるらしい。
(Wikipediaにしても、出典不明の部分があるようだが)

概ね「大晦日~元日」「元日~2日」「2日~3日」の3説。
今は「元日から2日にかけて見る夢」ということが一般に受け入れられているらしいが、「2日から3日」というのも多くあるらしい。

ということで、昨日から今朝にかけてみた夢は。。。。

同じ会社に努めている人たち(3人の男性)と、飲み会に行く夢だった。
その3人とは、ほとんど面識がなかった。社内で見かけたことはあったかもしれないが、声を書けたこともない人たちだった。
当然、話は弾まない。その3人の間ではぼつぼつと話が続いていたが、その内容もよく分からない。
その上、自分はお酒も飲まないので、面白くも何ともない。
そのうち尿意をもよおしてきた。
飲み会の場所は、ひと昔前に流行った屋台村のようなところ。
すなわち、屋外のテントのようなところであった。
トイレなどはなさそうだ。
ちょっと失礼します、と断って、トイレを探しに行った。
すぐ近くに、小ぶりのビルが建っていて、ショッピングセンターのようにも見える。
この中ならトイレがありそうだ。
入り口を入ってすぐ、エレベーターがあったので乗り込んだ。
どの階へ行こうかと思って、フロアのボタンを見たら、四角いボタンが並んでいるだけで、階の表示も開閉の表示もない。
なんとおかしなエレベーターなのだろうと思ったら、扉が勝手に閉じてするすると上がっていった。
そしてある階で止まって、扉が開くと、そこは狭い階段の踊場のようなところであった。
踊場を囲むように、ドアが4枚並んでいた。
ドアには表示も何もない。
何なんだろう、ここは。
トイレはあるのか。
と思っていたら、ドアの一つが開いて、若い女の子が出てきた。
「いらっしゃい~」
すると次々と他のドアが開いて、次々と女の子が出てきた。
「いらっしゃい~」
これはまずいかもしれない、と思った。
早々に降りるしかない。
後ろずさりにエレベーターに引っ込んで、「閉」ボタンを押そうとした。
「閉」ボタンはなかった。
どうするべきか。
その時、若い男がひとり、階段を上がってきた。
途端に女の子たちは若い男を取り囲んだ。
「いらっしゃい~」「いらっしゃい~」
その声を聞きつつ、エレベーターの扉が閉じた。

というところで目が覚めた。
富士も鷹も茄子もない。

では1日から2日にかけての夢はどうだったかというと。。。。

ひとり机に向かい、パソコンで何か数字を並べ替えていた。

ということしか思い出せない。

どんな一年が約束されているのか、想像もつかない。
考えないことにしよう。

2018年1月1日月曜日

【アラバマ物語】ハーパー・リー(菊池重三郎訳・暮しの手帖社)

ようやく読み終わった。
できれば昨年中に読んでしまいたかった。
まあ、それはそれ。
ともかく、最後まで読めてよかった。

よく知られた、ハーパー・リーのピューリッツァー賞受賞作。
グレゴリー・ペック主演で映画化もされた。
映画もよかったが、映画だけではわからなかった世界が、原作本にはある。
それはあたりまえで、何といっても映画よりも原作のほうが分量もたっぷりあるのだし。

おそらく1950年代のアメリカ南部。
正義感の強い弁護士アティカスとその家族と隣人たちの物語。
そして同じ土地に住む色んな人達の。

映画を見たときは、人権を主題にして、差別の不合理さ、偏見の不条理さを描いたものだと思っていた。
たしかにそれはこの物語の一面ではある。
しかし、語り手であるスカウト(アティカスの娘)の目から見ると、どうなんだろうか。

倫理観というのはむずかしい。
ひとそれぞれ、価値観は違う。
育った環境が違うのだから、あたりまえなのだ。
そして、その土地のルールというのも、やはりあるのだなあ。

子供の頃は、正しいことをしていれば正しく生きられる、正直に生きていけば何もかもうまくいく、と思っていたけれど、成長するに連れて、それだけでは物事は収まらないということを知ってきた。
というか、ひとそれぞれで「正しさ」が違うということを知ってきたのだ。

こんなことは当然じゃないか、というのは一方だけの考え方かもしれない。
相手はそう思っていないかもしれない。
ということを考えないと、世界はおかしくなる。
自分だけが正義じゃない。じゃあ正義とは何なのだろう。

物語は終わっても、全てがすっきりとしたわけではない。
ここから先は、自分で考えよ、ということか。
年始めから、問題を突きつけられた。
はるか昔の作品から。

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ところで。
この作品、どうやら初版から翻訳は変わっていないらしい。
今となってはあまりにも古すぎる。
「鍾馗さまでも通さないわよ」
なんて、アメリカ人が言うわけがない(読めますか)。

出版社「暮しの手帖社」は、文芸出版は本分ではないはず。
(どういう経緯で出版することになったのだろう)
どこかの出版社が版権なり翻訳権なりを買い取って、新訳を出してくれないものだろうか。

新年

あけましておめでとうございます。
昨年は、出だしは意気込んでいたものの、早々にバテ始め。
中盤で息切れ。
ついに途中で投げ出した形になってしもおた。

今年は、という目標をここで掲げるのも恥ずかしい。

思いついたときに更新します。
まずは、年始のごあいさつまで。