2018年4月22日日曜日

阪神0-3巨人(4月21日・甲子園)

初夏の陽気である。
毎週土曜日は、ほぼ決まって図書館に行くことにしている。
午前中に行くことにしているのだが、今日は外を歩いているだけで、汗ばむくらいだった。

近所の神社の社叢林(というほど大規模なものではないが、ほぼ緑のないこの周辺では貴重な樹々)も、新緑につつまれている。
この緑色は、今の季節だけのものだ。
光り輝いている。
そしてその葉の隙間から、太陽の光と青い空が覗く。
なんと美しい季節なんだろう。

先日テレビで嵐山の特集のようなものをしていて、山裾の料亭のご主人が、
「嵐山と言うと、みなさん桜か紅葉を連想しはって、今の季節はあんまりお客さんもお越しやないんですけど、今の季節が一番よろしいんでっせ、ほんまは」
と言っていたのを思い出した。

見た目の美しさもそうだが、若い葉というのは、これから育っていくぞというなにかみなぎるものが感じられて、気持ちがいい。

この陽気で、道を歩いていても、アオスジアゲハやモンシロチョウが、道端の小さな花の間をひらひらと飛び回るようになっている。
それもまた、小さな生き物の生命の輝きを見るようで、楽しい。

図書館の帰り、目の端にササッと飛んですぎるものを認めた。
燕だ。
今年初めてかもしれない。
燕が居る、ということは近くに巣がある、ということだ。
そう思いだすと、帰りの道すがら、家々の軒下を覗き込んでしまう。
怪しい人にみられなかったらよいのだが。

今日は夜から合唱団の練習があり、その準備もあって、デ-ゲームは見ていなかった。
と、ようやく表題の話である。

どうやら負けたようだ。
しかし、3失点なら悪くはない。守りとしては。
スコアを見ると、秋山が集中打を浴びたらしい。
それでも3点どまりというのは、許せる範囲。

リリーフした球児、マテオ、石崎は、一人のランナーも出さなかったらしい。
つまり、守りの方はそこそこ良かったのだ。

あとは打線。打つほう。
ロサリオが2安打。ちょっと調子が出てきたか。
となると、今度は糸井が調子を落としているらしい。
あちらが良ければこちらが落ちる。
そう全てがうまくいくわけにはいかないのだなあ。
無心満塁のチャンスで無得点、というシーンもあったらしい(スポーツニュースで流れていた)。

まあ、打てる時はいつか来るだろう。
今日もよく見れば、ジャイアンツを上回る9安打。
それでも勝てない時は勝てない。
だから野球は面白いのだ。

この浮き沈みを楽しもう。一年は長い。

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