2018年4月19日木曜日

中日3-4阪神(4月18日・ナゴヤドーム)

この国の「常識」はどうなっているのだろう。
国の中枢にいる人物がいう「常識」がよく分からない。
この国で生きていくのが嫌になる。
死のうかな。
しかし、こんなくだらないことで死ぬのは嫌だから、生きていくことにする。

セクハラが起きて、どうして「被害者よ、名乗り出て説明せよ」と言えるのか。
「事実関係が分からんじゃないか」
分かる。
分からんだろうと思っているやつがいるから、分かりにくくなるだけで、ちゃんと調べれば分かる。
本気になって調べれば分かる。

セクハラの被害を受けたら、何処に相談するか。
ほぼ「ない」に等しいのが現状だ。
いちおう、窓口とか報告すべきところは決まっている。
しかし、そう簡単にはいかない。

というのが、自分の常識なのだが。
これがおかしいのだろうか。

かつて、大阪府知事にセクハラ疑惑が起こったことがあった。
その時も多くの人が、「被害を受けた人が出てきて説明すべきである」と主張していた。
しかし、セクハラ被害を受けた当事者は、人前に出ることすら困難だったのだ。
のちのち、セクハラが事実だと判明し、知事が処罰を受けても、当人は姿を現さなかった。
弁護士によると、「人前に出られる状態ではありません」ということだった。

すなわち、これはほぼ殺人と同等である。
被害を受けた人間が、何も言えないという点で。

だからこそ、様々な対策が取られてきて、その被害を防ぐ方策が取られてきたと思っていたのだが。
情けない。

犯罪が起こると、「やられたほうが悪い」という風潮は、どうにかならないものか。
「黙っている方が悪い」という風潮はどうにかならないのか。
結局は、発言力がある方が「正しい」ということになるのか。

「何でも言える勇気を持とう」
軽々しく、標語のように言うだけなら、誰でもできる。
そんなことができるのなら、誰も苦労はしないのだ。


以上は、今日の試合とは、なんの関係もない。

ドラゴンズ・柳はいいピッチャーだ。
出だしは、どうもドラゴンズの方に歩があった。
メッセンジャーは、運が悪いということもあったけれど。
ともかくも先取点を取られて、さてどうなることかと思った。

前回の試合のこともあるし。
また途中でキレるのではないかとか。

しかし、その心配はなかった。
2回からは立ち直って、粘りのピッチング。

ドラゴンズ・柳も負けじと、切れのある変化球。
こら、最後まで投手戦か。

しかし。
糸井、ロサリオにヒットを打たれたところから、ちょっとおかしくなったな。
加えて、ビシエドのタイムリーエラー。
さらに、バッター・メッセンジャーの場面で、なぜか前進守備じゃなかったライト・平田の前に、打球が落ちる。2塁ランナー・糸原生還で4点目。

結局はこのメッセンジャーのタイムリーが決勝点となったのだから、ドラゴンズにしてみればなんとも痛い負けだったろう。
セオリーどおり、平田が前進守備をしていれば、ヒットにすらならなかっただろうに。

なんとも、今のドラゴンズの現状を垣間見た感じ。

さて。
テレビ解説の広澤克実氏は、今日は梅野が良かった、と褒めていた。
ボールを止める技術(後ろへそらさないということ)。
投手との連携(ピッチャーの投げたい球を投げさせて、しかも抑えるということ)。
「裏をかきたがる、というのは、古田タイプ」とも。
「このままいけば、正捕手になるでしょう」

捕手が固定されるチームは強くなる(と思っている)。
これからが楽しみだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿