2018年4月20日金曜日

中日1-2阪神(4月19日・ナゴヤドーム)

ドラゴンズ・松坂の投球にばかり目が行っているような気がする。
確かに、「復活をかけたマウンド」というのは、絵になる。
かつての、日本を代表するピッチャーであっただけになおさら。

しかし、勝負の世界ではどうなのか。

決勝点のきっかけは、本人の送球エラー。
何度か満塁のピンチも。
球のキレは、かつてのものではなかったらしい。
(テレビ中継がなく、ラジオの実況を聞くしかなかったから、よくわからないけど)

そりゃそうだろう。30歳を超えて何度かの手術も超えて、若い時と同じようには投げられないだろう。
それでも培った技術というのはある。
そして、今のタイガース打線の、まだ調子に乗れない、ということもある。
で、7回を投げて2失点。

ま、これからなんだろう。
これから、何試合か投げて、真価が問われるのだろう。

それにしても、各マスコミが持ち上げすぎのように思う。
最近の傾向だけれど(そうでもないか。以前からそうだったか)。
「レジェンド大好き指向」が高まっているような。
すなわち、全体が保守的になってきているのだろうなあ。
もっと普通に見てほしい、という気もする。

さて、松坂以上に注目してほしかったタイガース小野。
ノーヒットで同点とされたりという場面はあったけれど。
(その点で、この試合は両投手の「独り相撲」競争のようでもあった)
相変わらずストレートのキレはよし(らしい。何しろラジオ)。
早くも2勝目。昨年の勝利数に並んだね。

ただ打つ方は。。。
2得点が、犠牲フライと、無死満塁からのダブルプレーの間の1点、合計2点とは。
こちらも「レジェンド」に遠慮があったのか。
むしろ、二度と出てこれないくらいにコテンパンにやっつけてほしかったのだがなあ。
それこそ松坂にはふさわしい。

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