2016年10月14日金曜日

1ヶ月ぶりに

久々に書いています。
プロ野球はクライマックスシリーズに移行し。
興味はすでにフィギュアスケートに。
ジュニアグランプリ、シニアのグランプリ。
どちらも興味は尽きません。

今日はノーベル文学賞の発表もあり。
テレビの前でぶたことふたり、

「ぼぶでぃら~~ん?!」

と叫んでしまいました。

その数時間後。
今度は

「ぷみぽ~~~~ん!」

と叫んでしまいました。


なんだか色々ありすぎ。

個人的には、何も変わったこともなく過ごしています。
合唱団の本番が終わって気が抜けたのと。
タイガースも全試合が終わって気が抜けたのと。
(最後の方は頑張ってましたね)

まあそんなこんなでサボっていました。
ちょっとずつ復活する。
かも。。

2016年9月14日水曜日

阪神4-6広島(9月14日・甲子園)

勝てませんなあ。
広島には。
そして甲子園で。

金本監督は「7,8,9回を投げる投手がいない」とおっしゃっているようです。
確かに。
今日も、リードした展開で、安心して送り出せる投手がいませんでしたね。
まあそれが今年の聖蹟に直結しているわけですから。
今日に限ったことではないのですね。

それにしても、実力の違いがありすぎるような気がしました。
今日も、リードした場面は、攻めがうまくいったわけではなく、相手のミスから拾ったようなもの。
これは実力とは違いますね。
まあ、どこがよくないのかは、プロのコーチの皆さんが考えはることでしょう。
それで、コーチングがよおなかったという結論になれば。。。。
という先々の話は、まあ置いときましょう。
これからは、来シーズンに繋がるようなゲームを、と願いますね。
そして、もうちょっと本拠地で勝つようにしてほしいなあ。

2016年9月12日月曜日

ヤクルト9-1阪神(9月10日)ヤクルト0-5阪神(9月11日・神宮球場)

このところ、週1回のペースで白星を拾っているようですね。
岩貞しか勝ってない。
なんともはや。
「雨・雨・岩貞・雨・岩貞」というローテーションを組みたいですね。
というのは冗談にしても。

先発投手に勝ち星がつかない。
いや、それ以上に。
打線が全く機能していませんね。
これはどうしたことか。
まあ今に始まったことではなく。
シーズンを通じて問題視されていたことで。
それがこのシーズン終盤になっても解消されていないということですね。

若手の起用。
そうなると、どの球団とも、ベテラン組の疲れが溜まってくる時期になったら、元気のいい若手が活躍するのでは、という期待を持っていたのですが。
若手のほうが早々とバテてしまった感じです。
とはいえ、北條、原口、中谷など、今までチャンスすらほとんどなかった選手たちが活躍するのを見るのは楽しいですね。
あ、もう、来年に気持ちが飛んでます。
許せ。

カープなみなさん。おめでとう!

2016年9月8日木曜日

阪神1-3巨人(9月8日・甲子園)

なんともはや。
このカード初めて先制しましたけどね。
あの投手交代は、どうだったんでしょう。
デッドボール2発で交代。
まあそこから崩れるのが青柳のいつものことなんだろうけど。
それを乗り越えないとねえ。
で、球児。
ここぞという時の被弾、というのは、かつてもよくあったなあ。
などということを思い出してしまう。ううむ。

甲子園に来ていたカープファンも頭を抱える状態。
すみませんねえ。

甲子園での勝率そのものがよろしくない今年。
どうしたのかなあ。
もっと応援せなあかんのか。
プレッシャーか。
いやいや、そんなことはないでしょうけどね。

阪神2-3巨人(9月7日・甲子園)

どうにも勝てませんな。
運にも見放されたか。
対ジャイアンツに、本拠地甲子園で未だ勝利なし。
とほほ。

ああ、あの8回裏に。
鳥谷の一打が、長野のグラブをかすめて弾んでいてくれたら。
5回の表の、ライト福留からの返球がホームベースの近くに届いていてくれたら。

「たら」「れば」は禁物と言うけれど、言わずにはおれないですね。

今日の中継。地上波(ABC)は、解説が吉田義男氏と岡田彰布氏のふたり。
このふたりのやり取りがめちゃくちゃ面白くて、試合内容そっちのけで(試合内容が試合内容だっただけに)楽しませてもらいました。
今日の収穫はそれだけか。

あ、北條のホームランがあったね。
ときすでに遅し、やったけど。

2016年9月6日火曜日

阪神2-4巨人(9月6日・甲子園)

何と言いますか。弱っちいですな。どっちのチームも。
見どころ?
あったかなあ。。。
藤浪は、前回の反省からか、序盤から丁寧なピッチングで、丁寧すぎて球数を増やして、丁寧にストライクゾーンのギリギリを狙って投げるもんだからカウントも悪くして、そして打たれる。あるいはギリギリを狙ってフォアボール、デッドボール。で、ピンチを広げる。ちょっと打たれる。タイムリー。うむむ。
ジャイアンツ・菅野はいいピッチャーだけど、なぜか圧倒的なものを感じない。なぜ?
相手チームだから? いや、何かあるなあ。
連打は難しいやろうと思ったら、5回裏に4連打で(しかもツーアウトから)2点も取れたよ。
ただ、その後が続かなかったなあ。ゴメスが打ってくれりゃあなあ。

で、何よりも何よりも。甲子園で勝てないのは悔しいです。
9回表の失点も二つの守りのミス。それが失点になってしまった。いやさ、その前のフォアボールからしてからに。

などと文句を言えるのもあともう少し。
ただ、最近はちょっとしたミスを見つけても、おおらかな気持ちで見守ることが出来るようになりました。これを糧に、来年、でんなあ。

阪神2-3DeNA(9月3日)阪神3-1DeNA(9月4日・甲子園)

ベイスターズに負けて、負けて、やっと勝った週末でした。
この週末は合唱団の本番が日曜日にあったので、観戦する暇なし。
その間にベイスターズに1勝2敗ですか。やれやれ。
球児で逆転負け。その翌日は岩貞が好投して、逆転勝ち。
まあいろいろありますわな。
勝ったり負けたりが野球です。

とはいえ、どうやら自力でのクライマックスシリーズ進出もなくなってしまったとこのこと。
これはエラいことですね。
まあ負けてしまったことは仕方がないとして。
これで目標を見失って、ダラダラとした試合になる、というのだけは避けてほしい。
もちろん、若手選手にとっては、これからも真剣勝負が続くわけですから。
おっと、中堅、ベテランも、うかうかしていたら来年は。。。ということにもなるはず。
おそらくは、監督は続投でしょうから。
たった1年で結果を出せというのは無理なこと。
分かっていたことです。はい。
最後まで、精一杯のプレーを見せてほしいですね。

2016年9月3日土曜日

【キリスト教入門】山我哲雄(岩波ジュニア新書)

クリスチャンの中には、キリスト教のことをよく知らない人は多い。
これは別に驚くべきことでも何でもなく、宗教というのはそういうものなのだろうなあと思う。その宗教に関する知識が深いから信じる、というわけではない。信じる信じないは知識とは別のところにある。だから信じたあと「騙された」という人が時々出てくる。

かく言うわたくしもクリスチャン(プロテスタント)ではあるのだが(ということは神さまを信じているということになるのだが、ここでは深く掘り下げない)、実はよく知らないことは多い。というか、ほんのちょっとしか知らないんだろうなあ。

だいたいキリスト教と一言で言っても、宗派は様々である。大きく分けて3つ(ということぐらいは知っていた)。カソリック、プロテスタント、そして東方正教会。
でもカソリックとプロテスタントぐらいはわかるけど、東方正教会についてはほとんど知識がない。だいたいどうやってキリスト教が生まれて、そこからどういう紆余曲折を経て今のたくさんの宗派に分かれたのだか。カソリックからプロテスタントに分かれたのは、ルターが何かやったから(なんかって何?)ということぐらいは知っていても。

ということでちょっと知識として知りたいなと思ったのだった。
そういうとき「岩波ジュニア新書」が、読みやすくて分かりやすくていいですよ、というのを書いてくれていたのは「51歳からの読書術」を書いた永江朗氏であった。
「ジュニア」だから分かりやすい。といって手を抜いているわけではない。また、偏ならないようにという配慮もある(はず)。

もちろん2,000年の歴史を持つキリスト教の全てを、1冊の新書にまとめるのは至難の業。しかしそれをやってのけているのがすごい。この背後にある著者の苦労に感服します。

そういうわけで、今まで知らなかったこと(特に東方正教会について)がいっぱいよく分かりました。東方正教会(東方教会)って、カソリックみたいに頂点のある組織じゃないのだね。国ごとに、地域ごとに独立している。知らんかった。
聖公会の成立経緯についても、何となくは知ってたけど。
新約聖書の福音書よりも、ペテロの手紙のほうが先に書かれていた!
などなど。

それぞれの宗派の礼拝(典礼)や儀式(秘蹟)についても詳しく書いてあって、とても興味深い。
最後の方には、エホバの証人や統一協会のことまで書いてあって、もうこれ一冊で十分です。

世界が寛容になるためには、お互いの立場や考え方や宗教観を理解する(信じるのとは違う)のが大切。そういうことから言うと、こういう本はとても便利。

【妄想科学小説】赤瀬川原平(河出書房新社)

9月になって、しばらくはいい陽気が続いている。
今日など、爽やかな秋晴れと呼びたくなる。(東大阪限定の話)
ただし、日差しは強いし気温は高いしなので、秋晴れとは程遠いのも確か。
でも季節はめぐる。いい季節になった。

赤瀬川原平は画家でもあり(たしかそう)、でも尾辻克彦という名前で小説も書く人だから、文章もうまいのである。芥川賞もとっている。知らなんだ。すでに故人。
ナンセンスとユーモアのセンスは抜群である。
というわけで、「妄想科学小説」である。
これはもう、シュールで面白い。
短編集、というよりショートショート。
そして話の先が全く見えないものばかり。ショートショートなのに。
日常を忘れて、別の世界に迷い込める。楽しい。

阪神2-5DeNA(9月2日・甲子園)

6連敗ですか。やれやれ、
なんといっても、甲子園で分が悪いというのはいただけませんね。
ホームチームなのにね。

しかも、目下の目標というか、クライマックスシリーズ出場を争っているチームとの一戦ですからね。
負けられない試合やったのになあ。

初回が全てかな。
秋山。久しぶりの先発。緊張もあったでしょうけど、
2回以降は立ち直って、素晴らしいピッチングをしただけに、悔やまれますね。
ま、それもやっぱり、本人の責任なんですけど。

ちょっと気になるのが、ここ最近の傾向として、送りバントなどを多用した堅実な采配が目立つことですかね。
いろいろ試してるのかなあ。
今日なんか、2点差があって、無死1塁で、送りバント。
ううむ。
それが成功しても、1点差になるだけじゃないのですか。
それでも1点がほしかったか。
あるいは「1点を取りに行く」試合運びを教えたかったか。
真意はわかりませんが。

シーズン初め頃の積極性が、ちょっと影を潜めているような、そんな気がします。
気になります。
失敗してもいいから、積極的に、と思いますね。
悔いのないように。

2016年9月1日木曜日

中日1-0阪神(8月31日・ナゴヤドーム)

調子の出ていないはずのドラゴンズに連敗するとは。
まさかまさか。
メッセンジャー、好投しましたがねえ。
点を取ってやらないとねえ。
で、7回の吉見への投球は、ちょっと油断したかなあ。
たったの1失点で負け試合。
ううむ。
もっと気になったのは、そしてその次の回。
反撃したいところで、先頭バッター中谷が初球をセフティバント → キャッチャーフライ。
。。。。。
中谷といえば長打力。
点差は1点。ホームランで同点。
にはしたくないはずのドラゴンズバッテリー。
に、バントですか。
意表を突いた、と言えなくもないけれど。
自分がどういうバッターなのか、何を期待されているのか、わかっているのかなあ。
という気がしましたね。
そういう、ちょっとちぐはぐなところが見えたこの2連戦でした。
これもまあ、新人監督と若手中心のチームと「超変革」の途上、ということで。
ちゃんちゃん。

2016年8月31日水曜日

中日9-3阪神(8月30日・ナゴヤドーム)

初回に7失点もしてしまっては、勝てる見込みがなくなりますわな。
どうしちゃったんでしょうね、藤浪くん。
メンタルがおかしいのかなあ。何か問題があるのか。
今のドラゴンズ打線に7点もとられるなんてねえ。

でもまだ初回。
試合は長いよ。
と思っていたところで、原口のホームランが出て。
さらにヒットで無死1,3塁。
で、坂本の併殺打。
なんとか1点は入れたけどねえ。
畳み掛けていきたかったところやねえ。

さらに、中谷、大和の連打で1点を追加して、なおも無死1塁というところ。
で、なんで坂本に送りバントだったのかなあ。
よっぽど前の打席の併殺打が気に入らなかったのか。
で、好投していた金田に代えて送った江越が、一度もバットを振ることなく三球三振。
これでは、何のための送りバントか。
大事に行き過ぎたか。
というより、ちょっと消極的な采配でしたね。
その消極性が、代打江越に乗り移ったように見えてしまいました。

藤浪のあとを継いだ救援陣は、なんとか頑張りましたがね。
安藤だけが失点したけど、2点程度なら、という気もします。
ただ、回も押し迫ったところでの追加点は痛かったね。

初回に大量失点したけれど、押し返せないこともなかった。
チャンスもいっぱいあった。
でも押し返せなかった。
色んな意味で、ちょっと落ち込む今日の試合でした。
明日から、頑張ってくれ~。

2016年8月30日火曜日

阪神2-5ヤクルト(8月27日)阪神1-3ヤクルト(8月28日・甲子園)

来週が合唱団の本番で、この土日は最後の追い込み練習。
というわけで、試合展開も何もわからないのですが。
ヤクルトに3連敗ですか。とほほ。
本拠地甲子園で勝てないのは悔しいですね。
今年、何故か甲子園での勝率がよろしくないですね。
何かプレッシャーがあるのかなあ。
もっとのびのびやってほしいんだけど。

歯車がうまく噛み合う時も、同じ歯車でも咬み合わない時もありますわな。
今は我慢かなあ。
というか、今年は我慢ですね。

2016年8月27日土曜日

阪神3-5ヤクルト(8月26日・甲子園)

惜しかったですね。悔しいなあ。
満塁ホームランで先制されるとは。とほほ。
久々登板の岩崎、ちょっと慎重になりすぎましたかね。

中盤以降、チャンスもたびたびあったですが。
決めきれませんでしたね。
ヒットはそこそこ打ってたし。
なによりベイスターズの投手陣が、どうもコントロールが定まらず、8個もフォアボールをくれたのに。

まあそれでも、若手選手にヒットが出てきつつあるのは嬉しいかな。
今日も打点は高山と福留。
新人とベテラン。
いいバランスじゃないですか。
でも、あと1本がね。
まあ、こんなときもあるか。
でも、甲子園で勝てないと、トホホ気分が増してしまいます。
勝ってくれ。

2016年8月25日木曜日

DeNA3-9阪神(8月25日・横浜スタジアム)

3連勝!
今日もよく打ちましたね。
ベイスターズ・ペトリックぐらいなら、という感じに見えたなあ。
頼もしかったです。
高山の満塁ホームラン!
さらにタイムリー!
今日は、先制、中押し、ダメ押し(ダメ押しにはだいぶ早い回だったけど)と、理想的な点の取り方でしたね。

しかし、試合結果をよく見ると、タイガースが13安打で、ベイスターズも11安打してるんですよね。
それでこの点差、というのは、やはり相手の拙攻に助けられた、ということでしょうか。
今日は地上波の解説が岡田彰布氏で、ベイスターズの采配にしょっちゅう文句を言うてました。
「なんでここでゴロをうちに行けへんかなあ」(ベイスターズ、無死3塁の場面)
「ここで替えるんやったら、前の打席で代打でしょう。意味無いですよねえ」(ペトリックが5回裏の打席に立ったが、6回表に1死もとれずに降板)
などなど。
実に楽しい解説でした。

まあ相手のことは置いといて。
若手が躍動し、時々出てくる中堅が負けじと頑張る。
そしてベテランも味を出す。
というのが、今うまくハマっているような気がします。
これが一年続いてくれてたらなあ、と思わなくもないですが。
しかし、これが来年に繋がるはず。
そう思うと、もうワクワクが始まってしまうのです。
あ、その前に、クライマックスシリーズに行かないと。。。

2016年8月24日水曜日

DeNA1-5阪神(8月24日・横浜スタジアム)

昨日の試合同様、序盤に得点を重ね、後は逃げ切るという試合展開。
初回。ベイスターズ・久保から2死満塁のチャンス。
で、無得点。
いままでなら、これでチャンスは全て使い果たしたかなという展開。
さらにその裏。
先頭バッターにヒットを打たれて、無死1塁のピンチ。
いままでなら、ここから一気に崩れるのが先発藤浪のパターン。
それを救ったのは、盗塁を刺した坂本の肩でした。
これでリズムに乗れたかな。
すると「流れ」というのが生まれるのだな。
ここが野球の面白いところ。
2回、3回と得点できてしまうのだね。
高山のタイムリーが大きかったかな。
詰まったような当たりが外野フェンス直撃やもんなあ。
球が飛ぶようになったのか。
風の影響もあっただろうけど。

で、序盤で先発投手が崩れてしまうと、今のベイスターズはとても苦しいのですね。
投手事情があまりよろしくない。
とはいえ、その後は得点できなかったことを考えると、なんだかなあ。
ま、勝てたからいいか。

藤浪も勝ち投手になったし。
坂本も最後までマスクをかぶったし。
あ、ホームランも打ったね。
ここにきて若手選手が躍動し出しました。
これ、きっと来年に繋がるよね。
そう信じましょう。

読書録

すっかり読書感想文からご無沙汰。
今見なおしたら、6月半ばを最後に書き込みがない。なんたること。
読んでます。
でもね、感想を書く前に次の本を読みたくなるのだね。
別に感想なんかええやん。などと思ってしまうのだね。
知ってもらいたい本、誰かにも読んでもらいたいなあと思うことはあるのだよ。
面白かったよ~と誰かに伝えたくなるような。
あ、あまりないか。

S.モーム氏が「読書は楽しみのためにするものである」と言ったのを、金言のように持っているのだよ。
楽しくなければ。
でも、「楽しい」ということの定義は難しい。
ただ快楽に走れば、それで楽しいかといえば、まあその時は楽しいだろうけど、後には何も残らず、さっきまで自分は何をしていたのだろうという自責の念のようなものさえ湧き上がってくる時もある。
それなら、ちょっと苦しくても、ちょっと我慢してもいいから、のちのちまで「ああ、あの時の苦しかったことが役に立ったなあ、我慢して読んでよかったなあ」と思うほうがいいのである。
でも、「本当に我慢してまで読んだほうがいいのかどうか」は、判断が難しい。
たとえ定番と呼ばれるような古典名作であっても、あるいは巷で評判のベストセラーであっても、実際自分が読んでみないことには、よい読書体験を得られるかどうかは分からない。
人はそれぞれ違っているのだから、それは当たり前なのだね。

で、これだけたまってしまったから、いちいちの感想などは省略。
見返してみると、個々最近は本谷有希子にハマっている。というか、ほぼ図書館にある本は読んでしまったな。あとは芥川賞受賞作ですね。

あ、一番上の「51歳からの読書術」は、わたくし世代にジャストフィットの読書案内です。無理して読書したくない、でもたくさん読みたい、でも無駄に時間は使いたくない,というワガママに、ちょっとだけ答えてくれる。


【51歳からの読書術】永江朗(六曜社)
【アイム・ミニマリスト】YADOKARI(三栄書房)
【ミレニアム4-蜘蛛の巣を払う女】ダヴィド・ラーゲルクランツ(ヘレンハルメ美穂・羽根由訳・早川書房)
【あの子の考えることは変】本谷有希子(講談社文庫)
【うかんむりのこども】吉田篤弘(新潮社)
【授乳】村田沙耶香(講談社)
【煉瓦を運ぶ】アレクサンダー・マクラウド(小竹由美子訳・新潮社)
【片隅の人生】サマセット・モーム(天野隆司訳・ちくま文庫)
【べつの言葉で】ジュンパ・ラヒリ(中嶋浩郎訳・新潮社)
【陽気なお葬式】リュドミラ・ウリツカヤ(奈倉有里訳・新潮社)
【多読術】松岡正剛(ちくまプリマー新書)
【自分で考える勇気-カント哲学入門】御子柴善之(岩波ジュニア新書)
【生きてるだけで、愛。】本谷有希子(新潮文庫)
【遭難、】本谷有希子(講談社)
【幸せ最高ありがとうマジで!】本谷有希子(講談社)
【偏路】本谷有希子(新潮社)
【街道をゆく39-ニューヨーク散歩】司馬遼太郎(朝日文庫)
【豪姫】富士正晴(六興出版)
【ピーター流生き方のすすめ】ピーター・フランクル(岩波ジュニア新書)
【ほんたにちゃん】本谷有希子(太田出版)
【乱暴と待機】本谷有希子(メディアファクトリー)

DeNA3-9阪神(8月23日・横浜スタジアム)

テレビをつけたら1回の表。すでに5点が入っていました。
こんな試合もできるのだねえ。
ベイスターズ・井納から得点できたのが大きいな。
で、調子の戻らない井納を、どうして続投させたのかなあ。
まあ、一応エースだから、というのがあるのかもね。
おかげで序盤で大量リード。

あとは能見。
ヒットは打たれはするし、味方のまずい守備もあったにはあったのだけれど。
これだけ得点してくれると、楽ですわな。

惜しむらくは、中盤・終盤に得点できなかったことかな。
ちょっとだけ、不安要因もあり。
でもまあ、今日のところは、勝った勝ったと喜んでおきましょう。

2016年8月23日火曜日

オリンピック:閉会式

なんだかあっという間に終わりを迎えた気分。
毎日、よく騒いだなあ。
それも今日で終わり。

閉会式は、開会式同様、面白かった。
選手入場がとてもとても長かったのが、ちょっと退屈。途中で居眠りをしてしまった。
あ、ライブで見ていたわけではなく、録画していたものを夜、さっき見終わったところ。

東京オリンピックのプレゼンは面白かった。
よく出来ていたなあ。
プロジェクション・マッピングの威力。
それも、ダンサー(青森大学の男子新体操部が素晴らしい)がしっかり演じてくれればこそ生きるものですね。
そのバランスも絶妙。
あの「君が代」の編曲は、誰が編曲したのだろう。
あんな風に出来るとは思ってもみなかった。
驚愕。

そんなこんなで、終幕を満喫したのだ。
ただ、閉会式となると、バンドが出てきて大騒ぎ、というのはロンドンの時と同じ。
まあ、打ち上げという感覚からいえば、これでいいのか。

2016年8月22日月曜日

巨人6-3阪神(8月19日)巨人3-0阪神(8月20日)巨人1-4(8月21日・東京ドーム)

対ジャイアンツ3連戦。
なのですが。
実は1試合も見ていないのです。
なんか忙しくてね。
というか。
連日オリンピックやら高校野球やらで、ちょっと食傷気味。
そのうえ連日の暑さでしょ。
そのうえ、合唱団の本番も近く。
練習もあって。
この暑いのに。
というわけで、余力のない状態。

で、予想通りの連敗スタート。
しかし、今日は一矢を報いたようですね。
久々出場の上本が同点弾。
北條、鳥谷の連続タイムリー。
時々使われる中堅どころが意地を見せ、若手もそれに続く。
いい試合だったようです。

まあ今年は、変革の年ですから。
最後まで、いろんなことを試して試して。
2年後、3年後のチームを視野に入れて、試合をしてほしいですね。
将来を期待しています。

2016年8月17日水曜日

阪神2-7広島(8月17日・京セラドーム大阪)

初回の1死満塁のピンチを無失点で乗り切り。
その裏、同じような満塁のチャンスで中谷のタイムリーで2点先制。

今日は幸先がよろしいわい、と思いましたが。
良かったのはこの最初だけ。

じわりじわりと点を取られて。
気がつけば同点。そして逆転。

藤浪は、ランナーを出すとすぐに盗塁を決められて。
つまりは、ランナーが出る、イコール即得点圏に進められてピンチになる。
という展開ばかりで。
これはなんとも問題でありますな。

そして、最近信頼を得つつあった島本も、新井のホームラン、そしてタイムリー。
若手投手が頑張ってほしいのですがね。
最後に登板した秋山も同様。
とにかく若手選手が活躍してほしいです。
ちょっとぐらい負けが近くなってもね。

阪神0-5広島(8月16日・京セラドーム大阪)

どうもよろしくありませんな。
今年のカープには。
先制点はとられるわ。
盗塁は簡単に決められるわ。
守りはええわ。
その上ピッチャーを打てない。
こうなると歯が立ちませんなあ。

などと見ているうちにうとうと。
毎日の暑さにやられてちとバテ気味。
でウトウトしている間に試合は終わっておったよ。
とほほ。

ともかく打たないとね。
で、左投手だから、右バッターを揃える、というのはどうなんでしょう。
超変革なんだから、そういうところも挑戦してほしいところ。
今までの常識を覆すようなことをやってほしいですね。どうせなら。

2016年8月14日日曜日

阪神8-1中日(8月14日・京セラドーム大阪)

よそのチームのことをどうこう言うのはできるだけ遠慮しようと思っているのですが。
対戦するからには、ある程度は考えてしまいます。
今のドラゴンズは、勝利よりも次の年、つまりはこれからのことに考え方をシフトしているのでしょう。
若手を多く使っているのは、故障者が多いからということもあるでしょうが、今のうちに若手に経験を積ませておこうという意図が見えています。
ということで、実力的には少し劣るのは仕方がない。
というチームを相手に、負けるわけにはいきませんね。

とはいいつつ。
立ち上がりの岩崎はちと不安でした。
ランナーを出すと焦る。
それが初回、1死後のツーベースヒット。
完璧に打たれたから、余計に気になったでしょうね。
その後もフォアボール、内野安打で満塁。
さあ、今までのドラゴンズなら、このチャンスを逃さず、いろんな手をつくして点を取りに来るところです。
しかし、後続は続かず。頼みの高橋が三振したのが大きかったですね。

となると、流れがタイガースに来るのですね。ここらへんが野球の面白いところ。
江越の先制ホームラン。
ドラゴンズ・小笠原の押し出しフォアボール。
さらには高山の3ランで勝負あり。

ただの勝ち越しと3連戦3連勝とでは、もちろん貯金の数も変わってきます。
3連勝は大きかった。
ちょっと、夢をつなぎました。
まだまだ面白い。

広島5-3阪神(8月11日・マツダスタジアム) 阪神4-2中日(8月12日)阪神5-2(8月13日・京セラドーム大阪)

毎日毎日スポーツニュースばっかりで、おかしくなりそうである。
しかし気持ちのいいおかしさではある。
毎日毎日メダルニュースである。
まあ仕方がないか。4年に一度の、世界中のスポーツ選手たちの祭典ですから。
裏では何があるかはわからないけれど、とりあえずは個々の選手たちの頑張りを堪能できる日々。

さて。
その間に3試合が終了。
11日のカープ戦は、途中までは藤浪も調子がよく、よしよしと思っていたら、終盤に落とし穴。
マツダスタジアムは鬼門なのか。
エラー&エラーで負け越し。

そして、京セラドームという準本拠地に戻ってきて、空調も効いていて(たぶん)選手の体調も良さそう。
12日のメッセンジャーは、汗もあまりかかず7回まですいすい。
8回にちょっとバタバタしたおかげで、完封も完投も逃してしまいましたが、まあまあ勝ったのだからよしとしましょう。

そして今日。
青柳はいつもどおり。
ヒットは打たれず、コントロールはままならず、しかし点は入らない。
そして100球を超えたところで交代。
でも今日の球児はあまりよくなかった。
2点を失ってどうかなと思ったけれど、8回裏に追加点を入れて、これで安心。
まあ、今のドラゴンズに負けるわけにはいきませんわな。
明日もこの調子でいってほしいです。

2016年8月11日木曜日

広島1-2阪神(マツダスタジアム)

オリンピックがあったり高校野球があったりで、忙しい毎日である。
もちろん日常生活もある。仕事もしなければ。
そして毎日暑い。
体調の管理が難しい中、息を呑むような試合が続く。

さて。
今日は接戦を制しての勝利。
初回。能見のボークで失点。
新人捕手・坂本とのコンビネーションが今一つに見える。
マウンド上で、なんだかイライラしているように見える。
落ち着かない能見を見るのは珍しい。
しかし、2回以降、徐々に立ち直り、コンビネーションも良くなってきたみたい。

打つ方では北條。2度のチャンスでそれぞれ犠牲フライとタイムリー。
運もあったね。

で、今日はやはり坂本。
最後までマスクをかぶり続けました。
9回裏は球児。
しかし二死満塁の大ピンチ。
最後のワンアウトが難しい、というのは矢野コーチの現役時代からの口癖ですが。
それを証明するかのような今日の試合でした。
最後まで試合に出られたのが大きいですね。
今後が期待できる。
今後というのは、これから先、何年も、ということですよ。
捕手も競争ですね。
楽しみがまたまた増えてきました。

2016年8月10日水曜日

広島10-3阪神(8月9日・マツダスタジアム)

岩貞は、立ち上がりはよかったですが。
3回、突如打たれだすと、止まらなくなりましたな。
カープの勢いか。

途中で3点差まで追い上げて、面白い展開になりかけたけど。
そこまででしたな。

最近活躍の島本がカープ・鈴木に3ランを浴びて、がっくり。

今日はテレビ大阪で最後まで中継。
解説の江夏さんは、その日によって解説の仕方が変わるのですね。
今日は機嫌が良かったな。
「去年のカープはひどかったんですよ。それを我慢して今年があるんです」
だから今年は我慢しましょう。
賛成です。同感です。

今日は若い選手の活躍で得点も出来ました。
負けたとはいえ、守りでいいプレーもたくさん見られましたし。
楽しいことはまだまだあるはず。

2016年8月9日火曜日

ヤクルト7-6阪神(8月7日・神宮球場)

毎日毎日暑すぎてぼおっとしている。いつになったらこの気分から抜け出られるのだろう。

さて、昨日の試合。
まさに「比屋根デー」でした。
守備固めでライトを守り、いきなりのタイムリーエラーで2点献上。
しかしそのあとは4安打の固め打ち。
ついには10回裏にサヨナラ打。
やられてしまいました。

といっても、昨日の試合はどうにも采配ミス。
ベンチの采配で一番難しいのは投手交代と言われるけれど、昨日はまさにその投手交代がどうだったのか、と思わせる展開。
5回2失点の岩崎に代えて、6回に安藤。7回、8回は藤川。
そしてマテオ。
なんだかバタバタとつぎ込んだ感じでした。
岩崎にもう少し任せていたらどうなったか。
たら・ればはないんですけどね。
まあこの辺が、野球の面白いところなんですけど。

2016年8月6日土曜日

ヤクルト6-1阪神(8月6日・神宮球場)

オリンピックの開会式があって、世の中ほぼスポーツ三昧に突入したかと思われる様相である。
開会式は見ておこうかなと思った。でも寝坊した。でも大丈夫。我々には録画予約という便利なものがある。
今回の開会式の演出は、ここ何回かのものと比べてもしつこさがなく、調度よい加減だったのではないかと思った。長さもそこそこ。演出もほどほど。
プロジェクション・マッピングなどを駆使して、見た目は派手でもあまりお金がかかっていない様子。技術の進歩は予算の削減にも繋がる。それを支えてきたのは文明の発展なんだけど、一方で自然の破壊も進んだ。得られた技術で表現されたのが自然の大切さというのも、なんとも皮肉だけれど、大切なことなのだね。
そして始まった入場行進。日本は104番目だと。なんと後ろのほうやねえと思ったら、今回は207の国・地域・選手団が出場するという。世界中にそんなに違った国と地域があるのかと驚き。そしてそれらが一堂に会する舞台は、ほかにはない。やはりオリンピックは平和の祭典なのだ。裏ではいろいろあるようだけれど。

時差があるので、オリンピックを楽しもうとしたら深夜から早朝。それが終わると、明日からは高校野球が始まる。そして夕方からはプロ野球。そしてオリンピック。と、こうなると24時間スポーツだらけ。NHKの番組表を見ると、スポーツチャンネルかと思うぐらいになっている。
それもこれも平和があってのこと。
8月6日。広島の日。

さて、表題と関係のない話ばっかりしてしまいましたが。
今日は誤算が2つ。
メッセンジャーのできが悪かったことと、スワローズ・山中が打てなかったこと。
サンテレビ解説の小山正明さんが「こんなメッセはみたことないね」と呟いたくらい、今日のメッセンジャーは良くなかったですね。
初回から満塁のピンチ。ここは無失点で切り抜けて、やれやれ、まあ誰しも立ち上がりは難しいもんやから、ここからしっかりと立ち直ってくれるやんなあ、とおもっていたけれど、3回裏には無死満塁。そして押し出し。タイムリー。あれよあれよで5失点。

打線は、序盤こそヒットがでたものの、中盤から大量リードに守られた山中のピッチングに翻弄されてしまいました。終わってみれば福留のホームランのみ。とほほ。

スワローズ打線で今一番怖い山田、バレンティンの二人は抑えこんだんだけど、その他の人たちにやられてしまいましたね。こんなこともあるわな、メッセンジャー。
マウンド上で汗だくになってたけど、大丈夫かなあ。
暑い夏を乗り切ってほしい。
そして、打線。つながってほしい。昨日と今日とでこんなに違っていては、ファンはどぎまぎを通り越して、なんですのんでっしゃろうという気持ちになってしまいますです。
頑張れ、タイガース。

2016年8月5日金曜日

ヤクルト0-8阪神(8月5日・神宮球場)

ゴメスと伊藤隼太はデキているのだろうか。
というのは冗談だけど。
今日、6番と7番で並んで先発した二人。
ゴメスが打てば伊藤隼太も打つ。
最終回にはそろってホームラン。
ゴメスが打てば伊藤隼太も打つ!

ま、これはおまけとして。
今日は藤浪です。
藤浪のピッチング&バッティングが決め手でした。
初回に3人で終わったのが大きかったですね。
前回登板のときは初回にいきなり3失点して、あとはちゃんと抑えたけど勝てなかったのだったなあ。
初回を抑えればこうなる、ということなのだろうか。
7回2安打無失点。

そして。
8回表で打順が回ってきたとき、球数も100球をちょっと超えたところだったので、まだまだ行くかなと思いましたが。
金本監督、動きましたね。
代打狩野。狩野がフォアボールで満塁。
で、高山が2点タイムリー。
これで試合が決まったようなもんでした。

まあ、たまにはこれくらい、何もかもがうまくいく時があってもいいでしょう。
ちょっと楽しいロードになりつつありますね。

DeNA5-7阪神(8月4日・横浜スタジアム)

昨日から風邪気味で、晩ごはんのあと風邪薬を呑んだら、まあ飲みなれないものだからよく効いて、おかげで試合の途中で眠くなって、気がついたら同点。

そして6回表。
無死満塁のチャンスに、ゴメスがダブルプレー。続く代打緒方も凡退で無得点。
とほほ。
7回裏には、サターホワイトが2失点。
これで今日の勝ちはなくなった、と確信しました。
いや、多くのタイガースファンがそう思ったでしょう。

しかし。
今日は終盤にドラマが有りましたね。
ベイスターズのクローザー・山崎を攻めて、ついに同点。

それでも。
勝てるとは思わなかったね。
今までが今まででしたし。
ベイスターズの誰かに一発が出れば終わりやし。

しかし。
今日のタイガースは頑張りました。
というか、べスターズ・ザガースキーの出来が悪すぎた。
フォアボール・フォアボールで押し出しで。
さらに狩野のタイムリー。

最後はマテオ。
ちょっと調子が戻ってきたか。
スライダーはまだまだみたいだけれど。

というわけで、思いもかけずカード勝ち越し。
諦めない、というのは大事なことなのだなあ。
風邪でぼおっとなった頭と目で、そんなふうに思ったのでした。

2016年8月3日水曜日

DeNA4-3阪神(8月3日・横浜スタジアム)

初回が全てでしたか。
1回表、久々の先発出場の鳥谷、続く福留の連続二塁打で先制したまではよかったですが。
その裏。いきなりのデッドボールでリズムが狂いましたかねえ。
投手のリズムが狂うと野手にも伝染してしまうようで。
セカンド荒木の、絵に描いたようなタイムリー・トンネル。
梶谷の2ラン。
筒香のソロ。

タイガースも中谷、ゴメスの一発で1点差まで追い上げましたが。
それぞれがソロであったところが残念なところ。
2回以降は、能見も立ち直っただけにね。
立ち上がりというのは難しいのですね。

試合終了後、テレビでは(サンテレビなので)音声は流れませんでしたが、照明の落とされた球場に観客のスマホの灯りの美しいこと。
ちょっと作られた演出のようにも思えるけれど、いいもんだなあと思いました。

って、負けたのにね。

DeNA2-6阪神(横浜スタジアム)

このところ、終盤で力を発揮するという試合が多いですね。
終盤で得点すると、あと守るのは1回とか2回とかだけになるので、これは勝ったな、と余裕が出てきます。
いい勝ち方かどうかは分からないけれど、気持ちの良い勝ち方であることは間違いない。
相手チームのクローザーを打ち込んで、となると一層です。

ベイスターズ・山崎は間違いなくセ・リーグを代表するストッパーのひとり。
その投手を打ち込んだのは大きいですね。
これからの試合が、試合運びがとても楽になる。
前半でリードされてても、あるいは今日のように同点でも、ひょっとしたらひっくり返せるかも、という気持ちになれます。

岩貞は久々に素晴らしいピッチング。
まあ2回裏で30球を費やした時は、この先どうなることかと思いましたが。
先頭バッターの筒香に気を使いすぎた、そしてランナーを背負ってからはランナーに気を使いすぎた。
とはいっても、ベイスターズ・戸柱のタイムリーは打ちとった当たり。
不運でした。

ちょっと前までならこの不運をずうっと引きずって、回が押し迫ってさらに失点、と鳴っていたところですが、今日はよく立ち直りました。
8回裏の同点ホームランを浴びるまでは。
これでまた、流れはベイスターズかと思いましたが。
筒香を抑えたのが大きかったかな。
これ、同じ無失点でも、筒香を敬遠して、となると流れは変わらなかったでしょうね。
9回山崎に抑えられて。。。。というのが想像できます。

それにしても。
「流れ」というのはあるのだなあ。
「気合」だとか「根性」だとかいう言葉は好きではないけれど、どこか理屈では割り切れない部分がスポーツにはある。
特に、1球で勝敗が決まることもある野球というスポーツでは。
だからこそ面白い。
何が起こるかわからないから面白いのです。

2016年8月2日火曜日

阪神1-3中日(7月29日)阪神8-2中日(7月30日)阪神6-1(7月31日)(甲子園)

長期ロード前の6連戦は、5勝1敗という、今のところこれ以上は望めないような結果となって、ちょっと一息ついたところ(ファンは)。
鳥谷の連続試合フルイニング出場は途切れたけれど、まあそれもいつかは来ること。
去年あたりから、どうも視力が弱っているのかなあと個人的には思っていた。
バットにボールが当たらないのは、目でボールを捉えられないからではないか。
ゴロを受けそこねるのは、バウンドしたボールについていく動体視力が衰えているのではないか。
そんなふうに思っていたのだった。
これは年齢的な問題もあるのだろうから、無理をするべきではないだろうと思っていた。
6試合、途中出場ということになったが、ヒットは打っているので、1打席に集中すれば大丈夫なのかも。集中力が大事。

打線が好調なのが嬉しい。見ていて楽しい。
福留のサイクル安打は見事。
福留を見ていると、年齢を克服する手立てはあるのかなあとも思う。
ファンは勝手だ。

投手も好調だった。
いやいや、投手はずっとこれくらいは好調だったのだ。
勝てなかったのは、やはり点を取れなかったから。
打線が問題だったのだ。

これから夏場になって、ひょっとしたら、あのキャンプでのリレーが効いてくるのかもしれない。
ここ一番の持久力、踏ん張り、頑張りが出てくれるかも。
というか、そこに期待したい。

2016年7月28日木曜日

阪神10-5ヤクルト(7月28日・甲子園)

今日は夜、合唱団のテナーのメンバーがうちに来られて、演奏会に向けての秘密の(書いてしまったら秘密ではなくなるが)練習。普段の全体練習ではカバーしきれない音程の不安なところや、ハーモニーの難しいところ、ドイツ語の発音の難しいところなどをぶたこと一緒に練習したのだった。
全体練習では一つのパートを懇切丁寧に、ということは難しい。自習ができればいいけれど、ひとりでは難しい。では一緒に、ということで集まったわけ。
わたくしはバスなんだけど、テナーのパートを一緒に練習することで「あ、ここでおんなじ音になるやないか」とか「ここで音がぶつかっているのか」とか「ここでこんなリズムになるのか」とかが発見できて、次に一緒に歌うと、自分のパートとは違う色んな音やハーモニーが聞こえてくるようになる。それでなぜか、発音も発声も楽になるのである。わたくしの人生の目標は「楽して生きる」ことなので、こんなに楽しいことはないのである。

9時半頃に練習が終わって、さて録画してあるナイターを見よか(今日はサンテレビの中継なので、完全中継である)とテレビのスイッチを入れたら、まだ試合は続いていて、ちょうど大和が10点目となるタイムリーを打ったところであった。

どんな試合をしとるねん。

いつもならビデオを巻き戻して最初から(自分なりのダイジェストで)試合を振り返るのだけれど、さすがにここまで点を取りあっていて長時間の試合となると、見返す気力もなく、ネットで試合内容を振り返るのみ。
どうやら原口が4打点、ゴメスが2ランホームラン2発で4打点と、この二人でほぼ試合を決めたらしい。

ならば先発の青柳も、と思いきや、こちらは2安打しか打たれていないのに、フォアボール連発で降板したらしい。
本来なら甲子園初勝利でお立ち台、だったのだね。残念だったね。とはいっても自分が悪いのだからどうしようもないね。次、頑張りましょう。

「ウル虎の夏」ということで、甲子園はほぼ黄色一色に染まっていた。
原口がお立ち台で言ったとおり、ファンの力はすごいものがある。
マツダスタジアムのカープファンもすごかったけどね。
でもわたくしは、メジャー風のマツダスタジアムよりも、どことなく素朴で巨大な甲子園に愛着が湧くのであります。それを黄色に染めるファン。みんな、諦めてないです。

阪神9-0ヤクルト(7月27日・甲子園)

みんなよく打ちましたね。
連打連打。
今までのゲームと、チームが逆転したかのような試合でした。

今までだと。。。
2回表、無死満塁から連打で得点を許す。。。。
逆に無死2塁でもあと一打が出ずに無得点。。。。

それが、今日は全く逆でしたね。
2回表。無死満塁を無失点で抑えたのが大きかったですね。
打順が下位に向かっていたというラッキーな面もありましたが。
その後は、先発・能見は息を吹き返したかのようなピッチングで、今季初完封。
それもこれも、大量点のおかげ、でしょう。

その大量点。
4回裏の攻撃は、こんな力がこのチームにあったのかと思うほどでした。
突破口を開いたのは原口でした。
風にも助けられた3ランホームラン。
一気にゲームが動きましたね。
そして流れがタイガースに向いたまま、最後まで進みました。
久しぶりやなあ、この感覚。

まあ欲を言えば、中盤から終盤に追加点が取れれば最高だったのですが。
そこがまだ不安要素なのですね。
まだまだチーム作りの道のりは長い。

2016年7月27日水曜日

阪神5-3ヤクルト(7月27日・甲子園)

朝から憂鬱なニュースばかりで気が滅入るばかり。
スカッとしてほしいところ。
ぶたこのお母さんと夕食を共にしたが、上本町ユフラの「鎌倉パスタ」は、初めて入った時はとても美味しいお店が出来たと喜んでいたのだが、今日食した和風パスタ(サーモンとイクラのクリームパスタ柚子胡椒風味)は塩気が多すぎて大味で、一体どうしたものかとさらに憂鬱な気分になったのだった。
帰ってきてTVをつけると、まだ試合は続いていた。というか、まだ8時になったところだったのだね。しかし3-3の同点。どうやら初回にスワローズ・山田にスリーランを浴びたらしい。タイガース先発・岩貞は、シーズン当初の勢いというか、生きのよさが徐々に影を潜めつつあるなあ。どうも守りに入っているように見えていて心配だ。それはタイガースというチーム全体に感じることなんだけど。確かに若手選手をたくさん起用して今までとは違うチーム作りをしようとしているのは分かるんだけど、シーズン当初の、我を忘れたかのような走塁や、ところかまわず振り回すバッティングやらが見られなくなって、それは選手の成長ともいえるのかもしれないけれど、見ている方にとってはやはりちょっと物足りない。
などと思って見ていると8回表。投手交代で懐かしいというかいつもの「あの歌」が流れてきて、球児の登板。先発で始まった今シーズン。先発の時はちょっと小器用にまとめようとしていたふうにも見えて、おかげで逆に球数を費やして、中盤で崩れてしまうということを繰り返していたように思ったけれど、救援登板となると、ほぼ直球勝負。かつての球児の姿に戻って、まあかつて程の球威はないのかもしれないけれど、コントロールは以前より良くなっているなあと思う。今日だけかもしれないけれど。高めのストレートで空振りを取れるということは球のキレ(今日のサンテレビ解説の小山正明さんの大好きな)が戻ってきていると思っていいのかな。
8回裏。ランナー1塁でゴメス。こういうところで一発が出るんだよなあ、よそのチームは、などと思ってみていたら。出ましたね。久々の一発。サンテレビ実況の谷口アナが絶妙の間を作る見事なアナウンスで、ああやっぱり実況はサンテレビ! と、そこにも拍手を送ってしまいましたよ。
「のびるっ」「どうだっ?」に続く小山さんのややのんびりとした「いったね」の一言。球場中に広がる大歓声。ここに実況の言葉は要らない。ほかの局のアナウンサー、みならいなさい。
最後はドリスが締めてゲームセット。
お立ち台のインタビュアーがどこかの知らないアナウンサーで、盛り上げ方があまりうまくなかったのがちょっと残念。それでも勝利は嬉しい。やはり甲子園での試合の後は、六甲おろしを思い切り歌いたいもの。ただし、西川貴教のボーカルは正直、ちょっとかんべんしてほしい。自分たちで歌いたいのですね。

試合中に募集された「金本監督への励ましのメッセージ」というのも多数紹介されていて、もちろんいい言葉ばっかりが並ぶわけだけれど、それでも心にジーンとくる。諦めたらアカンのだね。多くのファンは諦めてない。嫌がってない。いろいろ言われるけれど、すべてを撥ね退けて、我が道を突き進んでいってほしいです。
応援します。

2016年7月25日月曜日

【ヒッチコック】(2012年・アメリカ)

野球のない月曜日。撮りためたビデオを消化できる日。
2012年のアメリカ映画「ヒッチコック」を観た。
サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコックが「サイコ」を作った時の舞台裏を描く作品。

「北北西に進路を取れ」のヒットで、次回作を模索するヒッチコック。彼が選んだのは、実際に起こった連続殺人事件を題材にした「サイコ」。しかし映画会社(パラマウント)はその内容から映画化に難色を示す。自己資金で映画作成に踏み切るヒッチコック。しかしその時、妻のアルマは自分の映画に(そして主演女優に)のめり込んでいく夫に少なからず嫌気が差し始め、友人の脚本家と怪しい関係になりつつあった。それを知ったヒッチコックは嫉妬に狂いつつ、映画を撮り続ける。ついに二人は衝突! アルマはこれまでの人生は夫に振り回され続けだったと訴える。しかしそのうえで「サイコ」の完成に向けて、協力し始めるのだった。

ヒッチコックを演ずるのはアンソニー・ホプキンス。その妻アルマにヘレン・ミレンという、2大オスカー俳優を配した豪華版。さらに「サイコ」の主演女優(ジャネット・リー)役にスカーレット・ヨハンソン。きれいですねえ。そして演技も冴えています。
アルマ役のヘレン・ミレンも、いつもどおりに「内に秘めた炎を燃えたぎらせる女」役がぴったり。
唯一、残念なのがアンソニー・ホプキンス。どうもこれはミスキャストとしか思えない。
シャワーのシーンで、ナイフの振り回し方が気に入らないと逆上し、「憎しみを込めて!」と言いつつ自らナイフを取ってジャネット・リーに襲いかかる、つまりは「演技指導」するうちに、プロデューサー、妻、妻の友人、その他の「幻影」に向かってナイフを振り回す、というシーンでは、どうにもハンニバル・レクターの雰囲気が思い出されてしまう。
つまりは、イメージがつきすぎているということなのかなと思う。が、その他のシーンでも、なんとなく「取ってつけたようなヒッチコック」が鼻につく。
最初の「ヒッチコック劇場(TV版)」をパロディ化したような入り方も、「アンソニー・ホプキンスが演じるヒッチコック」を助長してしまったような気がする。

題材も筋の運びもおもしろかったのに。監督の力量があともう少し。

広島5-8阪神(7月24日・マツダスタジアム)

雑記帳、と名を打ちながら、結局はタイガースの試合のことしか書いてませんね。
それも負けが続くと、各テンションも下がってきます。
もっといろんなことを書いていったほうがいいかもしれませんね。
何しろ、精神的に安定しそうな気がする。
逆に安定しないかもしれないけれど。

で、今日はようやくオールスター開けの初勝利\(^◎^)/
ついに決断! 鳥谷スタメン外れ(-◎-;)
もちろん、監督との話し合いもあったのでしょうね。
でも、そのおかげかどうなんだか、代打で出場、タイムリーと押し出しデッドボール。
で、ともかくも2打点ですね。

いろんな批判はあるんでしょうけど、何度も書いているように、今年は「超変革」の最初の年。
我慢することも覚えなければ。
いや、「思い出さなければ」と言う方がいいかな。

ともかくも。
勝つことが出来たのは大きいですよ。
勝てるってことですよね。
まだまだ試合は残ってるし。
最後の最後まで応援しますよ。

2016年7月24日日曜日

広島7-0阪神(7月23日・マツダスタジアム)

まるで歯が立ちませんな。
先頭バッター緒方がヒットで出ても、後続が凡退。先制も出来ず。
で、岩崎はフォアボールフォアボールホームラン(-◎-;)で3失点。
3回にも4失点して、序盤でほぼ勝負は決まり。
めでたくカープ・黒田に日米通算200勝を献上してしまいましたm(__)m

投打のリズムが咬み合わない、というのはこういうことなのでしょうね。
打つほうが、リズムに乗れず、先制機を逃す。
すると投げる方は、点をやれないなあと力み過ぎ、結果フォアボール連発の上にタイムリー(もしくは2ラン以上のホームラン)ということに。
歯車が悪い方に悪い方に回って行っているような気がします。

これ、いつかは違う回り方をしてくれるのですよね。
そう信じているのですが。
どうも今日の中継画面を見ていると、ベンチの中がしょんぼりしているように見えて不安です。
開幕当初のような、負けてても元気いっぱいのプレーを見たいです。
負けててもね。

2016年7月23日土曜日

広島4-2阪神(7月22日・マツダスタジアム)

なんかもう、勝てる気がしなくなってきているという末期的な状態です。
誰が? わたくしが。
今日も藤浪が制球に苦しみ、タイムリーを打たれると、ああまたかなあという感じ。
カープは「普通にやってりゃあ勝てるけんねえ」
という感じ。
歯車が噛み合わないまま、日々が過ぎていくという感じ。

まあ、いつかは勝てますよ。
それは明日かもしれないし。
ひょっとしたら勝つかもしれない。
負け続けるわけはない。

ただねえ。
今日はどうも覇気もなかったなあ。
それが心配。
負けが続くとこうなるんですよねえ。
勝っても負けても、勢いのあるゲームを見せてほしいです。
せめて、ね。

2016年7月20日水曜日

阪神2-6巨人(7月20日・甲子園)

どうしたことでしょう。
甲子園ではジャイアンツに勝てないです。
ついに3連敗。

先頭バッターの出塁、そこからチャンス拡大、という場面が幾度もあったのですが。
あとひと押しが出来ません。
そうやってチャンスの芽を摘まれているうちに、ちょっとしたミスから失点。
今シーズン、何度も目にした光景ですね。
(たぶん、これから先も何度も目にするのでしょう)

前回東京ドームで好投した青柳も、球数がかさんできて失点して。
というところで交代した高橋がスリーランを浴び(-◎-;)。

やること為すことが裏目裏目に出てますね。
調子の悪い時って、こういうことになるんですねえ。
なんだか人生を感じてしまいます。

そういうわけで。
甲子園では元気が出ないままでした。
とほほ。

とはいえ。
いつもいつもいつも書いていることですが。
超変革は始まったばっかり。
あそこが悪い、ここが悪いと、言うのは勝手。
まあファンはお金を払って応援してますからね(テレビで見る分にはタダですけど)
あれこれ言いたくなりますわな。
でもね。
悔しい思いをしているのは選手もベンチも一緒でしょう。
ここはもう、今年はもう、超変革と心中するつもりで過ごしましょう。
(ちょっとやけくそモード? いえいえ、まだまだ諦めてないってことですよ)

2016年7月19日火曜日

阪神1-2巨人(7月18日・甲子園) 阪神1-6巨人(7月19日・甲子園)

オールスター明け。いわゆる後半戦(といってももうすでにだいぶ日程は消化してしまっている)の幕開けに、早速連敗ですか(-◎-;)

昨日はミスの応酬(^◎^;)の末に、ジャイアンツ・阿部に決められてしまいました。
最初の得点は江越のセイフティバント、盗塁という、シーズン初めの戦いを思い出したかのような積極性だったのに。
高山の走塁ミスから、流れがジャイアンツに。
そうなると、好投しているメッセンジャーでも止められませんでしたな。
いやいや、メッセンジャーはとてもよかった。
8回投げて1失点なら、言うことないですよ。
やっぱり打線がねえ。ちゃんと点をとってやらないと。

そいうことで今日。
先頭バッター西岡のツーベースヒットで、お、今日はいけるんちゃうかなと思いましたが。
この回を無得点で終わってしまうと、あとはジャイアンツ・内海のペース。
対する能見。
調子は悪くなかった。みんなそう言っていた。みんなって誰やねん。
しかし打たれた。
そして失点した。
ミスも出た。
失点した。
.....
交代した。
.....

なんともねえ。
序盤でほぼ勝負が決まってしまってねえ。
盛り上がりたくても盛り上がりませんねえ。

まあ今年は最後までこんな感じなのかな。
どうやら監督はものすごく我慢して若手を使い続けてるみたいやし。
ということは、ファンもものすごく我慢して、応援し続けるしかないですね。
今年。この試合は、きっと来年の糧になる。
そう信じましょう。

2016年7月15日金曜日

ヤクルト2-4阪神(7月13日・神宮球場)

いやはや。
これぞぶたこマジック(^◎^;)

昨日は合唱団の練習があって、帰ってきたら10時前。
流石に決着がついているだろうと思ってテレビのスイッチを入れてみたら。
延長戦ですがな。
サンテレビの谷口アナが
「申し上げにくいことではありますが、今季タイガースは、延長戦でまだ勝利しておりません・・・・」
などと弱気な発言をしていたら。
ベテラン・福留が決めてくれました(^◎^)。
珍しく、セカンドベース上でガッツポーズまで。
溜まっていたものがあったのでしょうねえ。

久しぶりの連勝\(^◎^)/
しかし、ぶたこにしてみればこの間のタイガースの情勢には疎いわけで(^◎^;)
「これくらいは勝つんちゃうのん?(^oo^)」
と、頼もしいコメントをしております。
期待してしまいますな(^◎^)。

2016年7月12日火曜日

ヤクルト1-3阪神(7月12日・長野オリンピックスタジアム)

1週間ほど、日本を留守にしておりました。
で、その間のタイガースはというと。。。。。とほほ(-◎-;)
1勝5敗で、帰ってきたら最下位ですか。
まあ、今年は「超変革」の取っ掛かりの年ですから、多くは望みません。
と言うてましたが、「多くは望まない」というより「結果にこだわらない」と言ったほうがよいような状態ですね。
はい。こだわりませんよ。

で、今日、ぶたこと一緒に見ておりますと。
7回裏。メッセンジャーが大ピンチ!
またまたここまで引っ張ってきておいての見殺しかっ?!
と思いきや。
よく踏ん張りました。1死2,3塁でスワローズに得点を許さず。

その次の回。つまりは8回表。
スワローズ・平井を攻め立てて。
同点、逆転、追加点!(^◎^)\(^◎^)/

8回の高橋、マテオのリレーはちょっとヒヤヒヤしましたが(^◎^;)、9回のドリスは3者連続三振。
メッセンジャーに勝ち星もついてといいコトずくめ。
ヒーローインタビューの高山はインタビュアーの「ここ名古屋の地で」に「長野ですね」とツッコミを入れるくらい落ち着いてましたな(^◎^;)

それにしても。
ぶたこの帰国を待っていたかのような今日の勝利。
「わたしのおかげやな(^oo^)」とほくほく顔のぶたこ。
何しろよかった。
この勢いで、などということは言いませんよ。
まだまだ暴れてほしい。面白い試合をしてほしい。
ファンの願いは(今や)それだけです(^◎^;)。

2016年7月3日日曜日

中日8-3阪神(7月3日・ナゴヤドーム)

どうも岩貞は負け癖がついてるみたいやねえ。
先取点を取ったあと。すぐに追いつかれ。
そして3回には、一死もとれず5失点(-◎-;)。
満塁ホームランなんてねえ。
打ったことないけど、打たれるのだねえ。

まあその前、だね。
無死1塁で岩貞の打席。
送れないのだねえ。送りバント失敗。
これ、練習不足かなあ。
で、チャンスを自ら潰して。その後の失点ね。
試合の流れってあるのだね。

今のタイガースは、流れをつかめないのだね。
掴む方法も見つからないのかなあ。
暑い季節。
スカッとした勝利をみたいのだけどなあ。

2016年7月2日土曜日

中日2-3阪神(7月2日・ナゴヤドーム)

2-2同点での3回表、タイガースの攻撃。無死満塁で無得点。となったとき。今日もアカンのかなあと思いましたよ。
で、5回表。1死満塁でどうなることかと思ったところに、伊藤隼太のピッチャー強襲ヒット(^◎^;)
なんでもええから点を取ったもん勝ち、ですわな。

能見は調子良かったですねえ。
そして、昨日目を覚まさせてしまったかと思われたビシエドを、抑えこみました。
これ、大きかったね。
岡崎のリードが冴えてました。
やっぱり守りはキャッチャーなのかなと思いますね。

にしても。
9安打して、8四死球ももらって、それで3点どまりとは。
まだまだ鬱憤ばらしには程遠い。
これでは「波に乗った」とはいえませんね。
あしたからの試合に、期待しましょ。

中日7-2阪神(7月1日・ナゴヤドーム)

ドラゴンズ・ビシエドは、タイガースとよほど相性が良いんでしょうね。
というか、梅野と相性がええんかなあ。
攻め方を間違えているのか、あるいはホンマに相性があるのか。
5回途中まではパーフェクトだった藤浪が、6回の自身のエラーから4失点。
もったいなかったね。
うまくいかない時っていうのは、こうなるのだねえ。

長打もなかなか出ない。
ホームランは殆ど見ないねえ。
今は我慢の時、なのかな。
我慢することには、まあ慣れてますけどね。。

2016年7月1日金曜日

阪神0-3DeNA(6月30日・甲子園)

なんともあっさりと終わってしまいましたね。
2時間半のあっという間の出来事。
ベイスターズ・久保にやられてしまいました。
いいところは殆ど無く。
緩急についていけず。
久しぶりの代打・江越は、ボール球を3回振って3球三振。
ノーアウトでランナーが出たこともあったけれど、終わってみれば二塁にも行けず。
「ええピッチャーに当たったらしゃあないよ」
と言うておるうちはダメですな。
救援陣が無失点に抑えてくれたのがせめてもの救い。
ま、明日から月も変わることやし。
今日のことは置いといて(^◎^;)、新しい気持ちで明日を迎えましょう。

2016年6月29日水曜日

阪神5-3DeNA(6月28日・甲子園)

連敗脱出!
メッセンジャーがよく投げてくれました。
5回まではパーフェクト! 文字どおり!
しかし・・・
6回にフォアボールから連打連打で、まずい守備もあって一気に3失点(-◎-;)
パーフェクトどころか、完封もなくなり、さらに逆転のピンチ。。。
でも、そこで踏ん張れたのがよかったですね。
サード・北條の守備にも助けられました。

雨の中の対戦。
なかなか出なかったタイムリーも出た。
惜しむらくは、もっと連打が出て欲しかったけど。
まあ、多くは望みますまい。

チーム状態が上向きか、というと、そうでもないですが。
でもまあ、一歩一歩、ですわな。

2016年6月26日日曜日

広島4-3阪神(6月16日・マツダスタジアム)

なんとも後味の悪い敗戦でした。
結局カープには3連敗。交流戦明けの初カードで勢いを取り戻したいところだったのですがねえ。
チームのしての「出来」が違い過ぎますね。いまのところは。

8回までの失点は、新井のホームランと、3四球のあとの犠牲フライ。
なんとそれまで1安打ピッチングだったのですね、岩貞。
無安打での失点は、まさに自滅に近い。
今日のラジオの解説は元カープの達川さんで、元キャッチャーだった(タイガースのコーチもしていた)だけあって、原口の配球に厳しかったですね。
タイミングが合ってる変化球をなぜ続けるのか。
ストレートばっかりなぜ続けるのか。
どうやら「同じ球種を続ける」という癖のようなものがあるらしい。
で、相手もプロですから、同じ球種を続けられると対応できてくる。
で、ちょっとコースが甘くなったりしたら、コツーン、ですわな。
というシーンが多かったようです。

にしても。
最後はセンター中谷とレフト俊介が衝突しての落球、サヨナラ。
どうにも痛い。

つまりは。
まだこのチームは若いのですね。色んな意味で。まだ全くなっていない。できていない。慣れていない。
それでも、気合は忘れずにいてほしいです。
9回裏。同点とされてベンチに下がった岩貞が、最後の敗戦の瞬間を、唇を噛み締めて見つめていました。
その悔しさ。次に晴らしてほしいです。

2016年6月25日土曜日

広島4-2阪神(6月25日・マツダスタジアム)

福留の日米通算2,000本安打!
中谷のプロ初ホームラン!
は、あったものの。やっぱり勝たないとねえ。
で、点差は2点だけれど、はっきりとチームのレベルの違いを魅せつけられたような気がします。

相手の隙を突いて、そつなく走塁、得点を重ねるカープ。
隙だらけの我がタイガース(-◎-;)

記録には残らないであろう小さなミスというか、ほんまに「隙」としか言いようのないものが散見されましたねえ。
外野手のチャージの甘さだとか、送球のあとのちょっとした怠慢だとか。
特に若手選手にね。伊藤、中谷、北條、ね。
ヒットの数は一緒なのに、終わってみたら負けてるっていうのは、そういうところなんでしょうねえ。

タイガース先発・能見はそんなに悪いできではなかったように見えましたけどね。
野手が足を引っ張ってしまったかなあ。
ほんまやったらツーアウトランナーなしになるところが、無死2,3塁になったりしたら、そらもうあとはピッチャー頼みってことになって。
それでも4失点は、大したものです。能見は。
投手頼みだけではいけませんです。若手もベテランも、野手がもっと発奮してくれないとね。
緊張感を持って、試合しましょうよ。

広島4-2阪神(6月24日・マツダスタジアム)

マツダ「ズームズーム」スタジアムは、別名マツダ「ドームドーム」スタジアムと呼ばれている。らしい(^◎^;)
普通、この雨やったら中止でしょう、という状態でも、カープの選手は
「やるやろう」
という空気になっているらしい。流石に慣れていらっしゃる。

ということで、今日もありました。雨が途中強く降る中。
そしてそして。一番大ぶりになったのは8回裏。
2死1,2塁でカープ新井。タイガース・球児の高めストレートを打ち返されました。
はらら。
その後。
9回表、タイガースの攻撃中に雨が一段と激しくなって、試合は中段。
そして、そのままコールドゲーム。

まあ、たらればを言えば。
1回裏に梅野がパスボールをしなければ。。。。
4回表、1点を勝ち越したあと、1死2,3塁で中谷が犠牲フライなどを打っておれば。。。
などなど、頭をめぐります。

最後は水を刺された形やけど、試合展開から言えば負けパターンであったことは間違いないですね。
カープは勢いがある。「強い」とは言えないけれど。
でも、勢いはいつかは止まるもの。
止めてほしい。と思います。面白くしてほしい。

2016年6月20日月曜日

阪神2-0オリックス(6月20日・甲子園)

なんか久しぶりに勝った! ような気がするけど、連敗は2つしかしてなかったんやな。
久しぶりっというのは、ホームラン!
チーム15試合ぶりのホームランが決勝点!
それを原口が放つとは。
ゴメスの調子がよくないので、「ファースト3番」でスタメンとは驚きであった。
ま、たまたま結果が出た、という感じもするけど(^◎^;)
でも、ホームランはホームラン。勝ちは勝ち。

バファローズは、先発西が0点で抑えてたのにね。
頼みの綱の佐藤が打たれるとは。
このあたりが、交流戦でも調子に乗れず、パ・リーグ最下位というところなのかな。
まあ、人のことを言うてられませんが。

できれば岩崎に白星をあげたかったですね。今季一番の出来でしたね。100球超えてもストレートの威力は十分でした。これからに期待が持てますね。

交流戦もようやく終わり、いつの間にか順位は下っていったようですが。
なに、これからが本番ですよ。
暑くてしんどい時期。どうやって乗り切るか。
見せてもらいましょう。

2016年6月19日日曜日

【純喫茶】姫野カオルコ(PHP文芸文庫)

直木賞を受賞した「昭和の犬」にもつながる、昭和の香り漂う短編集。と思ったら、どうやら書かれたのはこちらのほうが先らしい。
そして、「昭和の薫り」というのはちょっと語弊があるかも。
その時代を懐かしむ、ということではなく、自分が子供の頃の「記憶」の謎の部分、どうしても忘れられないことがら。それはどうして忘れられないのか、を含めて、「記憶」の奥にある情景を、謎解きの要素も含みながら物語は進みます。

記憶。この曖昧なもの。
あとがきで作者が語っていますが、
「カメラで取ったように焼き付けた記憶」
には、自分では説明ができない要素がたくさんある。
それはよく分かる気がします。あの時の情景。目に浮かぶけれどどこかわからない。その時の手触り、匂い、そのほかそのほかは、なんとなく「記憶」されているのだけれど、説明がつかない。
それらを「説明付けるもの」を見つけたときの衝撃のようなもの。
どこか切なさも感じるのは、同世代だからかなあ。

阪神4-8ソフトバンク(6月19日・甲子園)

朝から雨やったから中止かなと思ったら、さすがに甲子園は水はけがよろしく、1時間前に雨が止んだらさっさと試合ができるのですね。もちろん世界一の阪神園芸さんのグラウンド整備力があってのことですけど。

さて。
満塁ホームランはいけませんね。
いっぺんに試合が決まってしまいました。
きっかけは。。。。またまたフォアボールですか。
なんて多いのかなあ。四球。
まあ、出したくて出してるわけじゃないでしょうけど。
でもねえ。なんとなく「クサイところを突いて」とか「ギリギリで勝負して」なんてことから始まってるようなきがするなあ。
もっと「力で押し倒したろうやないかい!」という勢いはないものか。
それで打たれるのなら、仕方ないではありませんか。
というのは、古い考え方なのかなあ。
まあタイガースというチームは、ファンも多いし、勝たねばならぬ思想も大きいと思うので、とにかく力勝負という訳にはいかないでしょうけどね。

ヒットは打つけど点が入らない、という状況も治らないまま。
いつか良くなってくれるかなあ。
今日はついにゴメスの出番がなし。
つらいねえ。
あ、明日も試合があるのか。
頑張れタイガース!

2016年6月18日土曜日

阪神0-1ソフトバンク(6月18日・甲子園)

いやはや。全く打てませんでしたな。
ホークス・千賀(せんが、と読むのですよ)。
伸びのあるストレートと落差激しきフォークボールの組み合わせ。
それだけなのに。。。。
その両方が良いとなると、打てないのですね。
ああ、そういえば、野茂がそんなピッチャーやったな。

チャンスらしいチャンスもなく。

メッセンジャーは好投したんやけどなあ。
千賀に打たれたのが誤算かなあ。
って、結局千賀かい。

ま、今日は相手投手の最高の日にぶち当たってしまったということでしょう。
切り替えて、また明日。
って、雨?

阪神3-2ソフトバンク(6月17日・甲子園)

最後の最後までドタバタでしたが(^◎^;)
ともかく、12球団最強(たぶん)のホークスに勝てたのは嬉しいですね。

藤浪は、昨日の雨でスライド登板でしたが。
前回、右手に打球を受けた影響もほとんど無いようでした。ヨカタ。

先制点はホークス。
フォアボールでランナーが出たら、たたみかけるような攻撃で、あっという間の2失点。
しかしその後の無死満塁を切り抜けたのが大きかったですね。

対するタイガースは、暴れ馬のホークス・中田が暴れだしたのを幸いに(^◎^;)、押し出しで同点に。

そして最終回。
ホークス・サファテは今期絶好調らしい。
しかし、伏兵の(というと失礼か)北條が、二死からヒット。
代走俊介が盗塁。って、もっと早くに走らんかいな。フルカウントやがな。
で、福留がしぶく三遊間。
本塁はクロスプレー。
主審の「セーフ!」判定にわっと飛び出すタイガースナイン。お約束の水びたしになる福留。

しかし。。。
今年から導入の「コリジョンルール」に付随した「本塁クロスプレーのビデオ検証」
ひえ?
ひょっとしたら覆るの・・・・・・

しばしの後。
審判団の答えは「セーフです」
というわけで、サヨナラ成立!
なんというか、面白いルールですなあ。

2016年6月16日木曜日

阪神1-5オリックス(6月15日・甲子園)

バファローズ・T-岡田のホームランには驚きましたな。
浜風をもろともせずライトスタンド中段へ。
あんなホームラン、甲子園では見たことない。
やられましたなあ。

先発・青柳は、5回を無失点で切り抜けて、そこそこの出来。
ただし、球数が多すぎた。
なんといっても今年のタイガース投手陣は、ボール球が多い。
与えたフォアボールもリーグ1位。
そんなこんなで5回で降板。
あとを受けた榎田。
ツーアウトを取ったまではよかったが、スリーアウトめが取れない。フォボール。ヒット。
というのは、今まで何度も見てきた場面であるなあ。
で、慌てて(たぶん)登板してきたのはマテオ。
ツーストライクまでは取るのだが、最後の一球が決まらん。
で同点打。

なんかなあ。
打つ方も投げる方も「決め所」に弱いですな、今年のタイガースは。
だから野手も投手も、力強さというか、思い切りの良さというか、そういうものが感じられない。

超変革がスローガンだけど、ここはなかなか変革されてないようですね。
ここんところこそ、大改革を望みますよ。

2016年6月15日水曜日

阪神2-0オリックス(6月14日・甲子園)

はい、勝つには勝ちましたが。
なんだろう、このぐったり感。
2得点は、高山のダブルプレーの間に入った得点と、狩野の内野安打。
無失点には切り抜けたけれど、先発・能見は5回までで降板。
あまり調子が良いようには見えなかった。
あとを受けた安藤、高橋、藤川、ドリス。
だれも「万全!」とは言いがたい。
とにかくファアボールが多い。
毎回、ランナーを背負う展開。
失点しなかったのは、相手バファローズが、ここぞというところで打てなかったから。
それはタイガースも同様で。
いつもながらの「ここで一打!」が出ない。
12安打を放ちながらの2得点とは、寂しい限り。

とはいえ、勝ちは勝ち。
ひとつずつ勝っていくしかないわけですから。
打ててるけれども得点できないのはなぜか、とか。
いろいろ考えるとみえてくるのでしょう。
期待は、しています。

2016年6月14日火曜日

【ぬるい毒】本谷有希子(新潮文庫)

ごく最近の作品(2011年)。今までとちょっと色合いが違っている、らしい。
確かに。

男に媚びるとよく言われる私・熊田由里に、高校の同級生だったという向伊という男から電話がかかる。惹かれるように向伊と会い、惹かれてしまう熊田。
そして1年、2年、3年と年を経て、二人の距離は近づいていき。

で、男に惹かれてどうしようもない道にいってしまう、というだけだったら今までたくさんあった同類の小説と何も変わらない。
そんなことはありません、本谷有希子は。
私は向伊とのシンパシーを感じつつ、いつかは見返してやろうという気概を持ち続ける。

さらに終盤になると、私・熊田のモノローグそのものが怪しくなってくる。この物語は、果たしてこのまま信じてよいものだったのかどうか。
なんてことまで考えてしまう。考えさせてしまう。なんという手腕!

2016年6月12日日曜日

【邪眼-うまくいかない愛をめぐる4つの中編】ジョイス・キャロル・オーツ(栩木玲子訳・河出書房新社)

キャロル・オーツの新作、らしい。どうやら近年は旺盛な創作活動をしているらしいから、ほんまに新作かどうかは分からんけど。

「邪眼」著名な心理学者の「四番目の妻」となったマリアナ。そこへ「最初の妻」イネスが姪と一緒に訪ねてくる。何一つ悪びれることのない夫。やってきたイネスは、片目がなかった。そしてマリアナは、今まで気が付かなかった夫の本性に気がつくことになる。

などという物語が4つ。
どれもこれも、ちょっと歪んだ愛情が絡んでいる。

「すぐそばに いつでも いつまでも」
題名だけだと純愛モノのようだが、実はストーカーの話。それもとても心理の深いところに入り込んでくるもので、読み終わってからも恐ろしさが残る。

「処刑」
淡々とした思考で両親の殺害を実行しようとする息子。だがそれはもう一人の「彼」。生き残った母親は。。。

「平床トレーラー」
セックス恐怖症?には理由があった。と思われるけれど、果たしてそれは事実だったのか? 

なんだか、物語の底のさらに底があり、そのうえに裏側までありそうな話ばかり。
近年は毎年ノーベル賞候補に名前が上がるらしい。なんとなくだけど、ノーベル賞の雰囲気ではないけれどね。でも面白い。恐ろしい。

日本ハム6-0阪神(6月12日・札幌ドーム)

160キロ超の大谷と最速140キロの岩崎の「20キロ差対決」が楽しみではありましたが。
「5番投手」で先発の(パ・リーグ主催試合なのに)大谷。気合が入ってましたね。
初回から163キロを連発!
で、140キロ台のフォークボールでしょう?
そら、普通では打てませんがな。
「工夫をしてほしい」と金本監督は言っていたようですが。
経験の少ない若手の多い今のタイガース。どんな工夫をすればよいのかさえ分からなかったようですね。

対する岩崎。いきなりの陽岱鋼にホームラン。
これで慎重になりすぎたが。遅いストレートに本来のキレがなかったなあ。
というわけで140キロのストレートは打ち返され、その後も2ラン2セットで5失点。
相手投手が大谷では、これは太刀打ち難しい。
それにしても、1点ぐらいは返してほしかったけどね。

で、やっぱり今のタイガースは若手を多く使っているので、コーチ・監督のアドバイスは必至だと思うのですよ。
そのうえ、大谷のような投手になったら、これはもうチーム一丸となって対策を立てねば、なかなか勝てないでしょう。
今はとにかく選手を鍛えることに主眼をおいているのでしょうけどね。
ちょっと放任主義が過ぎるかなあという気はします。
しっかり育ててほしいなあ。

あとね。8回、9回の守りで、西岡が外野に回りましたね。
8回はレフト、9回はセンター。
今日の点差で、何かを試したかったのかな。
今後、どんなシフトがありうるのでしょう。
楽しみのような、なんだかなあ、のようなね。

日本ハム0-3阪神(6月11日・札幌ドーム)

ようやく、投打が噛み合いましたね。
両チームともにエラーもなく、締まった試合展開でした。
メッセンジャー、今年一番かな。
ファイターズ・吉川もよかった。失点した(こちらサイドで言うと得点した)回だけでしたね、崩れたのは。
大和の2点タイムリー。
守っては2回裏の岡崎の頭脳プレー。あれはもう、矢野さん譲りかな(^◎^)
送りバントがフライになって、わざと(たぶん)捕球せず、ワンバウンドさせてからダブルプレーにとる。
いやもう、してやったりでしたな。吉川の失点はすぐ次の回やったから、あのプレーでちょっとガクンと来たのかもね。

それと、打率一割台の俊介の、押し出しフォアボールですよ。
代打狩野を敬遠して、というのは順当な対応。
だからこその、押し出しが大きかったね。しかもフルカウントの末ですから。
ほんまに、野球はどこで何がどう作用するか分からんスポーツです。
だからこそ面白い。

今日は、タイガースの各選手の動きもよかったです。交流戦に入ってからどうもドヨ~ンとしてるように見えてたけれど(もちろん、選手本人はそんなつもりはないでしょうけど)今日はきびきびと、そして思い切ってという動きが多かったですね。
この調子この調子。この、シーズン序盤に感じられたこの動きを、これからも続けてほしいです。

2016年6月11日土曜日

【グ、ア、ム】本谷有希子(新潮文庫)

寓意が読み取れる人は、などと書いたけれど、たいがいの小説はある寓意が含まれているものである。多かれ少なかれ、作家の思想が出てくるのが当たり前だし、それを排除すればそれはただのレポートになる。そういうのを意図した小説というのもあるけれど、そんなのを読んで面白いですか? いや、読んでみないと分かりませんけど。ということで結局は「読んでみないと分からない」のだ。

「グ、ア、ム」。前にも読んだはずなのだが、すっかり忘れていた。今は成人した二人の娘と父親と二人暮らしになった母親が、父親のすすめでグアム旅行に出かけるという話。自分勝手で、ものごとがうまくいかないのは自分のせいではないと思っている長女、そんな長女を反面教師として、高卒で信用組合に就職して堅実な人生を歩もうとする次女、何かにつけて反目する二人の間で右往左往する母親。
そんな3人がグアム旅行で家族の絆を取り戻す、はずもなく、旅行はさんざんな内容に。おりからの台風直撃でリゾートは壊滅状態。次女は虫歯の治療直後で頬の中がズキズキする状態。
世の中の「家族なんだから」という定型句を真っ向から破壊する本谷有希子の潔さ。そう、「家族だから」なんて妄想にすぎない。家族だからいがみ合う。というより、人間同士はいつか根本からわかり合えるものなのだ、という考えそのものがどうなんだか、と思うのである。人と人は違っていて当たり前。というところから始めないと。そして留守番する父親は、家族の「平穏」の象徴であるかのようなウサギを、後生大事に飼い育てるのである。そのウサギにしたって、実はもう何代も代替わりしているのだが。そういうことには目を瞑る。それも大事なのか。

【文学会議】セサル・アイラ(柳原孝敦訳・新潮社)

アルゼンチンを代表する作家のひとり(らしい)セサル・アイラの2つの中編。
「文学会議」は、世界征服を目論む作家が、天才のクローンを大量生産しようとする話。実際の文学会議のパロディも含みつつ、ということらしいけれど、話があっちゃこっちゃに行って、「~論」みたいなこともあったりして。SF的な広がりがあるかとおもいきや、メタ小説(作者が読者に語りかけるような)ふうなところもあり、とにかくしっちゃかめっちゃか。
もうひとつの「試練」は、散歩中に「パンク少女」らしい二人の少女に声をかけられたマルシアが体験する恐ろしい物語。恐ろしい? いやいや、もっとはちゃめちゃ。始めはカフェで、何も頼まずにうだうだと愛や絆や人生のつまらないことについて、嫌になるほど話し込んで、さてその次に何をするかというと、スーパーの襲撃! 客・店員を閉じ込めて殺戮と暴虐の限りを尽くす。なんという展開! その理由が「愛だ!」と叫ぶ二人の少女(名前がマオとレーニンですと!)。で、これがまた映画化されたらしい。訳わからん。
寓意が読み取れる人は読み取って下さい。

2016年6月10日金曜日

日本ハム5-4阪神(6月10日・札幌ドーム)

痛い負けですなあ。
1点リードの9回裏に、球児がサヨナラホームランを浴びて逆転負け。

ファイターズに倍する14安打を放ちながら、たったの4得点。
というのは、つまりは攻めが攻め切れないということですなあ。

久しぶりの梅野の悪送球に、相手ランナーを三本間に挟みながら、アウトにするのに四苦八苦。結局アウトには出来たけれど、1塁走者がサードまで行ってしまっての同点、逆転。

あーあ。
ゴメスが盗塁を試みたり、北條のファインプレーがあったりして、見どころも多くあって見応えもあったけどね。あ、テレビ中継は途中までやったけどな。

とはいえ、負けは負け。
とうとう5連敗もしてしまった。
いや、いつかは勝つ。きっと勝つ。
このまま最後まで行くわけではない、と信じたいです。
チームは変わっていってるんやから。

ロッテ8-3阪神(6月8日)ロッテ7-2阪神(6月9日・千葉マリンスタジアム)

マリンスタジアムはどうもいけませんな。
なにか悪いものが付いているのかもね。
2005年の日本シリーズを思い出しつつ、そんなことを考えてしまいました。

ついに三タテをくらいました。
いいところがなかったなああ。

まあ今年は、若手中心で「超変革」の年だから、少しぐらいのことは大目に見て、多少負けが混んでもくよくよ考えたりしないようにはしてるつもりなんですが。

ここ数試合は、その「超変革」も曇りがちのような気がします。
何しろ「走らない!」

シーズン当初は、アウトになろうがどうなろうがとにかく走る。次の塁を取る。投手でも鈍足でも関係なし。ゴメスまでもが隙あらば盗塁! だったのが。

今日などは、ランナーが出てもどうやら揺さぶる気配もなかった模様。
エンドランとか、そういう「しかけ」も何もないしねえ。

となると、経験も浅くて実力もまだまだの若手中心のチームとしては、なかなか勝つのは難しいよなあ。
勢いだけでは勝てません。そしてその勢いも、このところは途絶えがち。
そろそろなにか手を打つべき、のような気がします。
もちろん、ベンチは考えているでしょうけどね。

2016年6月8日水曜日

ロッテ2-1阪神(6月7日・千葉マリンスタジアム)

ナバーロにやられてしまいましたね。
油断してたわけじゃないだろうけどね、もちろん。
それ以上に、好機を逃した打線、作戦に問題ありかなあ。

2回の裏。無死2,3塁で前進守備はどうだったのか。
デスパイネの脚力を考えるとねえ。
まあ今年は「攻めの守り」を徹底している、ということなのでしょうけどね。
それにしては「攻めの走り」が鳴りを潜めている。
今日も盗塁はなし。
せっかく横田がスタメンで、ヒットも打ったのにね。
バントの失敗とか。
なんとなく「攻め切れない」感じ。

まあこんな時もありますわな。
選手もベンチも、こうやって一つ一つ学んでいって、次の試合次のカードに向かっていってくれたらいいよね。

2016年6月6日月曜日

5月の読書

まとめて書くとめんどくさい、ということが分かっていながら書き溜めてしまう。
1冊読み終わると、さて次の1冊、というぐあいに、間断なく読んでしまうのである。
おかげで読み終わった感想を書き逃してしまう。
そして、ざっくりとした感想しか書けないまま。申しわけありません。誰に謝る?

【且座喫茶】いしいしんじ(淡交社)
「まあ座ってお茶でも」という意味。茶の湯を教わった著者の茶の湯ばなし。なんということはないお茶の魅力とかを語っているだけかと思ったら、今は亡き師匠の話となって、ぐっと心に残ってしまうのである。

【ギンイロノウタ】村田沙耶香(新潮文庫)
【マウス】村田沙耶香(講談社)
【タダイマノトビラ】村田沙耶香(新潮社)
村田沙耶香は、こわいです。でも面白いです。「タダイマノトビラ」は、どこか違う世界に行ってしまっていて、さらにおそろし。

【くいなは飛ばずに】髙田三郎(音楽之友社)
【来し方】髙田三郎(音楽之友社)
今度「水のいのち」を歌いますねん。というわけで、エッセイを読んでみましてん。「水のいのち」のことも、ちょっと詳しく書いてますねん。で、文章がとても美しいのにびっくりしました。音楽を聞く限り(あるいは実際に会った感じでは)ただの頑固親父かと思いきや、意外と寛容なところもあって、親しみが持てます。

【風に舞いあがるビニールシート】森絵都(文春文庫)
直木賞受賞作。なんとなくとっつきにくいような気がして読まずにいました。普通のハートウォーミングなストーリーかと思わせておいて、普通じゃない結論に結びつける。うまいなあ。「牛丼理論」が秀逸でした。

【嵐のピクニック】本谷有希子(講談社文庫)
【腑抜けども、悲しみの愛を見せろ】本谷有希子(講談社文庫)
【ぜつぼう】本谷有希子(講談社)
芥川賞とりましたね。というわけでちょっと読み返してみようかと思っているところ。最初の「江梨子と絶対」に比べると、書きたい方向が定まってきた時期なのかな。思った方向には行かないストーリー展開が見事です。

【おわりの雪】ユベール・マンガレリ(田久保麻理訳・白水社)
【四人の兵士】ユベール・マンガレリ(田久保麻理訳・白水社)
マンガレリの文章はとても静か。そして「思い出」「記憶」の扱い方がほかでは見られない飛躍がある。「おわりの雪」は父と子の思い出。「四人の兵士」は戦場の記憶なんだけど、どちらも突然と現在時制に舞い戻ったりして、「記憶」には時制がないことを教えてくれる。

【ネコトピア 猟奇的な少女と100匹のネコ】ローラン・ミヨ(橋本たみえ訳・幻冬舎)
なんとも奇妙で気持ち悪くてあと味もあまりよろしくない諧謔的な物語。猫殺しが趣味の7歳の女の子。余命わずかの独裁者。それを取り巻く人たち。これを「面白い!」と思うか「なんやこれ?」と思うか。まあわたくしは、これ以上は読む気は起きませんが。

【永遠とは違う一日】押切もえ(新潮社)
【浅き夢見し】押切もえ(小学館)
山本周五郎賞にノミネートされた「永遠とは違う一日」は、ハートウォーミングな連作集。まあ普通かな。「浅き夢見し」は処女作? 「これが書きたかった!」という意欲が溢れています。

【阪神の女房】矢野燿大(朝日新聞出版)
今季コーチに就任した矢野氏。引退したてのころの著書を読み返しました。今読むと面白い。

【真実真正日記】町田康(講談社文庫)
【人間小唄】町田康(講談社文庫)
【人生を歩け!】町田康・いしいしんじ(角川文庫)
【この世のメドレー】町田康(毎日新聞社)
【人生パンク道場】町田康(KADOKAWA)

阪神2-3西武(6月5日・甲子園)

なんというか、勝ちきれませんね。
今季、延長戦では勝利なし。
それは、偶然ではなく、采配の妙もあるのかなあ。
まあでも今年は「同じ実力なら若手を使う」という方針なので、「ここは代打○○やろう!」というのはナシ。

ただねえ。
延長になるとちょっと後手後手に回る感は否めないかなあ。
延長でなくても、勝負どころでね。

福留の、ライオンズ・ショート永江がぽろりとした当たり。
本来なら2塁まで行けるところが、ちょっと足の状態もあるのか1塁止まり。
続くゴメスのセンター前ヒットで、サードまでは行けず。
というところで、代走大和。
だったら。
ランナー1塁のところで出しておきゃあよかった。そしたらゴメスのヒットでサードまで行けたやろう。
なんてことを考え始めると、ストレスは溜まる。

まあ今日の試合の肝は、高山の守備でしたでしょうから(-◎-;)。
無理して取りに行かなくてもいいところで無理して後ろに逸らしてしまうという最悪のパターン。
しかも得点に結びついてしまったし。

まあ野球(に限らずやけど)には、ああしといたらよかった、あの時こうしといたらという後悔はつきもの。
それを次にどう生かしていくか、が大事なのですね。

それで、ちょっとだけ気になっていること。
盗塁が減ってきてますね。
果敢に走ってくる、というのが最近鳴りを潜めている様子。
もちょっと機動力を出してほしいなあ。
今日もせっかく横田が塁に出ても、送りバントではねえ。
失敗してもいいから、もっと動きのあるハツラツとしたゲームを見たいです。

2016年6月5日日曜日

阪神5-1西武(6月4日・甲子園)

前回のデーゲームで「振りが悪い」と金本監督はオカンムリでした。
その効果かどうか。
今日は初回から連打連打で先制点。
その後もヒットを続けて、終わってみれば二桁安打。
ちょっと「ダメ押し」が遅すぎた感もあるけれど(^◎^;)
ともかくも、連敗しなくてよかったです。

メッセンジャー。今日は制球がどうかな、と思っていたのですが、だんだん調子が上がってきてましたね。気合も十分。それが空回りしなかったところも良かったし(^◎^;)
キャッチャー・岡崎との相性もよかったのかな。

復帰先発の横田はいまひとつでしたが(^◎^;)またチャンスはあるでしょう。
福留、高山、ゴメス、今成と、ベテラン・中堅がまんべんなく打って得点。
いい流れですね。
これ、続けばいいけれど、そうでなくても今のチームの戦い方、選手起用も含めて、とても楽しいです。だから今のやり方、続けてほしいですね。

2016年6月4日土曜日

阪神3-12西武(6月3日・甲子園)

久しぶりに見ましたね。満塁ホームラン。
味方が打ったらうれしかったけど。

セ・リーグ防御率No.2の岩貞でしたが、今日はコントロールがいまひとつ。
というか、審判との相性もあるのかな。
微妙な判定でボールボールと来て、コーンと一発。

まあ強力打線のライオンズ相手、ということで慎重になりすぎたということもあるのでしょう。
もちょっと思い切りいってもよかったかもね。

連勝で迎えた甲子園。
なかなか波に乗り切れないゲームが続きますな。
まあ、今は一歩ずつ、ちょっとずつかな。
今日も連打はあったんだから、最悪ではない。と信じたいです。

2016年6月3日金曜日

楽天0-3阪神(6月2日・コボスタ宮城)

タイガース・藤浪、今季初完投、初完封勝利\(^◎^)/
凡打の山、というのはこのことを言うのでしょうね。
全27アウトのうち22個が内野ゴロ。外野に飛んだのは1回だけ。
三振も少なかった。今までの藤浪とは、スタイルが全く違っていました。

試合後のヒーローインタビューでも、無理に三振を取りにいかず、力を抜いて投げました、というようなことを言ってましたね。
スタイルが変わったか?
これからのピッチングが楽しみですね。


2016年6月1日水曜日

楽天3-5阪神(6月1日・コボスタ宮城)

コボスタ宮城は、今年から天然芝・土のグラウンドになったそうです。
土のグラウンド、ということで、われらの「阪神園芸」さんが整備にあたっているということ。さすが日本一の整備集団!

さてさて。
今日は突然の先発。しかもプロ入り初登板の青柳投手。
フォアボールもあり死球もあり。
しかし5回を1失点。
変則的な下手投げのような横手投げのような。
だからコントロールも微妙なんでしょうけど。
おかげでイーグルス打線も打ちどころに困ったのかもしれませんね。
野球って面白いなあ。
自分の弱点が、相手にとっては厄介なものになるのですね。

まあ今日もちょっとどうかな、という守備の乱れもありましたけど(^◎^;)
盗塁もいっぱいやられてしまったし(^◎^;)
まあ下手投げで、原口くんもちょっと疲れも見えるし。
盗塁はまあしゃあないか。

救援陣もなんとか踏ん張りましたな。ドリスはいい出来。でもムラもあるからなあ。
球児は、ちょっとハラハラしましたけどね。
でもとにかく、勝てばよろしいのです(^◎^;)

6月初めのゲームで、ともかくも勝利して、ともかくもホッとしましたね。
明日も頑張ってもらいましょう。

楽天9-1阪神(5月31日・コボスタ宮城)

交流戦開幕!
気分を入れ替えて、さあ、いざ!
と思っていたのですが。。。。

ええようにやられてしまいました。
始まる前は、パ・リーグ最下位で、打つ方も守る方も今年は調子が出ないイーグルスとやから、これはラッキーな始まり方や、なんて言うてたのですが。
打たれた打たれた(-◎-;)
ホームラン2本にタイムリー。

中盤にはこちらのミスに付け込まれて、打者一巡。
ルーキー・オコエ瑠偉にプロ初ヒットのおまけまで付けてもおて。

なんともはやな試合内容となってしまいましたね。
原口の野選。上本の送球ミス。高山のポロリ(-◎-;)。
ちょっと情けない。
特に前2つは大量失点につながっただけに、余計にね。

イーグルス・則本は、すいすいと完投でしたなあ。
なんか、呑まれてしまったような印象です。

ま、今日のことは忘れましょう(^◎^;)
明日は明日の風が吹く。きっと。

2016年5月29日日曜日

巨人2-1阪神(5月29日・東京ドーム)

相性、というのはあるんでしょうねえ。
スピリチュアル(この言葉、嫌いだけれど)な意味ではなく、呼吸が合うとか、タイミングが合うとか。思考回路が似てるとか。
そういうのが合ってしまうと、打たれる。
合わないと、打たれない。
あ、上のは「打者からみて、合う・合わない」ということですけどね。

ジャイアンツ・坂本は、メッセンジャーと「相性が良い」
タイガース打線はどうやらジャイアンツ・高木と「相性が悪い」
坂本の一発は、タイミングどんぴしゃ、といったところ。
鳥谷の一発は、「あれれれれ???という間に入っちゃったよ、やっぱり東京ドームは飛ぶんだよねえ」といったところ。

というわけで、打てなかったのが敗因ですね。はっきりしてる。
メッセンジャーが報われませんでした。かわいそうに。
1000奪三振も、あだ花といったところ。

まあこれでも5割ですから。
投手は(一応)完投ですから。
中継ぎ陣は休めたわけで。
明後日からの交流戦も楽しみ、といったところです。
東北、北海道と、今年は北の遠征も多いよ。
楽しんできてもらいましょう。

巨人4-6阪神(5月28日・東京ドーム)

最後はヒヤヒヤでしたね(^◎^;)
とはいえ、ジャイアンツ相手に連勝は、やはり嬉しい\(^◎^)/

チームとしてのジャイアンツは、今、ホンマに調子が悪いですね。
だからこそ勝てた、というところもあるかな。
いやいや。
やはり投手陣の頑張りでしょう。
リリーフも含めてね。
まあ、高橋はまたまたポロリとやってしまったし(^◎^;)
球児もヒヤヒヤものでしたが(^◎^;)

とにかく勝ったのです。

それにしても。原口はスゴイ(^◎^;)
今やタイガースの中心打者といえるかも。
ヘイグも、甘い球とはいえ、特大アーチを放ったし。
あとは。
みんなが口をそろえて言うように、鳥谷だけ、ですね。

2016年5月28日土曜日

巨人0-1阪神(5月27日・東京ドーム)

いやあ、やってくれましたよ、岩貞くん。
初完投が初完封勝利!
しかも相手はジャイアンツ(^◎^)
いくら5連敗中で調子の上がらないチーム状態とはいえ、やっぱり完封は素晴らしい。
それに相手投手は菅野ですしね。

初回に相手エラーでもらった1点を、最後まで守り通しました。
9回裏はハラハラドキドキでしたわ。
フライが上がったら、どこまで飛ぶか分からん球場ですからね。
でもフェンスの手前までしか飛ばなかったということは、最後まで球に威力があったってことでしょう。

いつもに比べるとやや制球も甘く、フォアボールもあったけどね。
ランナーを出しても落ち着いてましたね。
結局3安打ですか。

もうすっかり、タイガースの主力投手。エースの風格。
菅野と投げ合って勝ったことで、ますます自信も深まるでしょう。
これからも期待できますね。

さて。
連敗は止まっても連勝できないのが最近のタイガースですが。
明日は、この波に乗って連勝、といきたいですね。

2016年5月26日木曜日

ヤクルト6-5阪神(5月26日・神宮球場)

連日のサヨナラ負け。
マテオ劇場にも、もう飽きてきた。
まあ、紙一重といえばそうなんだけど。

ゴメス、福留、原口の一発も、それぞれがソロであったことの悲しさよ。
ヘイグのタイムリーも、それまでのまずい守備からの失点を考えると、プラマイゼロといったところ。

藤浪も、調子は悪くなかったと思うけど、勝負どころでの一球がね。

攻めの姿勢を崩さないところはいいけれどね。

もう一つ乗りきれないのが、どうにも歯がゆい。
今年はこんなことが続くと覚悟はできているはずなんだけど。
このところ連勝がないのがどうにもね。
一進一退がいつまで続くのやら。

もちろん、最後まで応援しますよ。

ヤクルト9-8阪神(5月25日・神宮球場)

惜しい試合でしたね。
あと一歩なあ。
まあ、序盤でバレンティンに2打席連続でホームランを打たれた時は、もうアカンかなと思ったから、そこから同点まで、よくもってきましたけどね。
あともう一歩ね。
勝ち越せてたら、展開も変わってたでしょうけど。

打線は上向きですね。
鳥谷もホームランを打ったし。
でもねえ。
これが続かないのが今年の弱み。
まあでも、まだまだ「超変革」も始まったばかりで。
若手中心で5割キープなんだから、頑張ってると思うなあ。
若さゆえの未熟さがからくるミスもあるけどね。
そこは目をつぶって、先のことを考えましょう。

ただひとつ。
ヘイグをどうするか、ですね。

2016年5月25日水曜日

ヤクルト5-7阪神(5月24日・神宮球場)

マテオがねえ。守護神やのおて疫病神に見えてきたよ。
まあ何とか抑えてくれたけど。
でもね。
一度この人が抑え、と決めたら、なかなか変えられないのでしょうね。
ま、これから暑くなってきたら、本領を発揮してくれるかもしれんし。
これからですよ。

最近は打線が好調なんだけど、何故か得点に結びつかないなあ。
前は打線がそれほど打てないんだけど、なぜかチャンスで得点できて、その少ない得点を投手陣が踏ん張って勝利する、というパターンだったんだけど。
このところは変わってきていますね。
選手の疲れ具合とか、調子の上がり下がりとか、そういうのがあるのでしょうね。

今日は投手陣の(タイガースもスワローズも)フォアボールが一つの決め手でしたね。
フォアボールでランナーを出して、失点。
ここらあたり、明日はどうなるんでしょね。
球児も、いよいよリリーフで力を発揮、ということになるみたいやし。

それにしても、原口はすごいなあ。
4割ですよ、奥さん。

2016年5月23日月曜日

阪神5-10広島(5月22日・甲子園)

よお打たれましたな。
レフト、センター、ライトに3ラン、2ラン、2ランで計7点。
ホームランはおそろし。そして甲子園の風、おそろし。

メッセンジャー、悪くはなかったと思うけど、カープ打線が上回りましたね。
松山の一発で、調子が狂ったかなあ。
ボール球でも、昨日の風では入ってしまうのですね。

カープの投手陣もフォアボール、フォアボールで自滅しかけていたのになあ。
つけ込めませんでしたね。
あと一歩かなあ。

結局はダブルスコアなんだけど、5点も取ったのは大きいはず。
というふうに考えるしかありませんね。

まあ、まだ5割。
この戦力で、若手中心でよく頑張ってます。
ちょっと原口頼みになっているところが気になるけどね。
中堅、ベテランに、もうちょっと頑張って欲しいかな。
でもそれも、これからこれから。
まだ先は長いのだ。

2016年5月22日日曜日

阪神4-3広島(5月21日・甲子園)

昨日に引き続き、マテオの同点劇場(-◎-;)で、どうなることかと思いましたが。
最後は風に助けられた上に、高山のサヨナラ打。

実は甲子園は、広さとしてはほぼ中位。どちらかと言えば「狭い」部類に入るらしい。
両翼は公称100mだが、実はもうちょっと短いらしいし、センターには「120m」とでかでかと掲げられているが、実はもうちょっと短いらしい。
とはいえ、ホームランが出にくい、フライが伸びにくい球場ではある。
それは浜風。
フライは上空の風の具合によって、あっちに行ったりこっちに行ったりする。
大体の場合、外野から内側に押し戻されるので、長打は出にくいということらしい。

でも、意外と「伸びる」ポイントもあるのですよね。
それが「ライトへのライナー性の当たり」
今日のカープ安部の一打がそうでした。
あれよあれよという間にスタンドイン。

まあ同じ球場を使っているわけだから、条件は同じ。自然は気まま。それを恨んでも仕方はありません。

とはいえ。
2点差を追いつかれて苦しかったのは苦しかった。
よく高山が決めてくれました。

それにしても。
今日も15安打ですか。連日の二桁安打。打っても打っても点が入らない状態。
何と言ってもカープの守り。
打たれても打たれても、得点にはさせない守りの堅さ。
これで勝利を積み重ねてきたその強み。
感服します。

とはいえ。
負けてばかりはいられません。
明日は中4日のメッセンジャー。ちょっと期待しよう。
そして打線のつながりにも。

2016年5月20日金曜日

阪神1-4広島(5月20日・甲子園)

いやはや。疲れました。
5時間超。残る野手は陽川ひとり。
そんな試合をよおやらはりますな。

で。マテオはどうなんですか。
一人で試合を振り出しにしてしまいましたね。
フォアボールに暴投に、犠牲フライ。
ノーヒットで同点とは。

最後は田面で押し通しても良かったんちゃうかなあ。
どちらが悔いが残らないかといえば。。。

まあ、それまでに点を取れなかったのが痛手となりましたね。
お互い、守では堅いところを見せました。
福留。鳥谷。そして菊池(;_;)
おかげで今日のような試合展開になりました。はい。

最後まで見応えがありました。
勝てたらよかったんやけどなあ。
ま、また明日。明日。

阪神3-2中日(5月19日・甲子園)

うまくいく時はいろんなことがうまく回るもんですな。
昨日の球児の登板。
今日の田面(たなぼで変換しません)のプロ初登板。
昨日に引き続く石崎の好投。
球児の救援。
そしてそして、原口のサヨナラヒット!

序盤の藤浪は、前回登板とは打って変わったできの悪さ。
というか、ストライクが入りません状態。
フォアボールフォアボールで、ビシエドには詰まらせたのにヒット。
そして暴投。
ひとりで何もかもやってるみたいでしたね。
それでも1回の2点だけで抑えられたのは、運が良かったのか、元々持っているものがよいのか。

まあなんにせよ、カードの勝ち越しは大きいですね。
サヨナラ勝利は勢いがつくし。ついてもらわな困るしね。
楽しみがどんどん広がっていきます。うん。

2016年5月19日木曜日

阪神3-2中日(5月18日・甲子園)

どんな投手でも、生命線というか、一番の武器としなければならないのはストレート、直球なのだそうで。
得意な球種が変化球であろうとも、それを活かすためにはやはりストレートを磨かねばならんのだそうで。
そして、そのストレートで勝負できるとなれば、これは一流と言えるのでしょう。

今日の石崎のストレートは見事でした。
ビシエド、ナニータという強打者、好打者にストレートで挑める心臓の強さ。もちろん球そのものの強さも。
見ていて気持ちよかったです。

さらに9回のマウンドにはなんと藤川球児!
1点差という競った展開での登板。
そしてストレート勝負!

見応えがありました。
まあ、金本監督が言うように、投手陣のやりくりが難しくなる中での今日の登板だったんでしょうけど、ファンにとっては嬉し涙涙涙の締めくくりでしたよ。
球の威力うんぬんより、押さえで出てきた時のオーラが半端じゃなかったですね。

これからどうなるのかは分かりませんが、今日はとにかく、ええもんを見せてもらいました。感謝感謝。

2016年5月18日水曜日

阪神3-4中日(5月17日・甲子園)

ミスをしたほうが負け。
というのはよく言われるし、このブログでもよく言ってきました。
ほんとに。そのとおりの試合になりましたね。

継投がどうとかという問題よりも、勝負どころでのミスが分かれ目でしたね。
ゴメス、高橋、そして鳥谷。フォアボールにデッドボール。
特に鳥谷が心配やなあ。
どこか悪いのではないかいなと思ってしまいます。それも単なるケガではなく、例えば視力が大幅に落ちているとか、慢性的な筋肉の痛みがあるとか、内臓とか、循環器とか。
いつか、ひょっとしたら今シーズン、金本監督は決断を下す時が来るかもしれませんね。
自身が決断を下した時のように。

さて、継投。
7回までほぼ完璧だったメッセンジャーから、2点差という僅差での交代。
石橋を叩いて、というよりも、たぶんメッセンジャーには次の日曜日も投げてもらおうという算段からでしょう。その算段は間違いなかったでしょうけどね。
守りのミスまでは予想できなかったでしょうね。
まあ仕方ない。

ミスが出れば負ける。ということがよく分かりました。
まさか「終盤にミスしたらアカン」というのがトラウマにならなきゃいいけど。と、ちょっと心配してしまいます。
ミスなど気にせず、前のめりのプレーを続けてほしいです。

2016年5月15日日曜日

DeNA5-5阪神(5月15日・横浜スタジアム)

今日は昼間出かけておって、全く試合を見ていないのでした。
しかもテレビ中継を録画し忘れていて。。。。

とほほ。

結果だけ見ました。
とほほ。。。。に限りなく近い状態。。。。。

マテオが打たれて延長戦。
同点のまま試合終了。

ドリスがよければマテオが崩れ。マテオが良ければドリスが危うい。
二人のバランスが取れていて、悲しいですな。

得点は同じでも、安打数は半分。
ここらへんも心配。

そんな中。
鳥谷のホームラン&タイムリーが少しの光明。
これが続いてくれれば、と切に願います。

DeNA3-1阪神(5月14日・横浜スタジアム)

人生、運・不運というのはありますよね。
今日はタイガースに運がなかった。
逆に、ベイスターズには「ツキ」があった。
としか言いようが無いですね。
まあ岩貞の、投手へのフォアボールとか、そういうこともありましたけど。
あの当たりが抜けていれば。あるいはあの当たりを取っていれば。
ベースに当っていなければ。
風が吹いていなければ。

ま、それもこれも、思い返しても詮無いことで。
いつかはこちらに風が吹くこともある。
いつもいつも悪いことばかりではないわな。

あまり気にせず、今のやり方を貫いて下さい。
(お願いモードになっておる)

2016年5月13日金曜日

DeNA2-3阪神(5月13日・横浜スタジアム)

なんとももつれた試合でしたなあ。
野球は「ミスしたほうが負け」だと思うのだけれど、そのとおりにいつもいつもいくとは限らないということがまた面白いところ。

しょっぱなから北條の悪送球。鳥谷はキャッチャーからのストライク送球をぽろり。
ついでにベイスターズもフライをぽろり。

まあそれ以外は、タイガース藤浪、ベイスターズ井納の投げ合い。見応えがありました。
ときどき、ファインプレーもあったし(^◎^;)
忘れてたわ。凡プレーが印象に残りすぎて(^◎^;)

金本監督が言うとおり、今日は中堅の日でしたね。大和。良太。どっちも名前で呼ぶよ。

ちょっと心配なのが鳥谷。どこか故障してなかったらええけど。
休ませるわけにもいかないしねえ。

2016年5月12日木曜日

阪神1-3巨人(5月11日・甲子園)

「コリジョン・ルール」というのは、選手の安全を第一に考えてのことなのだろうと理解していた。
まあそのとおりなのでしょうけど。
明らかにアウトのタイミング。それで本塁前で待っていてもダメなのかしらん。
これでは野球にならんわなあ。

という文句もあって。

しかしねえ。とにかく打てなかったねえ。
というのが今日の敗因。
7回裏の無死満塁のチャンスでも、押し出しによる1点のみではねえ。
ちょっと最近、ピッチャーが可哀想かな、と思ってきたよ。

「超変革」で若手がじゃんじゃん出てきて、それはそれで面白いんだけど。
細かいミスが出まくりですわな。
送りバントは決まらないし。

ま、今年はこんなゲーム運びなんでしょう。
今日の戦いが明日の糧になる。
そう信じましょう。

今日、ちらっとジャイアンツのベンチが映った時、選手の一人(誰とは言わんが)があくびしておったよ。
控えの選手じゃなくて、試合に出ている選手がですよ。
こんなチームに負けたのかと思うと、やはり悔しいよ。
いつか、見返してやりましょう。きっと。

2016年5月8日日曜日

阪神1-5ヤクルト(5月8日・甲子園)

点が取れませんな。
惜しいところであと一本ね。
ピッチャーは悪くはないと思うけどね。
でも何となく、フォアボールは多いような気がするなあ。
キャッチャーがこのところ原口ということが多くて、慎重になっているのかもね。
ピッチャーが。
間違いないようにしてあげようとか思っているのかな。
そんなに甘くはないでしょうけど。

それにしてもスワローズはよぉ打ちますなあ。
考えたら山田、バレンティン、畠山って(ついでに川端も入れときましょう。あ、雄平も)、よその球団に行ったらみんな4番バッターになれそうな選手ばっかりやもんなあ。

ま、昨日と今日は打ち負けました。
どちらにせよ、今年は成長過程の年。
5割前後を行ったり来たりでいいんじゃないのかな。
そのつもりで、若手をじゃんじゃん使っているのだし。
勝つことも大事だけれど、楽しい試合を見たいというのもファンにはあるのだよ。
それには応えてくれているよ、今年のタイガースは。

阪神6-10ヤクルト(5月7日・甲子園)

藤川球児。どうなんでしょうねえ。
期待されて復帰して、キャンプでも一番の出来と言われていたのに。
これまでの登板では、思ったような結果が残せていないですね。
先発に慣れていないとか、そういうことがあるのかな。
ともかく、球数が多すぎる。
相手チームも、そういう作戦を立ててきている、というのもあるんだろうけれど。
週1とかじゃなくて、10日とか12日とかの感覚を開けての登板、というのも考えたほうがいいのかな。
そこは、チームとして考えるんでしょうけど。

そして、継投。
これは難しいですね。
タイガースとしては、スワローズのクリーンアップに「一発だけは避けたい」と考えたのでしょうね。
そうなると、被弾率の少ない投手、ということでやはりドリス、ということになったのでしょうけど。
いかんせん、スワローズのバッターが、一発狙いではなくミート中心で攻めてきた。
そうなると、焦ってきますわな、ドリス。そして原口。
そしてそして。
満塁からの大和の守備。
あれはアウトでしょう(-◎-;)
と言っても切ないだけですね。
満塁にしたところがもう、ね。

まあ買ったり負けたりですけど、若手中心の布陣でこの成績は立派なもの。
というか、これで主力が(福留とか西岡とか)戻ってきたら、と考えると楽しみも増えるというものです。

2016年5月7日土曜日

阪神2-0ヤクルト(5月6日・甲子園)

今季の岩貞は生まれ変わった、と言っていいでしょうね。
ついに防御率もリーグ1位。奪三振も1位。
初回こそ満塁のピンチを背負ったものの、本人は落ち着いているように見えましたね。
それって、捕手・原口のリードというか、その醸し出す雰囲気のようなものがいいんでしょうね。
外から見ていても安心感がありますもんね。

で、先制点が決勝打となった板山。
ヒーローインタビューもサマになっていました。
あとで矢野コーチに褒められたことでしょう(^◎^)

若手選手が躍動して勝利する。ほんとに気持ちのいい試合です。
ただもうちょっと打線が元気だったらなあ、とは思いますが。
中押し、ダメ押し点というのがほしかったなあ。
それはまた、次の楽しみということで。

2016年5月6日金曜日

中日0-1阪神(5月5日・ナゴヤドーム)

ほんま、野球は何が起こるかわかりません。
決勝点は大和のプロ入り2本目のホームラン(^◎^;)

その前のドラゴンズ・小熊の負傷退場も予想外やったし。

ともかくもドラゴンズに勝ち越したのは大きいですね。
先発・メッセンジャーはまずまずの出来かなあと思いましたが、今のドラゴンズの打線があまり元気がないのかなあという感じがします。
相手の不調に助けられたというのもどうかと思いますが。
まあ勝負事ですから、勝ちは勝ちということで。

それにしても
この3連戦のビシエド対策は、きっちりはまりましたな。
3戦で1安打に抑えたのは大きかったなあ。
矢野コーチほかのスタッフの力でしょうね。

そして原口という強力な若手が定着しそうなことも、この3連戦での収穫ですね。
なんか、ここからいろんなことが始まりそうな、そんな予感を漂わせた3連戦でした。

2016年5月5日木曜日

中日0-9阪神(5月4日・ナゴヤドーム)

タイガースは(というか矢野コーチと香田コーチは、かな)ビシエド対策をしっかり考えたんだと思いますね。2日続けて無安打というのは。なにかを見つけたかな。

というのが大きかったですね。相手に点をやらない、というのは昨日もそうでしたが、今日みたいにちゃんと点を取れると勝てる。まあ当たり前なんですけど。

それにしても。若手が躍動しました。
先発横山。
昨日予告先発をみた時、「誰?」と言うてしまいましたが(^◎^;)
2014年のドラフト1位でした。忘れてましたね。すみません。
コントロールに課題があったらしけど、今日は1四球ですか。
ドラゴンズのバッターが低めの球を空振りしてたから、球のキレもよかったんやろうなあ。

で、原口のホームラン\(^◎^)/
その前から大きなファウルをレフト側に軽く放り込んでたから、大きいのが打てそうやなあと見てましたらね。ホンマに放り込みましたよ。
いやはや。去年まで何をしてはったんでしょう。

ともかくも。
今日は若手のアピール合戦の様相も呈していて。
活気があって良かったです。
連敗を止めたのも大きいし、ナゴヤドームで勝ったというのも大きいし。
超変革は、まだまだ続きそうですね。

2016年5月4日水曜日

中日4-2阪神(5月3日・ナゴヤドーム)

よく「ナゴヤドームは鬼門だ」なんて言われるんですけど、ほんまかなあ。
確かに、なかなか勝てないみたいですけどね。
球場の「青色ムード」が良くないだとか、マウンドが合わないだとかあるらしいですけど。
あれこれ理由をあげるのは、験を担ぐ人のすることで。
まあ野球には験担ぎも大事かもしれませんけどね。

今日の藤浪はコントロールが今ひとつ。
今年の藤浪は、と言い換えるべきか。
球の威力はありそうなんだけどなあ。なんかもったいない。

今日の試合で一番もったいなかったのは、ドラゴンズ・桂のホームラン、ではなく、7回裏、代打森野へのフォアボールでしょうなあ。
なにしろストライクが1球も入りませんでしたから。
いくら代打の切り札といってもね。
1点差やったし。まだまだ分からん展開やったし。
で、代走で、盗塁で、タイムリー。
絵に描いたような失点でした。

まあでもね。
これくらいのことはありますよ。
というか、やっぱりチャンスで打てないのが痛いですね。
得点力を上げてもらわなければ。

とはいえ。
今年はまだまだ「変革途上」
チームの野球に向かう方向を位置づけるとき。
あまり勝ったの負けたたのと騒ぐのはやめときましょう。
そう、試合内容はそんなに悪くなかったのだから。
勝てないのは悔しかったけど、戦い方はこれでいいのだよ。
方向性を見失うほうが恐ろしい。
そうならないように、頑張ってほしいなあ。
期待は、してます。

2016年5月3日火曜日

4月の読書

早くも5月となりましたな。
月日の過ぎていくのが、年々というか日々早くなっていくような気がします。

「まく子」のほかに読んだ本。以下のごとく。

【よはひ】いしいしんじ(集英社)
【港、モンテビデオ】いしいしんじ(河出書房新社)

いしいしんじ、久しぶり。
子供が出来てからは以前のようなぶっ飛んだ雰囲気がなくなってきたかなあと思っていたが、どうしてどうして。
「よはひ」は、こどもにお話を聞かせるお父さんの話。で、その話がぶっ飛んでいて、この混乱具合がいしいしんじやなあ、と思っていたらラストでドドーンという衝撃が待っていたのだった。
かつてのストーリーテラー、再来か。
「港、モンテビデオ」は、ぶっとんだまま。時には日常を離れてこの世界にたゆたっていたいと思うのであります。

【大地のゲーム】綿矢りさ(新潮文庫)

綿矢りさには珍しい近未来小説。
大災害が起きて、隔離状態となった大学構内。そこでは独自の秩序が生まれリーダーが育ち、様々な軋轢が生まれる。そして私が憧れるリーダーは。
って、結局はそこに行くのか綿矢りさ(^◎^;)
面白かったから許す。

【しずかに流れるみどりの川】ユベール・マンガレリ(田久保麻理訳・白水社)

なんとも不思議な物語。人間の記憶の曖昧さと美しさ。みたいな。
すみません、実は詳細を覚えていない。でも雰囲気は心に残っておる。

【名作うしろ読みプレミアム】斎藤美奈子(中央公論新社)

古今の名作の「ラストにはどんな言葉が書かれているのか」を読み解く。
名作の「出だし」はよく知られていても、ラストは案外記憶に残っていないもの(「吾輩は猫である」ぐらいか)。
その、ラストの言葉から作品を読み解くという発想が面白い。そしてもちろん、読み解き方も面白くて、ラストが分かってしまったらもう読むこともないやんけ、と思いがちだが、がぜん作品に興味が湧いてくるのである。流石である。

【江利子と絶対】本谷有希子(講談社)

芥川賞受賞おめでとうございます。結構読んだつもりになってたけど、あまり覚えていないので(^◎^;)この機会に読みなおし。とにかくも第1作目から。
サスペンス、ホラー。ちょっと気合が入りすぎ、という気もするけど。今の作風とはちょっと違っていて、しかし文章力構成力は確かです。楽しい。

【爆発道祖神】町田康(角川文庫)
【スピンク合財帖】町田康(講談社)
【スピンクの壺】町田康(講談社)
【テースト・オブ・苦虫8・あなたにあえてよかった】町田康(中公文庫)
【猫のあしあと】町田康(講談社文庫)

はい、町田康も読んでます。
「猫のあしあと」は、猫を愛する人、動物保護に興味のある人は、読んでほしいなあ。

2016年5月2日月曜日

阪神7-6DeNA(5月1日・甲子園)

ベイスターズに6点目が入った時、正直、今日も負けるのかなと思いましたよ。
みんなそうでしょう。
2死2,3塁で7番バッターを敬遠して、満塁策で、ということは万全の上に慎重を重ねて対応したはずなのに、8番バッターに走者一掃されてしまったのですから。
最初の失点もピッチャー山口のタイムリーやったし。
能見の悔しさは察してあまりありますなあ。
珍しくマウンド上で声を上げてたしね。
これも「超変革」のひとつかも。

しかし野球はわからないもの。
7回裏。今度はベイスターズが、無死満塁となったところで山口を諦め、万全の上に慎重を重ねてザガースキーを投入。最初の代打今成こそ打ち取られたものの、続く代打狩野、さらに大和に連続押し出しフォアボール(^◎^;)。この間、1球もストライクが入らないという突然の乱調ぶり。
鳥谷、ゴメスのタイムリーで同点\(^◎^)/

分かりませんなあ。ほんまに。
3回にも同様のチャンスが有って、そのときはゴメスが見逃しの三振でしたなあ。
おんなじようにならなかったのは、ゴメスの気迫か。

8回裏に大和のタイムリーで、とにもかくにも、勝ちましたわ。
まあ、筒香を欠くベイスターズに負け越すなんてことがあったら、ちょっとまずかったですわな。
ちょっとひと安心、といったところ。
今日は二桁安打もしたし、若手がチャンスを作りベテランが決める、という形も決まってましたね。
まあそう毎回毎回うまくいくとは限らないけれど、ムードはよろしいわなあ。
この調子で、この雰囲気で、どこまでも突っ走って欲しいところです。

2016年5月1日日曜日

阪神2-1DeNA(4月29日・甲子園) 阪神2-3DeNA(4月30日・甲子園)

行ってきましたよ。今季初、甲子園。
4月最後の試合でしたが。

負けました(;_;)

前日も2点。この日も2点。
それもどちらも2ランホームラン
すなわち。
タイムリーで得点、ヒットでつなぐ、ということができていないわけですね。

ちょっと問題かなあ。

昨日は、相手方もあまり打てていなかったのですが。
ダブルスチールが痛かったなあ。
その前のフォアボールがなあ。
高宮、ダブルプレーにならんかったか。
などなど

ちょっとしたミスというか、それが失点につながってますね。
若手のミスも多い。

でもね。
今年は「超変革」の1年目ですから。
長い目で見ていきましょう。

今の姿勢が、今の戦い方が、後々のタイガースの糧になる。
そう信じましょう。

2016年4月29日金曜日

【まく子】西加奈子(福音館書店)

西加奈子の新刊。
いつもの西加奈子の「みんなちがってみんないい」に、今回は哲学的な科学的な(!)広がりまで含んでしまっています。益々広がる西加奈子ワールド。

小さな温泉街の小学校に転校してきたのは、不思議美少女コズエ。同級生の慧の両親が経営する旅館に、母子で住み込み働きすることになったのだった。
そして慧に打ち明けたコズエの秘密。

何かというと「まく」ことが大好きなコズエ。城の石垣から砂をまき、校庭で水をまき、広場で落ち葉をまく。そしてコズエが最後にまいたもの。
いや、ここからは読んでください。

西加奈子の小説には、基本的に「困った人」は出てきても「悪人」が出てこないのですね。それぞれに事情があったり、自分では悪いことと思っていなかったり、あるいは世界の中でそれぞれの役割が(実は)あったり。
小学生の成長物語なんだけど、大人も読んで、成長せなあかんなあと思うのであります。

阪神3-3巨人(4月28日・甲子園)

試合序盤。
菅野のピッチングを見ると、坂本にスリーランを浴びた時点で「あ、さんたて」という言葉がタイガースファンの頭を埋め尽くしたことでしょう。
わたくしもそうでした。

相手エラー絡みで1点はとれたものの、結局菅野を打ち崩すことは出来ず。
ついに9回裏まで来てしまって。
ゴメスのホームランで生き返りました(^◎^;)\(^◎^)/

そしてそして。
原口のプロ初打点となる犠牲フライでついに同点。

ああ、しかし、勝ち越せませんでしたね。惜しい。

とはいえ。
手も足も出ないと思われた菅野から、相手ミスとはいえ得点も出来たし、7回、8回になると出塁もして、あと一打で同点、逆転!というシーンも作れましたし。
菅野といえども、勝てるチャンスがあるのだ、というのが分かっただけでもよかったというか。
これからの対戦にきっと生きてくるでしょう。
全く歯がたたないのだ、と思い込む必要はないのだ、というのが分かった。
今度対戦するときは、臆することなくはじめから向かっていけるのではと期待できますね。
9回の澤村投入が裏目に出たジャイアンツ、ということなんでしょうけど。
7回、8回に菅野を苦しめたからこそ投手交代があったわけで。
それだけでも、やっぱり今年のタイガースはちょっと違うわいと思うのであります。

ま、勝ててたらもっとよかったけどね(^◎^;)

2016年4月28日木曜日

阪神1-11巨人(4月27日・甲子園)

ホーム・甲子園でジャイアンツに連敗。。。
いやはや、ぎょうさんの点を取られてしまいました。
雨でグランドコンディションが良くなかった。
でもそれはどちらのチームも同じ事情。

打たれて打たれて点を取られて、というのはまだしも、今日はミスも多かった。
江越の捕球ミス。岩田のバックアップミスに鳥谷、ゴメスのエラー。
やれやれ。

先制、中押し、ダメ押し、というのを相手チームにされては、立つ瀬もありませんな。
良太の今季初本塁打も焼け石に水。

終盤で選手をどんどん入れ替えて、若手を投入したのは、ちょっとでも生きのいい若い選手をファンに見せてあげようという監督の計らいだったのかも。

で、そのベンチの采配なんだけど。
4回表1死満塁。で、どうして前進守備だったんでしょうなあ。
追加点を1点もやらない、という姿勢を示した、ということなのかもしれないけれど、ダブルプレーを取るチャンスでもあったのだけれどなあ。実際、長野の打球はピッチャーの横を抜けるゴロ。セカンドが通常の守備だったら取れていたかも。そしてダブルプレーができていたかも。
結局そこから大量失点。

まあ、前進守備を取らずにいて、ぼてぼてゴロで失点、というのが嫌だったのかもしれませんけどね。
どちらが「後悔しない采配」だったか、ちょっと微妙かなあ。

それにしても、まああまり打てませんねえ。
たまにランナーが出ても、ダブルプレーでね。一気に勢いがしぼむ。
逆にジャイアンツは、チャンスでたたみかける。それも1球で。
というわけで、30分遅れで始まった試合にもかかわらず、そしてこの大量点にもかかわらず、3時間足らずで試合終了。
なんともあっけなかったね。

まあ、いろんな若手選手が見れて、そしてそれぞれが初ヒットなんかを打ったりなんかして、それなりに見どころはあったけれどね。
ちょっとここにきて、やる気が空回りしだしたかな。
でもね。
空回りでも何でも、このやる気はなくさないでほしいな。
たとえダブルプレーになっても、積極的に攻撃する。
その姿勢は、続けてほしいと思うのです。
結果は、今年は、仕方がないと思って。。。ファンもそう思って。。。。。

2016年4月27日水曜日

阪神3-5巨人(4月26日・甲子園)

祝・福留復帰。そして誕生日(^◎^)
しかし、試合は(^◎^;)

藤浪は、出だしは良かったですがね。
ヒットも打ったし(^◎^)
得点もしたし。

しかし、6回に突如として打たれてしまいました。
何か癖を見破られたのか。
あるいは梅野のリードか。
良くは分からないけれど。その後の7回はちゃんと抑えられたしなあ。

ま、こういうこともありますわな。
気にせずに次も頑張ってほしいわな。

大量失点にならなかったのだからして。
リリーフ陣も頑張ったってことやしね。
まあ、6回は「魔が差した」と考えて。
切り替えていきましょう。

2016年4月25日月曜日

広島2-6阪神(4月24日・マツダスタジアム)

カープ・新井さんの2,000本安打も見てみたいけれど、やはり試合には勝たなければね。
というわけで、福留に続いて西岡もハム・ストリングの故障らしく、戦列を離れてしまったのだけれど、それでも打つ方は元気なのであった。
よお打ったなあ。
前日の、黒田の前にはさっぱりやったのに。
福井優也には、なにか合わせやすいものがあるのでしょうかね。
まあ序盤から球は高かったけどね。

前回登板ではあれよあれよという間に6失点もしてしまった能見でしたが、昨日は打たれても、ランナーを出しても、落ち着いてましたね。
まあ、カープのバッターが、低めの変化球をよく振ってくれた(^◎^;)というのもあったけど。振ってしまうくらいにキレがよかった、に違いないですね。

楽しい試合でした。
カープって、いいチームやなあ。

2016年4月24日日曜日

広島3-2阪神(4月23日・マツダスタジアム)

惜しかったですね。
ドリスが抑えてたらね。
というか、その前にやっぱり、黒田をなんとか打たないとあかんかったですわな。
岩貞は、運が無いね。
でもそのうち、運がついてくるよ。うん。運。


テレビ中継を見てないので(地上波中継がなかったので)、どんな投球だったのか実際は見てないんだけど。
でも、今や先発ローテーションの一角、その位置はしっかりと確保した感じですね。
今日はどうやら今季一番の調子の悪さだったらしいけど。
それで1失点で切り抜けるのだから、やっぱり凄い投手なのだと思います。
調子の悪い時こそ、実力が試される。
この実力は、本物みたいです。
この調子でいけば、これから白星は確実についてくると思いますよ。頑張れイワトビペンギン(わが家での愛称)

2016年4月23日土曜日

広島9-12阪神(4月22日・マツダスタジアム)

なんかしらんけど、勝ったんでしたなあ。
乱打戦もええとこですが。
カープ横山を打ち崩したはええが、メッセンジャーが打ち込まれてしまいました。

あとは、中継ぎがなんとか踏ん張ったタイガースと、ちょっと打ち込まれたカープの差ですね。
初回に3点とって、5回までに11点もとって、これで負けてたら目も当てられん状態でしたから、まあ勝ってよかったというか、ファンもホッとしましたよ。

鳥谷が6打点というのもうれしいけれど、守備にはちょっと心配。
体力が落ちてるのかなあ。などと心配してしまいます。
とはいえ、勝ちは勝ち。
今までチームを引っ張ってきた感のある若手選手と、負けじと頑張るベテラン選手の相乗効果が、いよいよ出てきたかなという気がします。
なにより、積極的な走塁が見逃せませんね。

まだまだ楽しみは続きそうです。

2016年4月21日木曜日

阪神1-5ヤクルト(4月20日・甲子園)

今日は雨で野球は中止。倉敷のファンの皆さんには残念でした。
というわけで、昨日の試合のおさらい。

プロ初登板初先発が甲子園というのは、緊張の極みでしたでしょう。
守屋、という名前は聞いたことがなかった(スミマセン)、昨日みたところでは、まだまだ発展途上といったところ。もちろん、初登板というハンデはありますけどね。
5回もたなかったのも致し方のないところ。
力を使い果たしたかもね。

いい球もいっぱいあるんだけれど、甘い球もときどきあって、さすがにスワローズ打線は逃しませんでしたね。
となると打線が頑張って、せめて負け投手にはしないでもらいたかったですけど、こちらも気合が入りすぎたのか、チャンスであと一本が出ず、得点はゴメスのホームランのみ。なんともはや。

まあこれが守屋にとっての出発点。これからこれから。

それにしても。
どうしてメッセンジャーじゃなかったのかなあ。
中5日で、ということならここでメッセンジャー、だと思いましたがね。
若手にチャンスを、ということなのかな。そういえば最後の方までキャッチャーは清水でしたね。
まあ今年は「育てる」ことがメインでしょうから。というのが垣間見えた昨日の試合でした。

2016年4月20日水曜日

阪神8-4ヤクルト(4月19日・甲子園)

今日の藤浪はよおなかったですねえ。
初回はまずまずやったのに。2回以降は制球が定まらず。暴投にデッドボールに、相手ピッチャーへのストレートのフォアボール。そしてタイムリー。
いやはや。

野手がなんとか同点まで追いつきますが、まあ同点がせいぜいという攻撃。
全体のリズムがよろしくなく、憤懣やる方ないような試合展開でした。

このまま延長か。
あるいは試合の流れからいくと、やっぱりスワローズかなあ。
一発屋がいっぱいいてるみたいやし。

などと思いつつ見続けていましたが。

いや、8回裏に、ようやく打線がつながりましたね。
一気に4得点!

9回にはこの日1軍登録のドリスが好投。
球速い! キレもある!
これからどんどん投げてもらいましょう。
外国人枠の問題もあるけれどね。活躍してくれたら嬉しいな。

序盤はいろいろあって、やるせない展開でしたが。
最近のタイガースの試合は、終盤になっての粘りが出てますね。
最後まで試合が面白い。
これは大事なことです。
超変革は、確実に実を結んでいますね。

2016年4月17日日曜日

中日4-2阪神(4月17日・ナゴヤドーム)

ドラゴンズに3連敗。やられてしまいましたぁ。
しかも2試合連続のサヨナラ負け。
ビシエド、こはい(-◎-;)
ま、それまでの打席では抑えられていたわけで。なんとかなる方法は見つかった。というか、異星人ではなかったのが分かってよかった(^◎^;)

負けましたけど、見応えのあるゲームでしたね。
最後まで向かっていく姿勢、というのが今日は見えました。
9回表。捕手・岡崎に代打福留、で沸きましたねえ。
できればあそこで勝ち越したかったなあ。

ほんで、キャッチャー・今成(^◎^;)
よぉ守りましたよ。よぉ受けましたよ。
ベンチの中も明るかったですね。楽しんでるんやなあと思いました。
こういう使い方、これからも出来るねんで、というのを見せましたね。

1点目も、江越の果敢すぎる(^◎^;)盗塁からもぎとったものやったし。
今までのタイガースでは見られなかった攻撃が見れて、とても楽しい試合でした。
勝てたらもっと良かったけどね。
それは、シーズンこれからに期待しましょう。
今日のこの姿勢。ずっと続けてほしいです。

2016年4月16日土曜日

中日4-3阪神(4月16日・ナゴヤドーム)

魔が差した、としか言いようがありませんなあ。
7回10奪三振と好投の岩貞を交代。
金本監督は「いっぱいいっぱいだったし」と言うてるようですが。
球数も100球程度。球のキレも悪くないように見えたけどなあ。

まあ、確実な上にも確実に、福原→マテオのリレーを考えたのでしょうけど。
いい流れを自ら断ってしまったように思いましたね。

熊本出身の岩貞。完投・完封してヒーローインタビュー、というところまで想像していたんですけどねえ。
でもまあ、今日も10三振。大したもんです。
登板3試合ともよかったですからね。本物ですね。
これからを期待しましょう。

それにしても、痛かった。
今までは「負けても後悔しない戦い方」ができてたのになあ。
今日は「勝ち」にこだわりすぎたかなあ。うーん、惜しい。

阪神5-2DeNA(4月14日・甲子園) 中日6-0阪神(4月15日・ナゴヤドーム)

自然災害には人間は勝てない。予想ができたり、起こったことに対処したりはできるけれど、結局のところ受け入れて対処する、というしか方法はない。自然の前に人間は無力で、災害が起こるたびにそれを思い知らされる。
こんな時にスポーツなんてと思う時もあるけれど、それでも楽しむのだ我々は、と思うことで乗り越えられることもある。日常とは偉大だ。

今日は途中から試合を観たのだった。
タイガースの投手陣が、ヒットを打たれランナーを背負いながらも、得点を許さないという緊迫の試合展開。対するドラゴンズも固い守りで点を与えない。
ああ、なんと緊迫したよい試合だろうか。
というのは3回以降の話であった。
1回に2点、2回に4点。
わたくしの知らない間に能見が失点し(それもツーアウトからという最悪の展開)、序盤で勝負がついてしまっていたのだった。やれやれ。

見どころは、プロ初打席の陽川が初安打を放ったこと。
ぐらい(-◎-;)
まあ、毎試合打って勝ってくれと思うのがファンだけれど、そうは行かないのが勝負というもの。相手も必死なのだから。

で、前日すなわち昨日の試合。
よく言われているように、勝負の分け目はベイスターズの「ダブルスチール」。
消極的な点の取り方で、同点には追いついたもののあとが続かなかった。
チームの姿勢の違い、が勝負に反映した形かなあと思った。
まあ、そう毎回「戦う姿勢」が勝利に結びつく、と単純に信じる訳にはいかないが、そういう姿勢を見せてくれている限り、たとえ勝てなくても、ファンは納得するのである。

そういう姿勢が見たいのだ。
とにかく勝てばいい、というのではなく、後悔のない試合を見たいのだ。
複数の選択肢がある場合、「どれが一番確率が高いか」ということも大事だけれど、「どれが一番後悔のないやり方か」ということも大事なのだ。きっと。
そういうのを、今年のタイガースはやってくれている。だから負けても納得できる。
さ、明日に期待しよう。

2016年4月12日火曜日

阪神4-3DeNA(4月12日・甲子園)

いやあ、最後までハラハラさせられましたな。
初回、いきなり先制されるし。
タイガース・藤浪はボール球が多いし。
6連戦の初戦は、一人で投げ切ることが仕事、とか言うとるわりにはね。
まあ、7回途中まで、よう投げましたがね。

ヘイグが本調子でなく、7番で先発出場するも途中交代。
でもゴメスはよお打ってくれましたね。
終わってみれば11安打。
終わってみれば野手全員出場(^◎^;)
最後は福原→マテオのリレー。これは勝ちパターン。
今年はこれで押し通せるか。
でも、こういう目の前の1勝を貪欲に取っていく姿勢というのも大事なのですよ。きっと。

それにしても、いろんなことが起こるなあ。
藤浪の三塁打にも驚いたが、鳥谷のエラーにはもっと驚いた。
今日の勝利に一番ホッとしたのは鳥谷かもしれませんな。

2016年4月11日月曜日

阪神2-6広島(4月9日・甲子園),阪神7-8広島(4月10日・甲子園)

カープに連敗ですか。今季初のカード負け越し。首位陥落。
まあいろいろ言われるでしょうが。まだまだシーズンは始まったばっかりですからね。あまり騒ぎ立てないようにしたいものです。

9日の試合。
初回に2点を先制しましたが。2安打で逃げ切ろうというのがそもそも虫がよすぎる話で。
でもまあ、岩貞は12奪三振ですか。このまま1年間ローテーションを守ったら、奪三振王になれるかもしれませんね。先発2試合目でしたが、すでに落ち着きすら感じさせるマウンドさばきでした。これからの期待、大です。
それにしても打てなかった。とほほ。

というわけで、今日の試合。
球児の甲子園復帰戦。本人も勝ちたかっただろうし、周りも勝たせたかったでしょうね。
ところがところが。昨日の試合途中で交代したゴメスが腰痛で、ヘイグは風邪による微熱で戦列を離れてしまいました。
代わりに先発したのが今成と北條。
この二人の活躍もあって、さらには江越の活躍もあって、一時は勝ち越したのですがね。
5回表。勝利投手の権利が手に入るその直前。球児も力尽きてしまいました。
まあ、先発としてやっていくには、まだまだ修正するところがあるということでしょうかね。
それでも、球児が投げていると、負けたらあかん、という気概というか気迫のようなものがチーム全体にみなぎるような気がします。
3回裏の連打。9回裏の粘りは、その現れか。いやいや、球児だからということもないのでしょう。今年のタイガースは、諦めが悪い(^◎^;)
円陣を組んで、監督自らが檄を飛ばしたのも効果があったのかな。昨日の試合では愚痴愚痴愚痴でしたからね。
おかげで今日は15安打。それでも勝てなかったのは残念。
しかし、9回裏に1点差までに詰め寄ったという試合展開は、最後まで見応えがありましたわ。長い試合になったけどね(^◎^;)

とにかく若手を中心に、ハツラツとプレーしてくれるので、負けても気持ちが良いのです。こういうチームを待っていた。
失敗してもいいから攻めていく姿勢。それを見せてくれたら、ファンは負けてても納得するのですよ。まあ、勝つに越したことはないけど(^◎^;)

それにしても、野球というのは面白い。
3回裏に4失点した時、カープ・福井は青息吐息でした。
で4回表。あと一人、カープにランナーが出ればピッチャーの打順。
そうなったら代打だろうと、誰もが思ってました。松山がネクストバッターズサークルで用意してたし。
ところが、打順が回る前にチェンジになったので、福井は続投。
すると4回裏はちゃんと抑え、そのまま6回まで投げて勝ち投手。
運のめぐりというのがあるのかなあ。
これだから、野球はやめられない。

2016年4月8日金曜日

阪神3-2広島(4月8日・甲子園)

甲子園、今季開幕戦。
いきなりの2失点でどうなることかと思いました。
カープ・横山から、江越の一発のみ。わずか2安打でしたからね。
初物に弱い、というのは、こないだのジャイアンツ戦で払拭されたんちゃうのん、と言いたくなりましたね。
それでもなんとか1点差のままで、9回までやってきて。
カープのクローザー・中崎。ここがミソでした。
「打てる」
タイガースベンチは、みんなそう思ったのでは。

連打と失策で同点。新井さ~ん(^◎^;)
そしてそして。
最後は西岡のサヨナラ打\(^◎^)/

ヒーローインタビューでは、声をつまらせる場面も(;◎;)
らしくない姿に、おじさんもらしくなく、もらい泣きしてしまいましたよ(;◎;)

ともかくも、満員のファンに、とても素晴らしい1勝でした。
いやあ、ホンマに今年のタイガースは、おもろい(^◎^)

巨人1-10阪神(4月7日・東京ドーム)

初物に弱いと言われ続けていたタイガース。初登板初先発のジャイアンツ・平良に、3回まではいいようにやられて、何となく嫌~なムードが漂っていました。それまでにタイガース・メッセンジャーがちょっといい当たりを打たれたりしてましたから、余計にね。

それを払拭してくれたのは福留の一発\(^◎^)/
この先制ホームランで、平良は一気におかしくなりましたね。
フォアボールにヒット。トドメはメッセンジャーのタイムリー(^◎^;)

2番手・土田も攻略して、5回までで0-9。実に楽ちんな試合運びでした。

ただただ。
今年のタイガースはこれで慢心はしませんでしたね。
続く攻撃でも、若手バッターは打つ気満々。
9回にマシソンが出てきてあとは消化ペースと思われたところで、江越の一発(^◎^)
北條も内野ゴロで全力疾走!(^◎^)

最後まで躍動している姿がとても爽やかで、みんなみんな頼りになるなあって感じ。
ほんまに、違うチームになったんやなあと感慨ひとしおです。
ほんま、ええ気分にさせてくれるチームになりましたわ。ありがとう、金本監督。

2016年4月7日木曜日

巨人3-0阪神(4月6日・東京ドーム)

ジャイアンツ・菅野にすっぽりとやられてしまいましたね。今季初完封をプレゼント。
序盤のチャンスで点が取れなかったのが痛かったですね。
それはジャイアンツにしても同じなのですけれど。
岩田も立ち上がりは不安定やったし。
で、菅野は立ち直ったけど、岩田はなかなかそうは行かなかった。
まあ、その差でしょう。

攻撃的な野球を続けているタイガースですが、今日は終盤になって、同じような姿勢で臨んだら、ちょっと淡白な攻めになってしまってましたね。
8回の1番・高山、2番・横田が、それぞれ初球を打ってアウトになったりね。
まあ、いつでもどんな状況でも自分のスタイルを、というのがいいのかもしれませんけど。
セオリーどおりではないのが、今年のタイガースですしね。

負けはしましたけど、消極的な姿勢とか、守りに入った様子はなかったし、まあ今日は歯車が合わなかった、運がなかっただけですね、きっと。
負ける時もある。攻めの姿勢でいてたら、負けてても気持ちのいいもんです。サバサバしてて。
ああ、こんな気分は何年ぶりかなあ。
今年は、勝っても負けても気分がいい。このままの姿勢を、ずっと、できれば10年が20年ぐらい続けてほしいですね(^◎^)

2016年4月6日水曜日

巨人2-8阪神(4月5日・東京ドーム)

東京ドームでタイガース躍動!
いやあ、よお走りましたね。
藤浪の激走。横田の(いつもの如き)内野安打。
一番のびっくりはゴメスの盗塁(^◎^;)\(^◎^)/

隙あらば、という姿勢が隅々まであふれていました。
おかげで苦手にしていたジャイアンツ・ポレダがいらいら。
藤浪にヒットを打たれたくらいからヒートアップしたかな。
ついにはボークまで(^◎^;)

6点差もあったら藤浪は完投やろうと思てましたが。
8回裏は、いっぱいいっぱいでしたね。
ジャイアンツ相手に投げるのは、やはり気力・体力を使うのだね。
それでも好調のギャレットを、最後は三振に抑えたのだから、やっぱり物が違いますなあ。

なんかいろんなことがいいように回って、怖いくらいです。
少々の傷とかがあっても、今日みたいな動いて動いて動きまくる試合を続けてほしいですね。
もちろん、それで勝ったら、言うことなしですけど(^◎^;)

2016年4月5日火曜日

3月の読書

【オラクル・ナイト】ポール・オースター(柴田元幸訳・新潮文庫)

【手のひらの京(みやこ)】綿矢りさ(新潮2016年1月号)

【明日は遠すぎて】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ(くぼたのぞみ訳・河出書房新社)

【モナドの領域】筒井康隆(新潮2015年10月号)

【なりたい】畠中恵(新潮社)

【俺、南進して】町田康・荒木経惟(角川文庫)
【テースト・オブ・苦虫6・おっさんは世界の奴隷か】町田康(中央公論新社)
【浄土】町田康(講談社文庫)
【テースト・オブ・苦虫7・自分を憐れむ歌】町田康(中央公論新社)
【東京飄然】町田康(中公文庫)
【どつぼ超然】町田康(毎日新聞社)
【猫とあほんだら】町田康(講談社)
【バイ貝】町田康(双葉社)

プロ野球が開幕し、世界フィギュアもあって、あれよあれよというまに3月は終わりを告げたのでした。
その間、読書日記はあっちに置かれたままでした。やれやれ。

「読書は楽しみのためにするのである」と言ったのはサマセット・モームでした。もちろん、人生を豊かにする、問題意識を喚起させる、生き方を考えるヒントを貰う、などという効用もあるでしょうが、それもこれも、人生を豊かにすることが楽しいから、社会に関心をもつと賢くなったような気がして楽しいから、生き方を考えなおしたらなにか楽しいことが起こりそうだから、という具合に結局は「楽しみ」のためにやっているはずなのです。
(一部には「生活の糧のために」という方もおらっしゃるでしょうが)

それぞれ、思い出せることから。

ポール・オースターは久しぶりに読んだなあ。こんなんだったか。人生、悲劇はつきものなのだ。終盤になって、なんやエンディングがだらだらしとんなあと思っていたら、いきなりの展開。どどーんとショックを受けました。

綿矢りさの魅力は、ありがちなテーマと物語の展開やなあと思っていたら、いきなりバックドロップを食らわされるというマゾ的な快楽にあると思っています。でも、決め技を何度も繰り出してこられると、ちと困りますね。そういう意味では長編に向かない作家のような気がします。というのは読者の勝手な思い込みなんだけど。京都を舞台にした、ちょっと「細雪」的な物語。もちろん、バックドロップに空手チョップなどが満載です。

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェは2冊め。今回は短編集。これは全くの先入観なんだけど、ナイジェリアの作家という感じがしないですね。この人の持つ問題意識、社会を見る目は、普遍的なものなのだということを感じ取れます。つまりは、世界が持っている問題なのだと。すばらしい。

筒井康隆の「おそらく最後の長編」らしいです。猟奇的殺人事件が起こったと思ったら、全く関係のなさそうなSF的な展開となり、やがてひとつの結末へとまとまっていく手腕には舌を巻きますね。小説内小説というか、読者と作者をも作品世界へ引きこもうという作品。おそらく今、少なくとも日本において、最も頭のいい作家なのではないでしょうか。誰も真似ができないですね。しなくてもいいし。

畠中恵の「しゃばけ」シリーズ最新刊は、相変わらずの快作。ただ、今までの妖キャラクターが多すぎて、処理しきれなくなってきているような気もします。あるいはそれぞれのキャラクターによりかかりすぎているのか。ともかくも、このまま突っ走るわけにも行かないと思うのですが、しゃばけファンはどう思っているのでしょう。で、それにどう答えていくのでしょうね。

と、ようやく町田康シリーズ。多すぎてどれがどれやらという感じですが、多くはエッセイです。エッセイでないものも、作風は同じなので、どれを読んでもハズレがない。裏返せば、どれも同じ味わいで、苦手やなと思ったらやめておいたほうがよろしい。でもわたくしは好きですけどね。
パンク歌手にして奔放な文章。小説内に「あかんではないか」という作者の感想を差し挟むこともしばしば。
しかしよく読むと、その視点はとんがっているようで、とても明晰に分析されていて、冷静で常識的(嫌な言葉だけれど)で、とんがっているのは生来の正義感の裏返しなのですね。きっと。
だから、一見過激とも思える文章でも、その裏には「こんなこともありますねん、許してあげましょう」という優しさや「こんなことになったのには、こんな理由がありますねん、おたくさんにもありまっしゃろ、こんなこと」という包容力に満ちているのである。だからたて続けに読んでも、嫌な気分にはならないのですね。そして「ああ、正しく生きていこう。変な目で見られるやろうけど」という気にもさせてくれるのです。そんなのはわたくしだけ?

2016年4月4日月曜日

DeNA3-8阪神(4月3日・横浜スタジアム)

球児、復帰初勝利!
先制、中押し、ダメ押し。まさに快勝でしたね。
最後の金田の3失点が、なんだかなあという感じでしたが(^◎^;)

これまでは、勝つには勝つけど、打線がちょっと湿りがち。どちらかというと、投手がふんばり、相手の攻めをあと一歩のところで抑えつつ、ちょっとしたチャンスをなんとかものにして得点する、というパターンでしたが。
今日は、よお打ちましたな。
若手とベテランのバランスもよろし。
横田が塁に出る。福留が還す。ゴメスがホームラン\(^◎^)/
ついでに、北条には初ヒットが初ホームラン\(^◎^)/
ついでに、江越も今季第1号\(^◎^)/
大量得点で、中継ぎ投手陣も安心して投げられたことでしょう。

そして藤川球児。
先発として勝ち星を上げたのは大きいでしょうね。
だんだん、この場に慣れてきているように見えますね。
なんか、歯車が合ってきた、という感じ。いろんなことがうまく行きすぎて、今日はちょっと怖いくらいでした。
だから金田の3失点は、まああれぐらいのことがあってちょうどよかったかも(^◎^;)と思っておきましょう。

200点超え(世界フィギュア2016・女子フリー)

世界フィギュア・女子は熾烈な争いでしたね。ま、フィギュアスケートで「争い」というのもどうかと思うのですけど。採点競技であって、面と向かって闘うわけではないですからね。

男子はミスをする選手が多かったですが、女子は誰も彼もが完璧な演技をして、続々と200点超え。
かつては160~170点台が優勝ラインだったのが、今やすっかり様変わりしてしまいました。
でもちょっと、それはそれで気になるところではあります。
男子の場合、いまや300点が優勝ラインにはなっていますが、それは4回転ジャンプが必須となった結果。つまりは基礎点そのものが高得点になっているわけですよね。おかげで点数は天井知らずになって、難易度の高いジャンプを跳べば点数が上がる、で、300点超えができてくる。
これは簡単に納得できるんです。
ひるがえって、女子はどうかというと。
未だ4回転ジャンパーは現れず。今大会で言えば、浅田真央がトリプルアクセルに挑んだだけで、目新しいジャンプというのはありませんでした。
むしろ女子の場合は、今までのジャンプの精度を上げる、GOE(出来栄え点)をあげる、あるいは演技構成点を上げる、ということで高得点になってきているんですね。

もちろん3ルッツ+3トゥループは、難しいコンビネーションジャンプだし、得点が高くても当たり前で、うまく飛べたらGOEもたっぷりあげたくなりますでしょうけど。
でもそれだけで、前人未到と思われた200点超えが次々に出てくるとは。
ちょっと、点数、出し過ぎと違いますのん。

いやいや。そんなことを言ってはいけません。
点数の付け方はISUが考えに考えて、毎年見直しなども行いながら決めているんですから。
各選手&コーチ陣などが、それに対応して高得点が出せるプログラムを考えている、ということの結果なのですね。
それでも、ちょっと物足りないなあと思うことはありますけどね。
いつになったら、女子の4回転ジャンパーは出てくるのかと。
それはこの目で見てみたいです。

さて。
今回の女子は、最初に書いたとおりの大接戦、まれに見る好演技の連続でした。とてもとても見応えがありましたね。
その中でも感動をくれたのは、日本の3選手でした。いや、ひいき目じゃなく。

浅田真央は、トリプルアクセルだけをどこもかしこもがとり上げて、なんだかかわいそうなくらいだったけど、多少の失敗はあっても、プログラム全体の流れ、途切れないスケーティングで魅せてくれました。今季、一番気持ちの入った演技だったのではないかなあ。ただ、ここまでやり尽くしても、今の世界のレベルではトップにはなれないのですね。それでも、スケートをとおして、スケート以上のものを見せてくれるのは彼女以外には今のところ考えられないので、できるだけ長く滑り続けてほしいと思います。
本郷理華は、終始楽しく、ハツラツとしていましたね。ノリの良いボストンの観客を味方につけて、曲の盛り上がり、曲想もガッチリと掴んで、一気に滑っていったという感じです。最後のミスは痛かったけどね。
宮原知子って、ほんまにパーフェクトな選手ですね。メドベージェワが世界最高得点を出したそのすぐ後の滑走だったにも関わらず、最初の動作から自分の世界に入っていったのには驚きました。最初から最後まで、一つの芸術作品を見ているかのようでした。もっと演技構成点をつけてほしいです。
ロシアの3選手はそれぞれ高い技術をこれでもかと見せつけるような演技で、特にメドベージェワは圧倒的でしたけど、高得点を狙う「あざとさ」がちょっと垣間見えるような気がして、これは今後どうなるのだろうかというのが気になります。
ワグナーとゴールドは、確かに良い演技だったけど、演技構成点は出し過ぎじゃないのかな、とも思いますね。まあ素人が何を言うとんねんと言われそうですが。

今回の世界選手権は、次のオリンピックへの折り返し点でもあるのですね。次のシーズンはどんな演技を選手たちは見せてくれるのか。今や過去最高レベルに達していると思われるジュニア世代が、シニアとなってどんな風に今の状態に食い込んでくるのか。楽しみは尽きません。

2016年4月3日日曜日

DeNA2-1阪神(4月1日)DeNA0-5阪神(4月2日)(横浜スタジアム)

野球にフギュアスケートにと忙しく視聴しておって、睡眠不足になっておるのです。それでも楽しいのです。なんともお恥ずかしや。

ベイスターズとの連戦。この2試合は野球の面白さ、難しさが存分に出ていましたね。
初戦は、能見が素晴らしいピッチングで、完封勝利か? と思われた9回裏に、筒香に同点打を浴びて、一気に振り出しに。さらにピンチを広げてついに降板。代わった歳内が下園にサヨナラ打を浴びてしまうという、なんとも悔しい悔しい負けでした。
筒香が打ったのも下園が打ったのも、おそらくは「ボールで様子を見よう」としたのがストライクゾーンに入ってきてしまったのですね。投げミスですね。
1球の怖さ、というのを、能見も歳内も、捕手の岡崎も、いやというほど思い知ったことでしょう。

で、今日。
昨日の負けを引きずりたくないタイガース。昨日の勢いに乗りたいベイスターズ。
岩貞と久保とを比較すると、出来が良かったのは久保の方でしょう。なかなか点が入りそうにない展開。試合はベイスターズの押せ押せで、4回には1死満塁の大ピンチ。
しかし。
ここを切り抜けた岩貞は、それ以降は別人のようなピッチング。緩急をうまく使って、横浜打線を抑えてしまいました。
対する久保は6回。横田の、横田らし~いポテンヒットから2死満塁。
ここまで全く当たっていない、打率1割切りの鳥谷が、久々のヒットがタイムリー!

こんなことがあるんですなあ。

さらにさらに、タイガースにとって具合がいいことには、9回表にも3点を追加して、こうなると無理にマテオを登板させる必要もなく、福原→高宮のリレーでゲームセット。

昨日の負けを引きずりませんでしたね。
岩貞が先発ローテーション入りできるかも、というのが見えたし。鳥谷、西岡に当たりが出だしてきたら、などと期待の膨らんでいく、今日の試合でした。

宇野昌磨を応援するのだっ(世界フィギュア2016・男子フリー)

フィギュアスケートの男子の戦いは、まあ羽生結弦の一人舞台で、あとはフェルナンデスかパトリック・チャンがどこまで迫れるか、ボーヤン・ジンもひょっとしたら、てな程度で見ていたのである。

結果。驚いた。羽生結弦が今まで見せたことのないようなミス。対するフェルナンデスがほぼ完璧な演技で逆転首位。
ああ、その前に、ハン・ヤン、ナム・ニューエンがフリーに進めなかった、というのもびっくりだった。ショートプログラムって、ちょっとしたミスで点数ががたんと減ってしまうのだね。コンポーネンツが少ない分、失敗すると失点の割合が大きくなる。
で、ショートプログラムで1位になった羽生結弦は、とても有利な立場でフリーに臨んだわけなんだけど、思いの外よろしくない出来でしたね。羽生とて人の子であった、というわけ。
チャンも、四大陸選手権ではこれ以上ない完璧なフリーを滑っていたけれど、今日はプレッシャーもあったのか、良くない出来でした。これからどうするのか、がちょっと気になります。
意外と言っては失礼になるけど、ホンマに以外だったのはロシアのミハエル・コリエダ。いやあ、こんな人がいたのだねえ。ジュニアで実績を残して、これからシニアで、という時に骨折。それから約2年。ようやくの世界選手権出場、だそうです。なにしろ「踊れる」。それもロシアの選手らしく、クラシックぽく踊れる、というのが強みですね。五輪代表の最有力候補になりましたね。

で、本題。
今日一番印象に残ったスケーターは、なんといっても宇野昌磨。
ジュニアの時からケレン味のある演技で、見ている方を惹きつけるスケートができる選手でした。天性のものがあるんでしょうね。
シニアになって、技術が追いつくようになって、表現力に力強さ、安定感が出てきましたね。
フリーのトゥーランドットは、曲が進むに連れて、滑りのスケールも大きくなり、引きこまれてしまいました。見ているうちに、心から応援してしまうのですね。
今大会は、演技の構成を変更して臨んだんですね。今まで作り上げてきた、練習してきた構成を、この最後の仕上げの時に変更してくるという根性というか、やる気というか、冒険心というか、そういうものがすごいなあ、たまらんなあと思うわけです。
で、肝心のジャンプでミスが出てしまって、演技が終わったあと、いつもなら勝負師の顔から、柔和な表情に戻るのだけれど、今日は硬い硬い表情のまま、最後の挨拶をしていました。ああ、よっぽど悔しかったのだろうなあ、とその時はその程度に思っていたのですが。
キス&クライの映像が映し出されてびっくり。カッと見開いた両の目から、涙が溢れ出ていて、それを拭おうともしていませんでした。アニメか映画の一場面のようでした。
思わずもらい泣きしてしまいましたよ(;◎;)

いやしかし。
おじさんはこの映像に、宇野昌磨の強さも見ましたよ。
普通、演技がうまくいかなくて、キス&クライで涙涙、という時は、両の手で顔面を覆ったりするものです。恥ずかしいからね。
それを、何ですかっ。彼は顔を伏せることもなく、涙が流れるままに、キッと正面を向いていましたよ。
あの表情を見る限り、これからきっと宇野昌磨はやってくれる。やってこましてくれる。来年、再来年、きっときっと、今日の悔しさを晴らすようなことを、そういうスケートを滑ってくれる、そう確信しましたよ。

これからは、宇野昌磨をイチオシに応援していきますよ。きっときっと、やってくれますよ。期待しよう。

2016年4月1日金曜日

ヤクルト6-6阪神(3月31日・神宮球場)

昨日からフィギュアスケートの世界選手権も始まって、まあスケートの方はどうせ録画なので、試合が終わってからゆっくり録画を見るかと思っていたのであった。
で、野球の方は生で見ながら、と思っていたら昨日はテレビ中継はなく、仕方なくABCラジオを聴いていて、まあこれが終わったらと思っていたら、終わったのは11時を遥かに回ってしまったので、そこからフィギュアスケートの録画を見て。。。。というわけで夜中までお楽しみだったのだった。

ちなみにABCラジオの解説は有田修三で、こいつが、かつてヘッドコーチを務めていた時は実績が残せなかったくせに解説だけは偉そうで、「こんなのではいかん」「決めないかんわなあ」「勝負せなあ」というのを何度も聞いていると気分が悪くなってくるのである。「こうなると思おとった」とか言うのも口癖で、結果が出てからやったらなんぼでも言えるがなナンヤネンこのおっさんというような解説しかできないのである。解説者なら解説者らしく、今の配球はどういう理由があったのか(キャッチャーやったからね)、どんな気持ちでいてプレーをしたのか、などなどを言ってほしいのだが、だいたいがうまくいかなかった時に「あれではあかんわあ」と言うだけなのである。プレーをしている選手に対するリスペクトに欠けている。まったくもって、そこらへんに居るただのおっさんである。

さて、惜しい試合でもあった。中継ぎが、ちょっと気合い入りすぎたか。で、勝ちを逃したかなという感じが大きいですね。
マテオの3イニング登板というのも論議を呼びそうですが、勝ちたいという気持ちが、選手もベンチも一体となっていたということでしょう。
もちろん、ただただイケイケで、気持ちのままにやってしまうと昨日のような事態になるということですね。
見てる方は面白いけどね(^◎^;)

これを1シーズン続けるということはないでしょうけど、どちらが「後悔のない試合」かというと、何となく納得してしまうのですね。今年は何をされても納得してしまうでしょう。たぶん。

2016年3月31日木曜日

ヤクルト8-4阪神(3月30日・神宮球場)

まあ、いつもいつも勝つわけはないのであって。
いつかは負ける時もあるのであって。
負けた時に、そこから何を学びとるか、ということでしょうね。

今日のタイガースバッテリーは、かわす方に偏っていたのかなあ。
まあ、岩田はいつもそんな感じなんですけどね。
それがはまると、すいすいと行くんだけどねえ。
2番手鶴も、「ちょっと変革」したはずだったんだけど。
勝負球で打たれてしまうという、いや~なところがでてましたな。

まあ、今日は、投手陣は昨年の悪~いところを見せてしまった、ということでしょうか。
風も強かったしね。狭い球場やしね。まあ、いろいろ要素はあるでしょうが。

というのと、8回まで3安打では、これはもうどうもいけませんね。
ヘイグの来日第1号、ゴメスの第3号スリーランと、ちょっとした見どころはありましたが。打線がつながらないとね。ま、こんなときもありますわ。

今日はまあそんなこんなで、終盤は勝てるムードじゃなかったけど。神宮のタイガースファンは最後まで熱かったですね。その気持に答えたゴメスの一発。
やっぱり今年は何かが違う、と思いたいです。


2016年3月30日水曜日

ヤクルト2-6阪神(3月29日・神宮球場)

最後はちょっとヒヤヒヤしましたが、ともかくも勝ちましたです。はい。
藤浪は気合充分だったかな。でも気合が入りすぎたか。
力を抜く、抜きどころがなかったかなあ。それでも9回ツーアウトまで、149球を投げ抜いたのだから立派なものでしょう。
あと一つのアウトがね。
これが野球の面白いところですね。

で、緊急登板(たぶん)のマテオ。「ちょっとマテオ」というおやじギャグそのままの登板で、夜になって寒かったし、準備もそこそこしかやってなかったやろうから、球は浮くし、コントロールも今ひとつやし、威力もそこそこで、どうなることかと思いましたね。
ほんま、楽しませてくれますわ(^_^;)。
まあこれで、「こんな場面での登板もあるんやぁ。。。。」ということが分かったでしょう。と、前向きに捉えましょう。次からは、どんな時でも準備しておくようになるでしょうね。大変やけど。それはベンチの采配にしてもそうなんですけど。

ともかくも3連勝。
でも開幕からの成績をよく見ると、かなり打たれてますね。ピッチャーが。
それでも勝ててるのは、運がいいのか、それ以外の要素があるのか。
ヒットはヒット。点が入るのはそれ以外の要素のような気がしました。特に今日。

スワローズの選手は(よそのチームをあれこれ言うのは好きじゃないけど)ちょっと「緩んでる」ような気がしましたね。落球もいくつかあったし。守っている時の、打球へのチャージがどうもユルイ。ランナーになってからのランニングも、なんかゆるい。
ああ、きっと去年はタイガースがこんな目で見られてたんやろなあ、という感じ(^◎^;)です。
ヒットの数では上回ったスワローズが勝てなかったのは、なにかそういう要因がありそうです。
ひるがえって、タイガースもちょっと緩めばそうなってしまうわけで。
でも今年はそういう「緩み」を許さない雰囲気がベンチにありそうです。
期待は膨らむ一方です。期待をふくらませている自分が怖いです(^◎^;)

2016年3月28日月曜日

阪神5-4中日(3月27日・京セラドーム大阪)

辛くも連勝(^◎^;)

ドラゴンズの新外国人・ビシエドは、すごいですなあ。
ストライクゾーンなら、どこに投げてもヒットにしてしまう。
一昨日は、ちょっとコスったかな、という当たりがライトスタンド。
今日は、ちょっと泳いだかな、という当たりがバックスクリーン。
これから各球団、弱点探しに必死になるでしょうね。
歳内の外角スプリットには、最初は手こずってたみたいやったけど。これで行けるかと思ったら、数こなすうちにヒットにしてしもおたね。
で、最終回。マテオには三振。どう料理したのかなあ。もうテレビ中継が(地上波)終わってて、直接見れなかったのが残念。

さて。
今日のトピックは、タイガースファンとしては、なんといっても球児の復帰ですわな。
まあ、初登板ということで、緊張もあったやろし。
先発も久しぶりやから、体力的にも、5回まででかなり疲労してるみたいでしたね。
でも、きっと大丈夫。数をこなすうちに、先発にも慣れてくるでしょう。
今日の福原、マテオを(歳内、高橋を含め)見ている限り、5回、6回まで投げられたら、あとはなんとかなるやろうと思うけどなあ。
だから、かつての下柳みたいにね。

さて。
開幕3連戦が終わりました。
金本監督が明言したとおり、今までとは違う戦いかた、今までとは違う選手の意識、意気というのを感じますね。
なんか、楽しいなあ(^◎^)

高山、横田の1,2番、ヘイグ、福留、ゴメスのクリーンアップ、鳥谷、西岡の6,7番という打順が、今のところハマってますね。
若手とベテランが、いいバランスで補い合っているというか、競争もしつつ、いい方向にいっている気がします。
なんか、楽しいなあ(^◎^)

今シーズンは、とにかく楽しい1年になりそう。

2016年3月27日日曜日

阪神7-3中日(3月26日・京セラドーム大阪)

祝・金本新監督初勝利\(^◎^)/
高山プロ入り初打点。ヘイグは昨日に引き続き。横田はプロ入り初安打。
そしてゴメスの今季初安打はスリーラン\(^◎^)/

今季初勝利投手は能見でした。昨日のメッセンジャー同様、はじめから気合充分でしたね。先制してもらって、さらに丁寧に丁寧にという印象でした。ちょっと後半、疲れが出てしまったかな(^◎^;)

「超変革」は、昨日からはっきりと形になってましたけど、今日はそれが実を結んだ形ですね。
負けても気持ちいいんだから、勝ったらどれだけ気持ちいいか(^◎^)
選手各人の積極性、勢い、戦う姿勢。どれをとっても清々しいくらいです。

そしてそして、監督と選手の距離が近いっ。
監督が楽しみ、選手も同様に楽しんでいる。
それ全て、見ていて気持ちいいです。

この雰囲気、この姿勢を、シーズン通しぬいてほしいですね。
結果はあとからついてくる。うん、きっと。

2016年3月25日金曜日

阪神2-5中日(3月25日・京セラドーム大阪)

いよいよ開幕しました! プロ野球。
今年のタイガースは「超変革!」ですよ、おくさん(^◎^)

というわけで、とるものもとりあえず、ブログ更新です。

金本新監督の就任、コーチ刷新(矢野コーチっ! 片岡コーチっ!)、キャンプ、オープン戦と、期待を増しに増したうえでの開幕。こんなワクワク感はいつぶりのことかっ!

先発メッセンジャー。見間違うぐらいのスリムぶり(^◎^;)
苦労人岡崎の開幕マスクに、プロ入り7本目のヒット。
うれしかったです。楽しかったです。

初回の、新戦力3人による得点は、これから一年間のゲームに期待させるものがありますね。
1番から3番までが新戦力なんてねえ。鳥谷が6番を打つなんて、考えても見ませんでしたわ。

そして、今年の選手はよく走る!
ダブルプレーが一つもなかったのがその証拠。ボテボテのゴロでもみんな全力疾走でしたね。特にメッセンジャー!(^◎^;) ダブルプレー崩れにする走塁のあとは、プロ入り初盗塁!(^◎^;)
初回の得点も、横田がダブルプレーを免れたおかげ。その後すぐさま盗塁を決めたおかげ。2点目も西岡の好走塁。なんか今年は「走る」チームになりそうで、面白そうです。

で、まあ勝てばもっと良かったんですけど(^◎^;)
メッセンジャーを始めとして、ちょっと勢いが空回りしたかも。
でもこれも、試合を重ねるに連れて、だんだんと様になってくるのではないかと思いますよ。ええ思いますとも。

というわけで、今日は負け試合だったのに、なんだか爽やかな気分です。変です。
金本監督が「負けてもファンが納得できるようなゲームをしたい」と言ってましたが。
今日は多くのファンが納得したでしょう。そして、今日はたまたま(^◎^;)負けたけど、これからも今日みたいな試合を見せて欲しいと、みんなみんな、思ってるはずです。はい、思ってますとも(^◎^)

2016年3月8日火曜日

【しろいろの街の、その骨の体温の】村田沙耶香(朝日新聞出版)

新興住宅地。広がっていく「街」。
小学4年生の結佳は、習字教室で一緒になった同学年の伊吹と仲良くなり、伊吹を「おもちゃ」にしだす。
中学生になると、開発は頓挫し「街」は広がらなくなってしまう。
結佳と伊吹の関係も、今までどおりではなくなる。

始めは、学校の女の子同士の関係を書いたものか(姫野カオルコの「ツ・イ・ラ・ク」みたいな)と思ったが、後半になって、単なる「子供小説」ではないものが立ち上がってくる。
書かれているのはほぼ子供の世界だけなのに、何か強い訴えかけがある。
主人公には共感するところがたくさん。ああ、分かる分かる、とのほほんと読んでいると、いきなりガツンッと。。。。

西加奈子が「小説は、ひとつのことを言うために何十ページも何百ページもかかる」と言っていたが、この小説も、言いたいことは一つだけなのかもしれない。あ、それが何かは、読んだ人が感じるものだろうけど。だから言わないよ。
で、何が言いたいかは、最後まで読まないとわからない、ということ。どんな小説も、読んでみないと分からない。

【テースト・オブ・苦虫4】町田康(中公文庫) 【テースト・オブ・苦虫5・おそれずにたちむかえ】町田康(中公文庫)

ますます快調な町田康。と言いたいところなんだけど。
このシリーズも4,5と来て、だんだんマトモさが勝ってきたような気がする。
「フィクションとは」などは、このままどこかの新聞の論説欄に載せてもいいくらいだ。
殺伐とした世間に、「ノン」を言おうとすると、こういう表現になってしまうのだろうか。
それでもときどき、いつもの「町田康」が顔を出す。何故かほっとする。

【大世界史】池上彰・佐藤優(文春新書)

歴史は苦手だ。いつからそうなったのだろう。たぶん高校時代。大学受験のための世界史を習い始めた頃からではないかな。年号とか人名とかの丸覚えが全くできなかった。そうなると試験で点数を取れない。だいたい、本を見れば年号も人名も書いてあるのに、わざわざ覚えることにどれくらいの意味があるのか、と考え始めたらなお一層何も覚えられなくなったのだった。

元外務省&政治解説者(&TVキャスター)による対談。佐藤優の著作は、ほかにも読んだことがあるけれど、正直読みづらいものが多い。この人の知識に読み手がついていけないのではないか(ついていけないのはわたしです)と思うこともある。
しかし、この対談は読みやすい。そして理解もしやすい。
一人でものを書くより、誰かに語りかけるほうが話がしやすい、話を作りやすい、という人がいるもので、佐藤優はまさにその代表なのではないかと思う。それは池上彰が少し冗談で「さすが元外務官僚!」と言ったように、「いかに相手に分からせるか」という術に長けているからだろう。一人でものを書くときは、自分が自分に語りかけるために(そうでない書き方もあるんでしょうが)少し難しい表現なども使ってしまう。しかし相手がはっきりしていると、まず分かりやすいこと、が最初に来て、とても分かりやすい話ができる。もちろん、分かりやすい話ができる、ということも大きな才能なのだ。相手がいても相変わらず自分に話しかけるようにしか話ができない、難しい表現しかできない人もいる。というか、そっちの方が多いんじゃないかな。
それは池上彰も同様。

さて内容。ここまで書いていてなんですが、あまり残っていません。すみません。
ただ、マスコミなどがとりあげるニュースの世界は、ほんの一面であること。世界はアメリカ中心では(もはや)なさそうなこと。歴史に学ぶことは、とてもとても大きいこと。なんかが分かる。分かりますよ。きっと。誰でも。

2016年3月1日火曜日

【餓鬼道巡行】町田康(幻冬舎)

気がつけば月が変わっていたのだった。もう3月。あっという間。
1日1日を積み重ねているうちに、積み重なった日々はどこへともなく消え去ってしまい、今は「今」しか残っていないのである。

町田康は、家のリフォームを思い立った。そして大工さんに命じてキッチンを撤去した。が、次のキッチンが出来上がらない。というわけで外食することにした。
さて、ここで問題発生。
町田康は何かにつけてああでもないこうでもないと考えを巡らせる癖がある。
外食するにも、この店に入ったらどうなるのだろうああなるのだろうそうなったらかなわん、などということを考えすぎるがゆえに、街を徘徊することになってしまう。
ようやく1件の店に入ったところで、さて何ゆえにこの店に入ったのかを事細かに説明しなくては気がすまない。さらに注文した品を何ゆえに注文したのかを事細かに説明しなくては気がすまない。さらに注文したしなの出来を事細かに説明しなくては気がすまない。
というわけで、1食終わるたびに読者はくたびれるほどの文章を味あわなくてはならない。
うまいかどうかは、読む人の好みによる。
最後の方に、食をテーマにした(たぶん)詩集つき。

【パパは楽しい躁うつ病】北杜夫・斉藤由香(朝日新聞出版)

北杜夫氏は躁うつ病であった。
北氏が躁うつ病を発症した時、世間ではあまり認知されていなかった。しかし精神医でもあった北氏は、自らの病気を公にし、そしてこの病気は社会に理解されるようになった。

ということがありつつ。
この本は娘との対談集。おそらくは一気に書き留めた(あるいは録音)なのだろう。なんともリラックスした状態で、親子の会話は進む。
躁状態のときは「株に手を出して大変だったけど、賑やかで好きだった」と語る娘。
うつ状態のときは「とにかく何もする気力がない。でも放っておけばいつかよくなる」と泰然としている父。

今や日本全国躁うつ状態。わたくしもその気あり。毛なし。
「まあ、そんなに悪い病気でもないよ」と言ってくれているようで、何かほっとする。まあ病気とはなべてそのようなもの。罹るときには罹る。罹っても焦らないこと。
まさに「楽しい躁うつ病」である。

【迷子たちの街】パトリック・モディアノ(平中悠一訳・作品社)

イギリスで作家として成功した男(通俗小説だが)が、生まれ故郷のパリに戻ってくる。そこは思い出の場所。そして秘密の場所でもあった。その秘密とは。
という、ミステリーな要素もあってのモディアノの作品。
もちろん、モディアノ作品に共通する「私は誰?」の命題もあるし、現在と過去を行ったり来たりするし、どことなくふわふわとした浮遊感もある。
で。
問題はこの翻訳。
どうも日本語がおかしい。読みづらい。
元のフランス語の語感を活かそうとしたのかどうなんだか。
おかげでサッと読んで理解する、ということが難しかった。
それは作品のせいではない、と思うのだが。

2016年2月27日土曜日

【ひとりの体で】ジョン・アーヴィング(小竹由美子訳・新潮社)

自分に正直に生きようとすることが、世間と「闘う」ことになるというのは悲劇としか言いようがない。
「ひとりの体で」の主人公ビルは、小さな町で生まれ、寄宿学校に通い、そして自分自身に目覚める。
それはとても自然なことだった。
性的マイノリティを認めない人々。それが普通だった時代を通りぬけ、現在(2010年。ビルは70代になろうとしている)までの物語。
なんとも、読み応えのある大河小説。しかしそこはアーヴィング。一つ一つのエピソードがとても面白く、上下巻各300ページ超え(日本語で)の物語は飽きることなく読み進められる。
まるで連続ドラマのひとつひとつを見ているかのよう。
60年代の偏見と差別。80年代のエイズ禍を経て、それでもなお偏見は残る。
それに声高く抗うのではなく、しかし力強く自分を主張する。
彼を取り巻く多くの人々。彼に共感する人、反発する人。謎解きの面白さも含みつつ、感動を味わえる。
共感を持って読みたい本。

2016年2月25日木曜日

パトリック・モディアノ

【嫌なことは後まわし】パトリック・モディアノ(根岸純訳・キノブックス)
【カトリーヌとパパ】パトリック・モディアノ(宇田川悟訳・講談社)
【廃墟に咲く花】パトリック・モディアノ(根岸純訳・キノブックス)
【暗いブティック通り】パトリック・モディアノ(平岡篤頼訳・白水社)
【サーカスが通る】パトリック・モディアノ(石川美子訳・集英社)
【イヴォンヌの香り】パトリック・モディアノ(柴田都志子訳・集英社)

何かのきっかけで、過去の作品が見直されるということはしょっちゅうあることだ。パトリック・モディアノは、何年も前から翻訳されてきたのだが、どうやら人気は今ひとつだったらしい。それが2014年のノーベル文学賞を取ってしまったものだから、再刊が相次いだらしい。
そういう「賞」には、ミーハー的に敏感に反応してしまうのです。というわけで固めて読んでます(まだ途中)。

固めて読むと、その作家の手法というか、バックボーンというか、一つの流れのようなものが見えてくる。
モディアノでいえば、彼の作品の源泉というか底に流れているものは、どうやら戦争中に行方不明になった父親のことらしい。その後、どうやら一緒に暮らしたようだが。父親はユダヤ系フランス人で、戦時中はなにやらトラブルがあったらしい。そういう話が断片として、あるいは通奏低音のようにいつも作品ににじみ出ているような気がする。
父親のいろんなことが明らかでないところからくる「自分は何者?」という考えが、もディアノの作品の底流になっているようだ。
「暗いブティック通り」では、まさに主人公は記憶喪失で、自分が何者であるかわからない。その他の作品でも、主人公はなんだかふわふわとした存在で、その周りで起こる出来事も、確かに現実なのだろうけれど現実らしさが無かったりする。不思議な感覚だ。
そして現実感に乏しい文章なのに、舞台ははっきりとフランス。パリ。その周辺(あるいはスイスの近く)。書かれた文章から想像できる風景はあるのに、なにかぼやけた読後感。まるで印象派の絵画を見ているかのようだ。ああ、フランスか。
はまると楽しいですよ。

エッセイと解説

暑くなったり寒くなったり、日によって環境が変わる。困ったものだ。年齢を重ねると周りの環境についていけなくなる。体が。気持ちはそうでもないので、そのバランスがまた難しい。難しいことを考えていると気持ちまでも萎えそうなので、いちいち考えるのはやめにしておく。どのみち同じ状態がずっと続くわけでもないのだ。寒い日ばかりでも暑い日ばかりでも、一日交代でもない。

【そのように見えた】いしいしんじ(イースト・プレス)
【放浪の聖画家 ピロスマニ】はらだたけひで(集英社)

いしいしんじを久しぶりに読んだ。なんか懐かしい。書きっぷり。その視点。すべてが平面上にある。日常が物語に流れ込んでくる。いしいさんの目にするもの、耳にするものを私たちはその文章から、いしいさんの目を通して、耳を通して見て、聴く。そうすると今まで見えていなかったものが見え、聞こていなかったことが聞こえてくる。いろんなことがあっていい。いろんなものがあっていい。というのは、言葉にすれば簡単だけれど、ほんとうの意味で自分はそれを受け入れているのか。そんなことまで考えさせられてしまう。癒される、というのとはちょっと違う。でも、このまま生きていててもええんかな、と、ちょっとほっとさせられる。

そのいしいさんの本の中でも紹介されていた画家がピロスマニ。というつながりで、図書館でその名前を見かけたので、これも何かの縁だろうと手にとって読んでみたのだった。
ピロスマニの絵そのものはとても素晴らしいのだけれど、この本はそれぞれの絵の紹介、というものにとどまっているような気がする。まあピロスマニ入門、といったところなのだろうか。妙にグルジア(今はジョージア)にこだわりすぎているようなところがちょっと鼻につくところ。それでもピロスマニの絵はすばらしい。百の文章よりこの絵。


2016年2月18日木曜日

【ヌエのいた家】小谷野敦(文藝春秋)

前に小谷野敦を読んだのがいつだったか、思い出せない。どんな作品だったかも。
タイトルの「ヌエ」とは、語り手(作家の「敦」)の父親のこと。母親が死に、その6年後に父親も亡くなる。母が病に倒れた時に「しんじまえ」と罵った父親。それを許すこともできない息子。やがて父親も痴呆が始まる。もともと暴言と自分勝手な行動ばかりだった父親なので、どこからが痴呆の症状なのかがわからない。いっそ死んでしまえと思う敦。
わたくし自身も2年前に同じような状況で(これほど暴君ではなかったが)父親のち方を見てきたので、ところどころで身につまされる話も。
しかしこれは「小説」なので、どこまでも感情移入できるかというとそうでもない。
そこのところは作者もわかっていると思う。思いたい。
誤嚥性肺炎。胃ろうなど、懐かしい言葉(不謹慎だけど)。どこでも同じような悩み(不理解とか勝手な都合とか)があるものなのだ。
父親の死、となると、軋轢とか和解とか、そういったものが小説の典型なのだが、これはそのどれとも違う。そしてどれよりも現実に近い。ここまで赤裸々にあからさまに書かれると、ちょっと引いてしまうなあ。その点で新しさはあるけれど。

2016年2月8日月曜日

【ウォーク・イン・クローゼット】綿矢りさ(講談社)

久々に綿矢りさ。
「いなか、の、すとーかー」と表題作。
表題作は、いままでの綿矢りさ風というか、女友達、男友だちとの関係を描くもの。で、女友達は自分よりも華やかな世界(タレント業)で生きている。幼なじみんなんだけど、昔からそうだった。つまりはコンプレックスとどう向き合うか、みたいな話か。

で、「いなか、の、すとーかー」は、新進陶芸家の青年が、中年(?)女性に付きまとわれて、東京から生まれ故郷に帰ってくる。しかし、そこにもその女は着いてきて。幼なじみの女友達、男友だち(まただ)に相談するのだが。
展開から言うと、どうやってストーカーから逃げるのか。あるいは逃げきれないのか。などとハラハラする場面もあるんだけど。それだと普通の小説。さすがに綿矢りさは、そんな「普通」の終わり方は用意していないのだった。ほんま、さすが。

2016年2月1日月曜日

1月の読書

気がつけば1月も終わり。日付は2月になっている。
何も書かずに月を終わるのはなんとなく気持ちが悪い。
なので、今月の読書。

【正直じゃいけん】町田康(角川春樹事務所)
【人生を救え!】町田康・いしいしんじ(角川文庫)
【テースト・オブ・苦虫2】町田康(中央公論新社)
【テースト・オブ・苦虫3】町田康(中央公論新社)
【パンク侍、切られて候】町田康(角川文庫)
【まにまに】西加奈子(KADOKAWA)
【愛のようだ】長嶋有(リトルモア)
【権現の踊り子】町田康(講談社文庫)

半分以上がエッセイですね。
特に意識したわけでもないのだけれど。
相変わらず、町田康。やみつきになるものがあります。

久しぶりの西加奈子。これもエッセイ。書かれた期間が長いので、まとまりがどうとかよりも、作者の素顔が見えて面白いです。音楽の趣味が私とは違いすぎて、そこのところはちょっと、と思いますけど。
長嶋有は、途中は今までの長嶋流。エンディングがちょっと気取った感じもあるかなあ。なにか、キメようとしてたみたい。それはそれで面白いけど。というか、グッと来てしまったけれど。感動しつつ、これはこの作家じゃなくても、という気になってしまう。読者は贅沢なのだ。

2016年1月11日月曜日

年末年始の読書

今年は読むぞ。そして書くぞ。と決心したのは正月で、読む方はまずまずだけれど、書く方はほれ、もう十日戎も終わり今日は残り福という有様。
まあぼちぼちと。

年末年始は町田康づくし(現在継続中)
以下、一覧。
どれもこれも、おもろおて腹よじれる。しかして、主人公(エッセイも含め)は自堕落な性格で自堕落な生活を送る人々(というか人)。
そして「なぜそういう自堕落に陥るのか」を詳細に論じているところがおもろいので、読み始めると止められん。その飛び跳ねた文体とともに。小説もエッセイも詩も同じ。

【きれぎれ】町田康(文藝春秋)
【屈辱ポンチ】町田康(文藝春秋)
【付喪神】町田康・石黒亜矢子(講談社)
【くっすん大黒】町田康(文藝春秋)
【供花】町田康(新潮社)
【土間の四十八滝】町田康(ハルキ文庫)
【実録・外道の条件】町田康(メディア・ファクトリー)
【夫婦茶碗】町田康(新潮文庫)
【テースト・オブ・苦虫1】町田康(中央公論新社)
【へらへらぼっちゃん】町田康(講談社文庫)
【つるつるの壺】町田康(講談社文庫)
【耳そぎ饅頭】町田康(講談社文庫)


そのほか。

【遁走状態】ブライアン・エヴンソン(柴田元幸訳・新潮社)
短編集。ちょっとサイコな私小説。あるいはどんでん返し。あるいは前衛。なんとも不可思議なテイスト。しかしはまってしまう。ほかのも読んでみたくなる。

【惑星カロン】初野晴(角川書店)
「ハルチカ」シリーズ最新作。登場人物それぞれの個性もさることながら、物語の展開がとてもいい。単なる推理ドラマになっていない。心打たれる物語も。そして謎はまだ残るのである。次も読んでしまうのだろうなあ。

【私と踊って】恩田陸(新潮文庫)
久しぶりの恩田陸。まずもって小説の作りが(話の作り方が)抜群にうまい。いつかでっかい賞をとるのだろうなあ。

【abさんご】黒田夏子(文春文庫)
新年を機に読み返してみたけれど、やっぱりわけがわからなかった。横書き。独特の文体(ひらがなの多用など)は新しさもあるけれど、ではこれは「小説」なのかどうなのか。それを含めての問題作かも。ただ、これに続く作品というのはありうるのだろうか。

【ハーモニー】伊藤計劃(早川書房)
夭逝のSF作家、最後の作品。何もかも管理され、健康も維持され、不安もない世界。しかしそこに「否」ということはできるのか。「否」といったとたんに、世界は崩れ去るのでは。哲学的な思索も含めた作品。
なのだけれど。
後半は、もっと期待してしまって。案外、あっさりと終わってどうしたものやら。この続きを構想していたのかも。

【安楽椅子の探偵たち】ベン・ヘクト,天藤真ほか(赤木かん子編・ポプラ社)
ハリイ・ケメルマンの「九マイルは遠すぎる」が読みたくて。図書館にある本では、これにしか収録されていなかったのです。そして、これはまさに古典的な短編なのだと認識しました。今読んでも、うむむむ、です。

2016年1月3日日曜日

新年

あけましておめでとうございます。
本年も、ぼちぼち書き込んでいけたらと思います。

昨年末の紅白は、今まで観た中でも一二を争う面白無さでした。
全体、何がやりたいのかがわからない。盛り上がらない。
NHKの(多分担当の)センスの無さがはっきりと出てしまいました。

年末から正月にかけて、体調を崩すこともなく、時間がたっぷりあるので(といっても限られているけれど)読書に励みました。また追々。

ということで、今年もよろしくお願いします。