2016年7月27日水曜日

阪神5-3ヤクルト(7月27日・甲子園)

朝から憂鬱なニュースばかりで気が滅入るばかり。
スカッとしてほしいところ。
ぶたこのお母さんと夕食を共にしたが、上本町ユフラの「鎌倉パスタ」は、初めて入った時はとても美味しいお店が出来たと喜んでいたのだが、今日食した和風パスタ(サーモンとイクラのクリームパスタ柚子胡椒風味)は塩気が多すぎて大味で、一体どうしたものかとさらに憂鬱な気分になったのだった。
帰ってきてTVをつけると、まだ試合は続いていた。というか、まだ8時になったところだったのだね。しかし3-3の同点。どうやら初回にスワローズ・山田にスリーランを浴びたらしい。タイガース先発・岩貞は、シーズン当初の勢いというか、生きのよさが徐々に影を潜めつつあるなあ。どうも守りに入っているように見えていて心配だ。それはタイガースというチーム全体に感じることなんだけど。確かに若手選手をたくさん起用して今までとは違うチーム作りをしようとしているのは分かるんだけど、シーズン当初の、我を忘れたかのような走塁や、ところかまわず振り回すバッティングやらが見られなくなって、それは選手の成長ともいえるのかもしれないけれど、見ている方にとってはやはりちょっと物足りない。
などと思って見ていると8回表。投手交代で懐かしいというかいつもの「あの歌」が流れてきて、球児の登板。先発で始まった今シーズン。先発の時はちょっと小器用にまとめようとしていたふうにも見えて、おかげで逆に球数を費やして、中盤で崩れてしまうということを繰り返していたように思ったけれど、救援登板となると、ほぼ直球勝負。かつての球児の姿に戻って、まあかつて程の球威はないのかもしれないけれど、コントロールは以前より良くなっているなあと思う。今日だけかもしれないけれど。高めのストレートで空振りを取れるということは球のキレ(今日のサンテレビ解説の小山正明さんの大好きな)が戻ってきていると思っていいのかな。
8回裏。ランナー1塁でゴメス。こういうところで一発が出るんだよなあ、よそのチームは、などと思ってみていたら。出ましたね。久々の一発。サンテレビ実況の谷口アナが絶妙の間を作る見事なアナウンスで、ああやっぱり実況はサンテレビ! と、そこにも拍手を送ってしまいましたよ。
「のびるっ」「どうだっ?」に続く小山さんのややのんびりとした「いったね」の一言。球場中に広がる大歓声。ここに実況の言葉は要らない。ほかの局のアナウンサー、みならいなさい。
最後はドリスが締めてゲームセット。
お立ち台のインタビュアーがどこかの知らないアナウンサーで、盛り上げ方があまりうまくなかったのがちょっと残念。それでも勝利は嬉しい。やはり甲子園での試合の後は、六甲おろしを思い切り歌いたいもの。ただし、西川貴教のボーカルは正直、ちょっとかんべんしてほしい。自分たちで歌いたいのですね。

試合中に募集された「金本監督への励ましのメッセージ」というのも多数紹介されていて、もちろんいい言葉ばっかりが並ぶわけだけれど、それでも心にジーンとくる。諦めたらアカンのだね。多くのファンは諦めてない。嫌がってない。いろいろ言われるけれど、すべてを撥ね退けて、我が道を突き進んでいってほしいです。
応援します。

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