2015年5月31日日曜日

西武9-2阪神(5月30日・西武プリンスドーム)

まあ、負けるときはこんなもんでしょう。
若手投手たちにはいい勉強になった、と思えばいいですよね。

ライオンズ中村のおかわり弾は、迫力満点というか、やられたというか、
「あらよっと」
という感じで運ばれましたね。2本とも。

ちょっと心配だったのが鳥谷の守備。
特に緩慢でもなかったのに、3回には内野安打にしてしまうし。
そのあとにはエラーもあったし。
地元開催で緊張してたのかな。親戚のおばさんが見に来てたとか(^◎^;)

まあ、そんなことを心配していても始まらないのです。
打線が相変わらず湿りがちやし。
投手も、最初に「勉強」とか書きましたけど、ほんまはもっとしっかりと抑えて欲しいし。
何しろ今日はツーアウトランナー無しからの失点が続きましたからね。
ツメが甘い! と言われても仕方のない内容。

スタートが良すぎた交流戦ですが。このままズルズルと行かないように(そうなる傾向が強いチームなので(^◎^;)よけいに)思います。

2015年5月30日土曜日

西武0-1阪神(5月29日・西武プリンスドーム)

まあ、運がよいとしか言いようがありませんな(^◎^;)
エラーで出塁したランナーが、内野ゴロで生還なんてね。
この4連勝は、なんか「勝たせてもらってる」感が強いですね(^◎^;)

とはいえ。
相手を0点に抑えていたからこその勝利でもあるわけです。
勝たせてもらった、の裏には、投手陣の頑張りがありますね。
まあ、相手打線が振るわない、というのもあるでしょうけど(^◎^;)
でも、今日の相手ライオンズは、一発のあるバッターがわんさかと揃っていますからね。
それを0封したのは大きい。

それにしても。どうして福留がDHだったのでしょうね。
守りの面から考えると、マートンでしょうに。
疲労回復? それとも試合への対応が難しいから?
よおわからんです。

阪神2-0楽天(5月27日・甲子園),阪神4-3楽天(5月28日・甲子園)

交流戦が始まって、ちょっと書くのをサボっていました。
といってるうちに、今日で4連勝ですね。
調子がいいかというと、そうでもなく、相手に助けられている、という印象が強いです。

まずは楽天戦。
甲子園で投げる松井裕樹は見たい。でも負けたくない(^◎^;)という野球ファンの思いを叶えてくれる2戦でした(^◎^)
ちょっと戸村がかわいそうでしたけどね。とくに昨日の押し出しはね。ストライクと言ってもいいようなボールやったし。まあ満塁にしてしまったのがそもそも良くないのだ、といえばそれまでですが。

ともかく、交流戦の始まりで3連勝は大きいです。どんな勝ち方でもね。
勝ちは勝ちですから。
こういうふうに勝てた、ということを「なんだかなあ」と思うか「俺達には運がある!」と思うかで、これからの試合に臨む姿勢が変わると思いますね。

で、次いきましょか。

2015年5月27日水曜日

阪神3-0楽天(5月26日・甲子園)

交流戦が始まりました。
やりはじめの頃は「いよいよ始まった!」と意気込んだものですが、最近は慣れてきましたね。特に今年は試合数も少ないですし。まあ年中行事の一つ、ですね。
いちおう「聖地」と呼ばれる甲子園ですから、多くの選手は(特にパ・リーグの)楽しみにしていることでしょう。なんせ日本人のプロ野球選手で、高校野球を知らない人、やっていなかった人は皆無ですから。
プロ野球ファンとしても、例えば今回のカードで言えば、松井裕樹が投げるのを見てみたいという気持ちはあります。でもそういう展開になってほしくない、というのもあって、まあ痛し痒しですね。

さて今日の試合。タイガース先発岩田が抜群の出来でした。イーグルス塩見もまあまあ良かったんですけど、ちょっとフォアボールが多かったのと(つまりコントロールがよくなかった)味方の援護がなかったのが敗因でしょう。それだけ岩田のボールは良かったです。特に変化球のキレは抜群でした。いいところでゴメスのホームランも出ましたし。

それから、今日の試合でぜひとも言っておきたいのは、サードスタメンとなった関本の守備ですね。なんという安定感。西岡も新井も、関本のこの守備を見てしまうとまだまだなのだなというのが分かりますね。特に送球の素晴らしさ。あ、間に合わないかな? と思っても、矢のような(とまではいかないけれど)送球でファーストゴメスのミットにストライク投球、でアウト。いやはや見事です。落ち着いて見ていられます。
代打の切り札が一枚なくなってしまう、というリスクはあるのですが、この守備はなんとか使ってほしいなあと思ってしまいますね。

2015年5月24日日曜日

DeNA2-4阪神(5月23日・横浜スタジアム),DeNA8-6阪神(5月24日・横浜スタジアム)

DeNAの強さは本物かなあ。というか、どのチームも自力そのものはそんなに大した差がなくて、あとはメンタルな部分やったり、ちょっとした采配やったりするのかなあ。昨日と今日の試合を見ていて、何となくそんな気がしました。

タイガースは西岡離脱で2番に俊介を入れるオーダーなんですけど。なんとなく、この俊介の扱いがわたくしには嫌な感じなのです。
俊介を2番に入れる=バント要員(もしくは進塁要員)
というかたちにこだわっているような。
先頭の鳥谷が出塁すると、即バント。まあ今までもそうだったんですけど。2番に西岡が入っているときは、時々は違ったこともしていましたよねえ。
でも俊介はバント、なんですね。まあ確かにバントが上手な選手ではあるし。昨日も今日もその作戦で得点はできているのだけれど。
なんとなく、タイガースベンチは(多分和田監督は。あるいは関川コーチは)「俊介はそんなに打てない」と思い込んでいるのではないかという気がしてなりません。
昨日は中盤。いつもどおりランナー1塁に鳥谷で、ここは1アウトだったかな、ということでバントではなくヒットエンドランをかけましたね。で、投手の投げたのは大きくはずれるボールだったのですが(キャッチャーが捕球してから投げる体制がとれないくらい)エンドランが出ているので俊介はスイングするわけです。なんとかバットに当てようとするわけです。でも大きくはずれるボールは見逃せばバッター有利になったはずなのですが。そういう選球眼もあまり信頼されていないのかな。
今日も7回表。伊藤隼太のツーランホームランで押せ押せムードになって、鳥谷もヒットで続き。ランナーを溜めたいところでバッター俊介。バントの構えからバットを引きましたね。で鳥谷は盗塁失敗。あれは、送りバントのサインだったのかなあ。2点差でちょっとピッチャーも打たれ始めて、押せ押せのところでの送りバント?
とにかく「俊介にはバント」みたいなところが見えますね。

確かに「攻撃の型」というのは、どのチームもあると思うのです。ジャイアンツでいえば、終盤の代走は鈴木とか。あるいはどのチームでも「代打の切り札」的な選手はいるわけだし。「送りバント」のスペシャリストというのも確かにいますけどね。でもねえ、いつもいつも送りバントかなあ、とも思います。
「型」が決まれば、指示も出しやすいのでしょう。型どおりに試合を進めていけば、ベンチとしては楽なのでしょうが。それで選手は育っていくのかなあ、という疑問は残ります。

まあ借金が4つで低迷しているわけなんですけど、こういう時こそいろいろ思い切ったことを、今まで考えもつかなかったことをやってみてほしいなあ、などと思うのですよね。

2015年5月23日土曜日

DeNA6-5阪神(5月22日・横浜スタジアム)

序盤からヒット、ホームランで点数を稼いで、久しぶりに快勝かと思いましたが。
いやあ、今年のベイスターズは強いですね。
5点差をひっくり返されてしまいました。
中盤のチャンスで、追加点を取れなかったのが痛かったですね。
先発が崩れても、中継ぎ、抑えでなんとかなるというベイスターズの強みが出ました。
筒香も、ここぞという時にちゃんとホームラン(^◎^;)
これぞ4番バッターですね。

序盤はタイガースペースだったのですが、中盤からはすっかりベイスターズのペース。
中畑監督の采配もズバリと当たりましたね。
和田監督は、勝利投手目前のサンティアゴを交代させてまで、勝利に執念を燃やしたけど。あと一歩、及びませんでしたね。

なんか、ベイスターズのための試合だったような。終わってしまうとそんな感じでした。

とはいえ。
序盤だけとはいえ、いつも以上に得点できたのは確かだし。
二桁安打できたのも確か。
今日は負けてしまったけれど。明日への光明はちょっとは見えたかも。

それにしても、ベイスターズは強い。

2015年5月22日金曜日

阪神2-1巨人(5月21日・甲子園)

ドラフト1位ルーキー横山初先発。最高のピッチングでしたね。
ストレートが自慢ということらしいけど、今日良かったのはカーブとのコンビネーションですね。
空振りも取れるし見逃しストライクも取れる。
最近はワンポイントというか、緩急をつけるためにちょっとだけカーブを投げる、という投手が多いです。最近の投手の組み立ては、ストレート+スライダーが中心で、自信のある人はフォークを投げる。あと、最近流行りのツーシームとか。
カーブを多投する投手はめっきり減りましたから、今日の横山は新鮮でした。

しかし、打てませんね。相変わらず。
ジャイアンツ・マイコラスもいい投球でしたが。やはり策がない。狙い球を絞る、バントで揺さぶる、などの策を練らないと。
今日も3安打。マイコラスからは2安打ですからね。またまた苦手投手ができてしまったか。
それでも勝ちは勝ちなのですから、よしとしましょう。
鳥谷が逆転タイムリーを打った時の新井の喜びよう(^◎^)
こういう元気がいまのタイガースには必要かもしれません。

それにしても。今日はいろいろハラハラドキドキでした。
9回表、無死一塁で代走鈴木が出てきた時は、いやーな感じでしたね。
結局、盗塁もできずホームを踏ますこともなく終わってホッとしました。
ジャイアンツベンチは、ちょっと鈴木に頼りすぎたのかな。

そして。投手交代というのは難しい。あのままマイコラス続投だったら、展開はどうなっていたか。完投、できてたかもしれませんね。だから野球は面白い。

2015年5月21日木曜日

【すえずえ】畠中恵(新潮社)

タイガースの追っかけばかりをやっていて、読書日記が滞っています。
ゴールデンウィークから読書ペースは上向きになっていて、紹介できない本がいっぱい。ちょっとずつでも書いていきたいです。

畠中恵の「しゃばけ」シリーズの最新刊。
このシリーズの面白さは、読んでいて安心感があるところかもしれません。何しろ、心底の「悪者」というのが登場しません。騒ぎを起こす「妖かし」たちは、確かにおかしなところがあるのですが、それは「妖かし」なればこそのおかしさであって、人間とは考え方が違うのだと思えば、騒ぎの内容も納得できるのですね。むしろ人間のほうが恐ろしい。

それにしても、毎年1冊のペースで続いているこのシリーズ。長くなりすぎて、登場人物(妖怪?)も多岐にわたり、それぞれのキャラ立ちもはっきりしているし、それが小説全体の面白さにもつながっているので、途中から読んでしまっては面白さ半減になるでしょうね。どこかで手を打つ、つまり最終章を書くことになるんでしょうけど。さて、どんな結末になるのでしょう。

さて。今回の「すえずえ」は、未来のことに思いを馳せる、というのが全体のテーマのようです。病弱な若旦那も嫁取りのゴタゴタに巻き込まれます。いつもどおりの、落語のような語り口。スリル、サスペンス、ユーモア。どれも適度に混ざりこんで、ここまで続けて読んでしまうと、最後までつきあおうという気になってしまいますね。

2015年5月20日水曜日

阪神1-0巨人(5月20日・甲子園)

今日は藤浪につきますかね。見ている方もしびれました(^◎^)
何が変わったのか。多分投げ方が変わったんでしょう。素人目にははっきりとは分かりませんが。ちょっと「上から投げ」に変わったのかなあ。まあずっと「あれだけ上背があるのだから、上から投げ下ろせばもっと球威もあるだろうに」と言われ続けていましたからね。それでも「自分はこの投げ方がしっくり来るので」と言っていましたが。

いよいよ本格派開眼か。そんな楽しみも増えてきました。

とはいえ。
今日も得点はゴメスのタイムリーのみ。このところ、というか今季はほぼゴメス頼みですからね。というわけで課題は山積みのままですね。タイムリーが出ないのはいつもどおり。しばらくは我慢なのかなあ。
今日は思い切って(たぶん)打順も変更したのだと思いますが。たしかに昨日よりはヒットも出ましたが。結局は1得点というのは寂しいですね。

とはいえ。
1勝は1勝。今日の藤浪のピッチングに、他の選手も気合を入れなおしてくれることを祈りましょう。

阪神0-8巨人(5月19日・甲子園)

なんかもうね、やる気がなさそうに見えますね。
もちろん、そんなことはないのでしょうけど。
守ってはエラー。フォアボール。そしてタイムリーを打たれ。
攻撃では歯が立たず。散発4安打。
先発が崩れると、出てくる投手出てくる投手、ぴりっとしないのが続いてしまう。
今日の試合では、初球打ちが目立ちましたが。まあ相手が菅野といういい投手なので、追い込まれる前にということもあったのでしょうが。
無死二塁のチャンスで、2球でツーアウトになってしまうとは。なにかやっぱり、工夫がない。

今日のラジオの解説は吉田義男氏でしたが、いつもポジティブな元監督もさすがに苦言を呈していました。
「選手起用に一貫性が見られませんね」
打順をしょっちゅう変える。2軍1軍でしょっちゅう選手を入れ替える。新人に期待し、我慢して育てるのかとおもいきや、負けが続くとベテランに頼り切りになる。
どういうチーム作りをしたいのでしょうね。

チーム作り、という点でうまくいっているジャイアンツとの試合だったので、余計に考えてしまいました。
なにもジャイアンツの真似をせよと言っているわけではなく。どういうチームにしたいのかが見えないなあというのが正直なところなのです。
いろんなところで「工夫がないなあ」というふうに見えます。
選手を信頼する、ということなのかなあ。だったら打順など変にいじらないほうがいいような気もするけど。
うーん、やっぱり一貫したものが見られないのが、なんとも歯がゆい感じです。

そして、本拠地甲子園でなかなか勝てない。これではお客さんが減っていくのも仕方がないですね。
なんとか、気持ちのいいものを見せてほしいと、心から思うのです。

2015年5月19日火曜日

中日6-1阪神(5月17日・ナゴヤドーム)

初回。無死一塁で上本に送りバントの指示。
これで、ああ今日も点が入れへんわ、と思ってしまいました。
結果は最悪のフライアウト・ダブルプレー。
結果がそうだったから、というわけではありません。
ドラゴンズ先発は、予告先発の吉見が肘痛のため急遽回ってきた後藤。
当然準備も万全ではないはず。
そこに先頭バッターがヒットで出塁。
となれば。動揺してストライクもままならないことも考えられる展開。
というところで送りバント。なんでなんでしょうね。ホンマに好きやねんわ、送りバントが。
得点圏にランナーを置く。ということが局面によっては大事になる時もあるでしょうが。
不安な立ち上がりの投手に、とりあえずは1つのアウトをあげる、ということなのですから、それ以上の効果がなければなりません。
1つのアウトを差し上げるリスクよりも、ランナーを2塁に送るほうが大事、と考えているのでしょうが。初回からあまりにも消極的じゃありませんか。
そのあと、フォアボール、ヒットでまたまたランナーがたまったことを考えると、なんともちぐはぐとしか言いようがありません。
試合後のインタビューで和田監督は「あそこで決めないと」というようなことを言っていたようですが。
ベンチの采配が消極的になると、選手の姿勢も消極的になるのはしかたのないことだと思いませんか。
で、3回にも同じように無死一塁となって。今度は送りバントが成功しましたが。
続く鳥谷のヒットで、しかし西岡はホームをつけず。
送りバントで1死2塁とする意味は、ワンヒットで得点する、ということではないかと思うのですが。
そのヒットが出ても帰ってこれないとなると、これは「送りバント」という作戦そのものが有効なのかどうなのかと疑ってしまいます。
連打が出なければ得点にならない、ということなら、得点の確率はグッと減ってしまいますからね。そして、連打が出るということは、何も送りバントのような作戦を出すまでもなく得点は入るでしょうし。
などという考え方は素人の戯言なのでしょうか。

だとしても。
消極的な試合運び、というのは見ていてもあまり面白くないですし。
応援のしがいもないというものです。
応援のしがいのある試合運び、お願いします。

2015年5月17日日曜日

中日1-0阪神(5月16日・ナゴヤドーム)

失点のきっかけになったのは確かに西岡の守備なんですけど。
ともかく打てないというのが最大の問題でしょうね。
ヒットが2本だけでは、どんなにチャンスがあっても勝つのは難しいですよね。

前日の小熊もそうだったんですけど、いいピッチャーに当たると当然のように打てなくなるのですね。
しかも昨日はリードするのが谷繁でしたから。
エース級ピッチャー&谷繁となると、打つ手がないというのが悲しいです。

で、それを選手の能力のなさに結びつけるのもどうかなと思いますね。
和田監督は「いつも同じようにやられている」とちょっと呆れていたようですが。
呆れるのはその発言の方ですね。
いつも同じようにやられるのなら、そうならないような工夫が必要で、その工夫をするのが監督・コーチの役割なのではないでしょうか。
ただ選手に任せきりというのでは、昨日のようなことの繰り返しになるのは仕方がないですね。
相手投手がチャンスをくれるのを待っている状態ですね。
そりゃあエース級の投手がいつもいつも絶好調というわけではないですから、たまには勝つことがあるかもしれませんが。
それは「偶然勝った」というだけで、「勝利をもぎ取った」という感覚からは程遠いです。

他のチームのことを云々するのはあまり好きではありませんが、そのあたりをきっちりやろうとしている(できている)のがジャイアンツですね。あるいはパ・リーグで言えばソフトバンクとか西武とか。
「とにかく右打ち」とか「とにかく高め狙い」とか「とにかく直球狙い」とか。
今の戦力でできることを、高望みせず(卑下するわけではない。そこらあたりは難しいかも)徹底させるということをしないと、常に勝つ、ということはできないかもなあと思いました。

とはいえ。
何が起こるかわからないのが野球というスポーツでして。
備えに備えても、思わぬところでミスをする。思わぬところでラッキーなことが起こる(これ、結構うれしい(^◎^))。
そういう楽しみがあるので、いつも目が離せないのですね。

2015年5月16日土曜日

中日1-2阪神(5月15日・ナゴヤドーム)

かつては鬼門と恐れられたナゴヤドームですが。今回はなんとか勝たせてもらいました。
マートンさまさま。というより、又吉さまさまですか(^◎^;)

ドラゴンズとしては、前回のトラウマを払拭してほしいということでの登板だったのでしょうが。裏目に出た感じですね。
これがよかったのかどうかというのは、全くの結果論で、又吉が抑えればこれからの活躍にはずみがつくし、タイガースが打てばこれから又吉はタイガース戦での登板を考えるようになるだろうし。まあそれぞれの考え方ですね。

さて初登板のサンティアゴでしたが。
すごいピッチャー、というわけではなかったですね。
でも試合に臨む姿勢は好感が持てたし。何よりヒットを打たれても冷静でした。おかげで何度もランナーを出しても無得点に抑えることができましたし。もちろん野手の守りの良さも光りましたが、それを引き出したのも投手の粘りというか、サンティアゴの態度とか投球姿勢によるものが大きかったような気がします。

で、打線の方は、結局は小熊を攻略できなかったというのがちょっと悲しいですが。鳥谷が抑えられてしまったのがなんとも痛かったかな。
まあ、いつもいつも打てるわけではないですから。明日、頑張ってもらいましょう。

2015年5月15日金曜日

ヤクルト1-4阪神(5月14日・神宮球場)

どうして捕手が鶴岡なのか、よく分かりませんでしたが、
ホームランを打ったので結果オーライというところでしょうか。
それにしても、梅野の心境やいかに、とも思います。

まあそういうチームの内情や選手の「成長」については、またの機会として。
今日は藤浪がよく投げましたね。
鶴岡のリードが良かった? まあそれもあるかもしれないけれど。
途中までというか、立ち上がりはあまりよくなかったですしね。
5回ぐらいから見違えるような投球になって。
いつもより投球のテンポも良くなって、小気味良かったです。

そして、昨日に引き続いての打線の好調さ。
まあ得点は2ホームランに1タイムリーで、打線がすごくつながったというわけでもないですけど。でもタイムリーが出たというのはいい兆候だし、チャンスを作ったのが4,5,6番打者というのも、いいつながりのような気がします。
そしてそして、タイムリーを打ったのが大和というのがまた嬉しいじゃありませんか。
ここまで守備では高評価を得つつも、打撃面での不振が続いてレギュラーから外れていましたからね。今日の2ヒットで何かが変わるかも。そしたら守備も攻撃も安定して、などと期待が大きく膨らみます。

ともかく。昨日、今日でチーム状態が上向きという雰囲気が出てきましたね。この調子で次の連戦も戦ってくれれば。

2015年5月14日木曜日

ヤクルト5-7阪神(5月13日・神宮球場)

タイガース岩田には、連敗ストッパーの称号を捧げましょう。
久々の二桁安打、先発全員安打の打線もよかったですが。
それを引き出したのも岩田かもしれません。
いや、その逆だったか。
打線の援護あっての勝利かもしれませんが。
ともかく、これが投打が噛み合った、ということなのでしょう。

今日のテレビ中継はサンテレビ。ゲスト解説が掛布さんで、キャンプでの選手の裏話なども聞けて楽しかったです。大和の打撃の調子が悪くなったのは、外野のレギュラー争いで若手に負けまいとして無理をしたのが大きいだとか。なるほどなるほどと思うことも多かったですね。まあ解説者としていつも楽しいかというと。。。。ま、このへんで置いときましょう(^◎^;)

ちょっと不安だったのはリリーフ陣。安藤はなんだか簡単に打たれてたし。オ・スンファンもいきなりのホームラン。とほほ。
これが久々登板の影響だけだと信じたいです。

雨の影響で2連戦となったその初戦を勝てたのは大きいですね。明日も勝って連勝、となれば、ようやく波に乗れるかな。いや、乗ってもらわなければ。
あ、それから、今日の和田監督は、ちょっとやり過ぎなくらいに気合が入ってましたね。これがポーズじゃないことを祈ります。
あ、それから。打点をあげた関本を、ベンチで真っ先に迎えていたのは平田ヘッドでしたね。あの楽しそうな顔をもっと見たいなと思いました。頑張って!

2015年5月11日月曜日

阪神2-7広島(5月10日・甲子園)

甲子園で、3連敗。とほほのほ。
先発メッセンジャーの調子は悪くなかったと思うけど。
連敗中のチームの、負の連鎖なんでしょうか。
スキをつかれた走塁。勝負どころでもないところでのホームラン。
「点を取れない」というチーム状況での、この結果かもしれません。
1点もやれない、という力み、焦りが生んだともいえるような。

選手の陣容もさほど見劣りがするわけでもなし。それだけを見るとダントツにトップを走っていてもおかしくないんですよね。だからこそイライラも募るというものです。

しかも、甲子園でなかなか勝てない。
せっかくいっぱいのファンが詰めかけているのにね。
なんとか打開策はないものかと思います。

2015年5月10日日曜日

阪神0-10広島(5月9日・甲子園)

ふぅ。
ため息しか出ないような試合が続きますね。
カープ新井の移籍第1号。鈴木誠也の満塁弾。
松田も島本も、いい球はあるのに、フォアボールで苦しむ。ランナーを出すと連打される、みたいなことが続いてしまいますね。
まあまだ若いから、これからこれから。
松田はちょっと心配やけど。危険球退場が尾を引かないように願います。
唯一の光明は(^◎^;)中谷のプロ初安打。
のみ(^◎^;)

大きなミスをしたわけではない。選手がケガをしているわけでもない。主力選手を欠いているわけでもない。
それでも勝てない。
まずは、打てない。
昨日は頼みの綱のゴメスまでもが、最終打席は気のなさそうなスイングに見えてしまいました。まああの点差ではねえ。
ひとり頑張って、力が入っているのも分かるし。ちょっとかわいそうな状況かな。

まあ、いつまでもこの状態が続くわけもないでしょうし(そう信じたい)。
諦めずに、応援はし続けましょう。

2015年5月9日土曜日

阪神3-8広島(5月8日・甲子園)

藤浪は初回から飛ばしていましたね。
飛ばしすぎておかしくなったのかな(^◎^;)
満塁でも力ずくで抑えてやろうと思いすぎたのかな。
なにごとも、過ぎたるは及ばざるが如しということですね。
バント処理を誤ってピンチを広げてしまった梅野捕手もそうですけど。
焦りがみえますね。
勝たなアカンという。
カープ戸田は、コントロールに難があるようで、フォアボールで何度もチャンスをくれていたのですが、それを返すことができませんでしたね。
ヒットが打てなければ話になりません。

昨日のテレビ中継は珍しくNHK地上波で、ゲストにますだおかだの増田くん、ザ・ギースの尾関くんが、解説の梨田さんと軽妙なやりとりをしていて、とても面白かったです。
普段は真面目な解説ぶりの梨田さんが、狩野のデッドボールを
「ボールとキスしましたね。これはこれから何回も使われますね」
などというおちゃめぶりでした。

それにしても勝ちたかった。
それにしても、カープの守りは固かった。
最後の菊池のファインプレーにしびれた。
相手チームのプレーにしびれてどないすんねん(^◎^;)
いやもう、楽しけりゃそれでええのよ。
肩の力を抜いて観戦しましょう。

2015年5月6日水曜日

阪神3-2中日(5月6日・甲子園)

ほんま、野球はツーアウトからですか。最後の最後まで分からんということですね。
だから面白いんだけど。
ここまで不振だった新井良太が決めてくれました。
不振が続く新井を、いつまでも一軍に置いておく意味はあるんだろうか、とずっと思っていましたが。
失礼しましたm(__)m参りましたm(__)m
代打ホームランにサヨナラタイムリー。ホームランも見事やったけど、そのあと守りにつかせて、最後のバッターとしたのも、なんか「読み」のようなものが当たってるなあ。こういう時って、調子に乗りやすいかもしれないなあ、といらぬ期待を抱いてしまいます。

今日は6回裏、鳥谷のレフト前ヒットで本塁を突いた上本が、本塁上でアウトになって、ああ今日もアカンのかなあと思いました。
あのプレーが今日の試合の山場、鍵になるシーンだと思っていました。
ツーアウトだったとはいえ、浅い外野の前のゴロ。中継のエルナンデスは守備のいい選手。さらに次のバッターはゴメス。ということを考えると、無理に本塁に走らせることはなかったと思うんですけど。高城コーチはぐるぐる回してましたね。レフトがボールを捕ったのは見えてたはずやのになあ。いままでほぼ間違いなく判断できていた高城コーチの走塁指示が、今回は「無謀」になってしまいましたね。
テレビで解説していた矢野燿大氏が、
「負けがこんでいるので、焦りがあったのかもしれませんねえ」
と言っていました。普通なら、というかいつもの高城コーチなら止めていただろう、ということです。
まあ、焦りはあったのでしょうね。この回のはじめ、岩崎には代打を出したので、この回で同点・逆転してあげないと、勝利投手になれない。今日の岩崎のピッチングを見ていたら、なんとか白星をつけてあげたいと思うのは、選手もコーチも一緒だったんでしょうね。
でも、そこでも冷静に判断するのがコーチの仕事だと思うのですが。まあこんなことは何回もないでしょうけどね。

そういうことはありましたが。最後には新井がすべてを払拭してくれました。西岡とともに、ムードメーカーとしては申し分ない選手なだけに、活躍してくれたらとても嬉しいです。
あ、それから。
昨日も今日も、先発投手が粘り強かったです。失点しても大崩れしない。今までやと、1点失うとそのあとずるずるとヒットを連打される、というシーンが多かったですが、昨日、今日と失点を最小限に抑えていて、それが勝利につながったとも言えますね。

あ、それから。
今日のテレビ解説(ABC)は湯舟敏郎さんと矢野燿大さんでした。二人の解説、楽しかったです。特に久しぶりの湯舟さんの予想が、ずばりずばりとあたっていくのがすごかったです。

2015年5月5日火曜日

阪神4-2中日(5月5日・甲子園)

昨日同様、初回に簡単に失点してしまって、ああ今日もまた・・・と思いましたが。
今日の岩田は大崩れしなかったですね。昨日のメッセンジャーとは大違いで。
まあすぐその裏に同点にしたっていうのが大きかったでしょうけど。
それにしても。6回裏はよく打席に立たせたなあ。
この試合はまだまだがんばれ! というベンチからのメッセージに見えましたね。
それに岩田が応えたかたち。
こういうのが、最近なかったですね。
6回表の西岡のファインプレーも大きかったし。
マートンの盗塁も大きかったし。
つまりは、いろんなことをきっちりやっていったら、そうそう点差は広がらないし、見ていても気持ちのいい試合になるということですね。
この調子で、早く5割復帰してほしいところです。

2015年5月4日月曜日

阪神2-9中日(5月4日・甲子園)

どうもいけませんね。
なんとなく、全体にだらけた気分が漂っています。
メッセンジャーの投球スタイルは、確かに気合を前面に出す、というものではないとわかっていますけど。
今日はなんとも「だらだら投げている」感が強かったです。
ストレートの走りもよくない。
たまに投げる変化球もあまり変化しない。そしてストライクゾーンへとはいっていく。
で、谷繁にホームランを浴びる(-◎-;)
まずは1回表の鳥谷への内野安打。
なんということのない当たりだったのに、内野安打になるとは。
どこかで緩んでいる? 鳥谷に限って、と思いますけど。
どこかチーム全体に「緩み」を感じてしまいます。
デーゲームやったから? そんなのは言い訳になりませんね。
1点を取りにいく姿勢。逆に点を与えない姿勢。どちらも欠けているようにしか見えません。
負の連鎖の始まりか? そんなことになっていないことを祈りますが。
こちらは1点を取るのに汲々としているのに、相手チームは簡単にタイムリーが打ててしまう。
この差は何なのでしょう。
どちらも同じプロ選手なのだから、実力的に大きな差があるとは思えないのですが。
どうにも鬱々とした気分が抜けません。
最後はレフト・マートンの気の抜けたような守りもあったし。
負けるにしても、もうちょっと一生懸命なプレーを見せてほしい。
点差が開いても、一生懸命なプレーが見たい。
それがプロというものだろうと思うのですが。
負ける時があってもいい。極端な話、弱くてもいい。とにかく一生懸命な姿が見たい。何かに打ち込んで何かを成し遂げようとしているプロの姿を見たい。そしてその姿を人生の励みにしたい。
ファンならみんなそう思っているはずなのです。
明日からは、そういうプレーを見せて下さい。

2015年5月3日日曜日

巨人10-3阪神(5月3日・東京ドーム)

序盤は見応えがありましたよ。ええ、序盤はね。
3-3の同点に追いついたまではよかったけどなあ。
6回裏に勝ち越されてからは、流れが一方的になってしまいましたね。
7回からはリリーフが即つかまってしまった。というか、スキをつかれましたね。
もう追加点は許されない、というプレッシャーに負けたのか。
ちょっとした油断があったのか。
気の緩みはなかった、と思うけど。
ほんのちょっとした差が、ジャイアンツとはあるような気がします。
そのちょっとした差が、この得点差につながったのではないかと。
ゴメスはゴロをつかめたのではないか。
上本はセカンドゴロでアウトに出来たのではないか。
藤井はパスボールで、走者をサードまで進ませないようにできたのではないか。
ジャイアンツはそういう細かいところが、いつも出来ているような気がします。
この差は大きいなあ。

それにしてもジャイアンツは強い。主力選手を欠く陣容でも、確実に得点してくるし。ミスは最小限に抑えるし。タイガースはほぼベストメンバーを組んでいるのに、互角の戦いすらできない。ほんまに、隅々の、末端の選手まで一流であることを証明したかのような昨日今日の試合でした。

それでも何が起こるかわからないのが野球。きっと何か起きると信じましょう。
まだまだ先は長いのです。勝つことも大事やけど、いい試合を見せてほしい。

【突然ノックの音が】エトガル・ケレット(母袋夏生訳・新潮社)

短篇集、というよりほとんどショート・ショートですね。
作者はイスラエルの人で、もとはヘブライ語で書かれたようです。表紙に書いてある現代が全く読めませんでした。

で、内容はとても面白いです。いやあ、全部、なにか「変」です。
ノックの音がして扉を開けると、銃を突きつけられて「話をしろ」と言われる作家とか。
キスをしたら舌先がぴりっとした。よく見ると相手の舌の裏側にジッパーがある。そおっと開けてみると前の彼氏が・・・・とか。

寓意に満ちていると言えますが、それがあるところでリアリティも感じさせるのですね。これはちょっと難しいというか、なかなかできないことだと思うんですけど、空想小説の一番大事なところで、「絶対にあり得ない」ことを「あるかも?」と思わせないと面白くないのですね。そこのところ、とてもうまいと思います。
それって、作者の住んでいる(たぶん)イスラエルという国のバックボーンがそうさせているのかな。と書いてしまうと、決まりきったようで面白くないのですが。

【九年前の祈り】小野正嗣(講談社)

芥川賞受賞作。
カナダ人との間に出来た子供を抱えたシングルマザーさなえ。故郷の両親は外国人を「ガイコツ人」などと言うような人たち。息子ケビンは、何かのスイッチで切れミミズのようにひきつけを起こす。そして思い出す「みっちゃん姉」のこと。

全体に静かな展開なのだけれど、テーマがちょっとありがちな感じもしますね。
それでも読ませるところは読ませるけど。
この作品だけを読むと、ナンノコッチャと思うところもあるのですが、収録されている4作品を続けて読むことで腑に落ちる展開になっていきます。

ううむ。最近こういう「何作品かでひとつの世界」という作家が多いような気もしますね。
まあ作家ごとに個性はあるのだし、バックボーンもあるので、そういう作品があってもいいと思いますが。
でも「こっちを読むとあっちの内容がよく分かる」というのは、まあ「連作」ということならアリなのかな。

【夕子ちゃんの近道】長嶋有(講談社文庫)【ぼくは落ち着きがない】長嶋有(講談社文庫)

長嶋有の魅力はなんでしょう。
日常のなんでもないことをなんでもないように綴る、というスタイルなんですね。
でも「なんでもないこと」の中には「そんなことがあるの?」ということが結構多かったりするのですね。でもそれを大げさに脚色することがない。うっかりすると読み飛ばしてしまうこともあったり。

骨董品店の2階に間借りする主人公の生活を綴る「夕子ちゃんの近道」は、珍しく「事件」めいたことが多く起こります。登場人物もバラエティに富んでいるし(全部は言いつくせませんが)、主人公もやや饒舌。
それでも、ただ「箱」を作るだけの朝子さんなどのキャラは、

何かをしているけれど何のためにしているのかもわからないし何故しているのかも(本人も)わからない

というのが出ていて、ああこれがこの作者の色なのかなと思います。

「ぼくは落ち着きがない」は、もっと何も起こりません。
高校の図書部。部室にたむろする学生たちの日常。「ああ、あったあった」というエピソードの数々。それは実にとるに足らないことなのですね。
ちょっとだけ、教師との諍いのような出来事も起こるのだけれど、それはほんの瑣末なことで、やはりこの小説の読みどころは「何も起こらない」ことのような気がします。
それでいて心に残る。なにがそう思わせるのでしょう。

【マダム・キュリーと朝食を】小林エリカ(集英社)

著者は漫画家でもあるらしいです。だから、という先入観で(題名も可愛いし)読み始めると、はじめには猫の話が出てくるからやっぱり可愛い話かなと思ったら大違いです。
マダム・キュリーすなわち「ラジウム」を発見したキュリー夫人宅に飼われていた猫が、時空を超えて(たぶん)現在の(たぶん)少女とリンクします(たぶん)。
(たぶん)ばっかりですみません。
それくらい、いろんな謎を謎のままにしている物語なのです。
でもそこに、読み手の想像力をかきたてるものがあるのですね。
うまいなあ。

もちろん「3・11」以降の作品と位置づけられるのでしょうけれど。
過去と現在、いろんな生き物の命、それらが全て結びついている、ということを考えさせられる作品です。

2015年5月2日土曜日

巨人1-0阪神(5月2日・東京ドーム)

今日のタイガース先発藤浪は、すごく良かったですね。今までになくというか、間違いなく今季最高、いやプロ入りしてからでも1,2に入る出来だったんじゃないかなあ。
でも勝てない時もあるんですね(^◎^;)
ジャイアンツ・ポレダは、最高!というわけじゃなかったと思うんですけど。
対タイガース戦3連勝ですか。
相性というのがあるのかなあ。
チャンスはあったんやけどなあ。

阿部、坂本、長野を欠き、3番に打率1割台のアンダーソン、4番には若手の大田を起用するしかない(たぶん)ジャイアンツ相手に勝てないとは。。。
逆に、この戦力でもリーグ1位にいるっていうのが、ジャイアンツの底力のようなものを感じますね。

負けたとはいえ、今日の藤浪はよかったです。気迫も感じられたし。
次に期待しましょう。
とはいえ、やはり勝ちたかったなあ。。。。。