2015年5月24日日曜日

DeNA2-4阪神(5月23日・横浜スタジアム),DeNA8-6阪神(5月24日・横浜スタジアム)

DeNAの強さは本物かなあ。というか、どのチームも自力そのものはそんなに大した差がなくて、あとはメンタルな部分やったり、ちょっとした采配やったりするのかなあ。昨日と今日の試合を見ていて、何となくそんな気がしました。

タイガースは西岡離脱で2番に俊介を入れるオーダーなんですけど。なんとなく、この俊介の扱いがわたくしには嫌な感じなのです。
俊介を2番に入れる=バント要員(もしくは進塁要員)
というかたちにこだわっているような。
先頭の鳥谷が出塁すると、即バント。まあ今までもそうだったんですけど。2番に西岡が入っているときは、時々は違ったこともしていましたよねえ。
でも俊介はバント、なんですね。まあ確かにバントが上手な選手ではあるし。昨日も今日もその作戦で得点はできているのだけれど。
なんとなく、タイガースベンチは(多分和田監督は。あるいは関川コーチは)「俊介はそんなに打てない」と思い込んでいるのではないかという気がしてなりません。
昨日は中盤。いつもどおりランナー1塁に鳥谷で、ここは1アウトだったかな、ということでバントではなくヒットエンドランをかけましたね。で、投手の投げたのは大きくはずれるボールだったのですが(キャッチャーが捕球してから投げる体制がとれないくらい)エンドランが出ているので俊介はスイングするわけです。なんとかバットに当てようとするわけです。でも大きくはずれるボールは見逃せばバッター有利になったはずなのですが。そういう選球眼もあまり信頼されていないのかな。
今日も7回表。伊藤隼太のツーランホームランで押せ押せムードになって、鳥谷もヒットで続き。ランナーを溜めたいところでバッター俊介。バントの構えからバットを引きましたね。で鳥谷は盗塁失敗。あれは、送りバントのサインだったのかなあ。2点差でちょっとピッチャーも打たれ始めて、押せ押せのところでの送りバント?
とにかく「俊介にはバント」みたいなところが見えますね。

確かに「攻撃の型」というのは、どのチームもあると思うのです。ジャイアンツでいえば、終盤の代走は鈴木とか。あるいはどのチームでも「代打の切り札」的な選手はいるわけだし。「送りバント」のスペシャリストというのも確かにいますけどね。でもねえ、いつもいつも送りバントかなあ、とも思います。
「型」が決まれば、指示も出しやすいのでしょう。型どおりに試合を進めていけば、ベンチとしては楽なのでしょうが。それで選手は育っていくのかなあ、という疑問は残ります。

まあ借金が4つで低迷しているわけなんですけど、こういう時こそいろいろ思い切ったことを、今まで考えもつかなかったことをやってみてほしいなあ、などと思うのですよね。

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