2015年5月19日火曜日

中日6-1阪神(5月17日・ナゴヤドーム)

初回。無死一塁で上本に送りバントの指示。
これで、ああ今日も点が入れへんわ、と思ってしまいました。
結果は最悪のフライアウト・ダブルプレー。
結果がそうだったから、というわけではありません。
ドラゴンズ先発は、予告先発の吉見が肘痛のため急遽回ってきた後藤。
当然準備も万全ではないはず。
そこに先頭バッターがヒットで出塁。
となれば。動揺してストライクもままならないことも考えられる展開。
というところで送りバント。なんでなんでしょうね。ホンマに好きやねんわ、送りバントが。
得点圏にランナーを置く。ということが局面によっては大事になる時もあるでしょうが。
不安な立ち上がりの投手に、とりあえずは1つのアウトをあげる、ということなのですから、それ以上の効果がなければなりません。
1つのアウトを差し上げるリスクよりも、ランナーを2塁に送るほうが大事、と考えているのでしょうが。初回からあまりにも消極的じゃありませんか。
そのあと、フォアボール、ヒットでまたまたランナーがたまったことを考えると、なんともちぐはぐとしか言いようがありません。
試合後のインタビューで和田監督は「あそこで決めないと」というようなことを言っていたようですが。
ベンチの采配が消極的になると、選手の姿勢も消極的になるのはしかたのないことだと思いませんか。
で、3回にも同じように無死一塁となって。今度は送りバントが成功しましたが。
続く鳥谷のヒットで、しかし西岡はホームをつけず。
送りバントで1死2塁とする意味は、ワンヒットで得点する、ということではないかと思うのですが。
そのヒットが出ても帰ってこれないとなると、これは「送りバント」という作戦そのものが有効なのかどうなのかと疑ってしまいます。
連打が出なければ得点にならない、ということなら、得点の確率はグッと減ってしまいますからね。そして、連打が出るということは、何も送りバントのような作戦を出すまでもなく得点は入るでしょうし。
などという考え方は素人の戯言なのでしょうか。

だとしても。
消極的な試合運び、というのは見ていてもあまり面白くないですし。
応援のしがいもないというものです。
応援のしがいのある試合運び、お願いします。

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