2016年4月16日土曜日

阪神5-2DeNA(4月14日・甲子園) 中日6-0阪神(4月15日・ナゴヤドーム)

自然災害には人間は勝てない。予想ができたり、起こったことに対処したりはできるけれど、結局のところ受け入れて対処する、というしか方法はない。自然の前に人間は無力で、災害が起こるたびにそれを思い知らされる。
こんな時にスポーツなんてと思う時もあるけれど、それでも楽しむのだ我々は、と思うことで乗り越えられることもある。日常とは偉大だ。

今日は途中から試合を観たのだった。
タイガースの投手陣が、ヒットを打たれランナーを背負いながらも、得点を許さないという緊迫の試合展開。対するドラゴンズも固い守りで点を与えない。
ああ、なんと緊迫したよい試合だろうか。
というのは3回以降の話であった。
1回に2点、2回に4点。
わたくしの知らない間に能見が失点し(それもツーアウトからという最悪の展開)、序盤で勝負がついてしまっていたのだった。やれやれ。

見どころは、プロ初打席の陽川が初安打を放ったこと。
ぐらい(-◎-;)
まあ、毎試合打って勝ってくれと思うのがファンだけれど、そうは行かないのが勝負というもの。相手も必死なのだから。

で、前日すなわち昨日の試合。
よく言われているように、勝負の分け目はベイスターズの「ダブルスチール」。
消極的な点の取り方で、同点には追いついたもののあとが続かなかった。
チームの姿勢の違い、が勝負に反映した形かなあと思った。
まあ、そう毎回「戦う姿勢」が勝利に結びつく、と単純に信じる訳にはいかないが、そういう姿勢を見せてくれている限り、たとえ勝てなくても、ファンは納得するのである。

そういう姿勢が見たいのだ。
とにかく勝てばいい、というのではなく、後悔のない試合を見たいのだ。
複数の選択肢がある場合、「どれが一番確率が高いか」ということも大事だけれど、「どれが一番後悔のないやり方か」ということも大事なのだ。きっと。
そういうのを、今年のタイガースはやってくれている。だから負けても納得できる。
さ、明日に期待しよう。

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