2018年4月7日土曜日

阪神2-3中日(4月6日・京セラドーム)

前半の2失点は、どちらも藤浪の独り相撲、といった感じ。

初回はバント処理を誤っての悪送球。
三塁にランナーを置いての暴投。

5回は、ランナー2,3塁となったところで、ストライクが一つも入らず。
連続フォアボールで押し出し。

153キロの直球を持っていても、ストライクゾーンに球が行かなければ、なんとも勝負にならない。

ピンチになった時の弱さ、脆さは、相変わらずかなあ。
今のところ、死球のないのがまだまし、といったところか。

さて、こういう時、よく解説などで耳にするのが、メンタルの弱さ。
そして、
「こればっかりは自分でなんとかしないとねえ」
という言葉。

さて、果たしてそうだろうか。

どんなスポーツでも、緊張した場面はあるもので、
どんな選手でも、それをどう克服するかは研究していて、
その道の専門家もいるはず、と思うのだが。

タイガースくらいのチームなら
(今のプロ野球チームなら、どの球団でも)
メンタル面でのトレーナーのような人は、居るんじゃないかと思うのだけれど。

去年、藤浪はメンタル面での問題をよく指摘されていた。
ということは、それを克服するための対策を、チームを挙げてやっているはず。
と思っていたのだがなあ。

まあ最後は本人の責任なのだろうが。
手助けできることはいっぱいあるような気もする。
チーム全体として、なんとかしてほしいと思う。
今日の、2,3,4回のピッチングを見ていると、悪い投手じゃない。
いい球を持っている。
それだけに、もったいない。

さて、失点はそういうことなんだけど。
得点のほうも今日はもひとつ。
何回もあったチャンスを活かすことができず。

無死2,3塁で無得点とか。
最終回も、一死三塁というチャンスで、梅野がバント。
これが併殺でゲームセット。

ちょっと、しっくりこない終わり方。
両チームの得点ほどには盛り上がらなかったなあ。
確かに、小笠原はいいピッチングをしたけどね。

ま、明日も試合はある。一年は長い。
藤浪も、いつかは勝ってくれると信じよう。
腕が振れていないわけじゃないし。
などと考えると、余計に惜しい。
というのがぐるぐるぐるぐる回るのである。

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