前半の2失点は、どちらも藤浪の独り相撲、といった感じ。
初回はバント処理を誤っての悪送球。
三塁にランナーを置いての暴投。
5回は、ランナー2,3塁となったところで、ストライクが一つも入らず。
連続フォアボールで押し出し。
153キロの直球を持っていても、ストライクゾーンに球が行かなければ、なんとも勝負にならない。
ピンチになった時の弱さ、脆さは、相変わらずかなあ。
今のところ、死球のないのがまだまし、といったところか。
さて、こういう時、よく解説などで耳にするのが、メンタルの弱さ。
そして、
「こればっかりは自分でなんとかしないとねえ」
という言葉。
さて、果たしてそうだろうか。
どんなスポーツでも、緊張した場面はあるもので、
どんな選手でも、それをどう克服するかは研究していて、
その道の専門家もいるはず、と思うのだが。
タイガースくらいのチームなら
(今のプロ野球チームなら、どの球団でも)
メンタル面でのトレーナーのような人は、居るんじゃないかと思うのだけれど。
去年、藤浪はメンタル面での問題をよく指摘されていた。
ということは、それを克服するための対策を、チームを挙げてやっているはず。
と思っていたのだがなあ。
まあ最後は本人の責任なのだろうが。
手助けできることはいっぱいあるような気もする。
チーム全体として、なんとかしてほしいと思う。
今日の、2,3,4回のピッチングを見ていると、悪い投手じゃない。
いい球を持っている。
それだけに、もったいない。
さて、失点はそういうことなんだけど。
得点のほうも今日はもひとつ。
何回もあったチャンスを活かすことができず。
無死2,3塁で無得点とか。
最終回も、一死三塁というチャンスで、梅野がバント。
これが併殺でゲームセット。
ちょっと、しっくりこない終わり方。
両チームの得点ほどには盛り上がらなかったなあ。
確かに、小笠原はいいピッチングをしたけどね。
ま、明日も試合はある。一年は長い。
藤浪も、いつかは勝ってくれると信じよう。
腕が振れていないわけじゃないし。
などと考えると、余計に惜しい。
というのがぐるぐるぐるぐる回るのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿