2014年3月19日水曜日

【50歳からラクになる-人生の断捨離】やましたひでこ(祥伝社)

「断捨離」という言葉がひとり歩きしている、ということを著者が嘆いている、と前に書きました。ただの整理術として捉えられているけれど、本当は生き方の指針なのだと。
なるほど。ならば、この本が出てきてもおかしくないわけですね。

有名になった「断捨離」に比べると、実際的な方法というよりも、もっと精神面を強調していますね。
しかしその割には、前作(前作ではないのだけれど)でやや強調されていた、
「断捨離すると、自立できる」とか「断捨離すると、痩せられる」とか「断捨離すると、離婚できる(^。^;)」
とかいう話は、ちょっと引っ込んでます。
それよりも、「あなた、これからどう生きますか」と聞かれているみたい。
だから、「50代こそ断捨離に踏み切れる時!」と言えるんでしょうね。

まあ、こんな本が必要ない人生もありだと思いますけどね。
ただ、ミニマリストという生き方もあるようなので、個人的には気になるところです。
そして、ちょっとだけ、無駄のない人生を生きようかな、と思い始めています。もう50も越えてだいぶ時間が経ってしまっていますが。

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