2014年4月6日日曜日

【四畳半神話大系】森見登美彦(太田出版)

いつもどおりの京都の学生話。いつもどおりの奇想天外な展開。しかし私はハマっています。
村上春樹を読んだあとでは、さらに面白さ倍増であります。間違いなく。

鴨川幽水荘(だったかな)で暮らす主人公。いつもどおり、とても情けない学生生活。その一端を、4つの物語で話します。
同じフレーズの繰り返し、同じシチュエーションの、視点が変わっての繰り返しの面白さ。まるで落語のようでもあり、よくできた芝居のようでもあり。それ以上に物語の構成力の高さに驚きますね。

いつもどおりのキャラクターたちの大騒動、なんだけど、楽しませてくれます。

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