2015年6月2日火曜日

西武9-4阪神(5月31日・西武プリンスドーム)

初回。無死一塁で、いつものごとくの送りバント。
ああ、今日もまた。点数が入らないのだろうなあ。
きっとセオリーどおりの野球をやろうとするのだろうなあ。
などと思ったのです。
そして、そういうタイガースのセオリー野球をあざ笑うかのような、ライオンズ中村の一発。

なんですかねえ。本当に和田監督は(たぶん、監督の性格だと思う)型にはまったことが大好きみたいですねえ。
無死一塁で送りバント。3番、4番バッターがタイムリー、というのが型。
しかし、その「型」が生きるのは、3番ないしは4番バッターが打ってくれるというのが条件ですよね。
今のタイガースの3番、4番は、揃って3割を切る打率。ホームランも少ないし。
なのに「クリーンアップだから」という理由で(きっと)その「型」に固執しているのでしょうねえ。

もう一つ固執しているのが、右・左。右ピッチャーには左バッター、左ピッチャーには右バッター。守る方はその逆で、左バッターには左ピッチャー、右バッターには右ピッチャー。非常に分かりやすいです。
でもねえ。
一概に「右対右ならピッチャー有利」とも言えないみたいですよね。
左打者でも、対左ピッチャーの方が打率がいい、というバッターは意外と多いのですよね。むしろそっちのほうが多いように思いますが、どうなんでしょう。誰か統計みたいなものを作ってくれないかなあ。
一節によると、送りバントでの得点の確率はとても低いらしいですし。

右バッター中村に対し、リリーフは安藤。なんとなく、悪い予感がしていましたが。
予感があたってしまいました。とほほ。

なんとなく、やるせない気分が残りますね。
試合運びが、「型」にはめようはめようとしてそうならないもどかしさ。
交流戦が始まって、その「型」から脱したか、と思ったのですけどねえ。

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