2015年4月5日日曜日

巨人9-5阪神(4月4日)

なかなか点が入れへんなあ、とぼやいていたら、一転して点の取り合い。
とはいえ、試合展開はほぼジャイアンツペースでした。

タイガース・岩田の弱点として、立ち上がりが良くないというのと、味方が点をとってからがよくないという2点があると思います。昨日はその後者がぴったりと当てはまってしまいました。
この後者の傾向というのは、ピンチになった時というか、ランナーが出ると「点をやれない」という思いが強すぎて力んでしまう、ピッチングが単調になる、投げ急ぐなどの欠点が出てしまうようです。これって、榎田も同じ傾向にあるのが気になるところですね。

1点、2点ぐらい取られても大丈夫、と思えるだけの開き直りというか落ち着きというか、そういうものがなくなるのですね。
最近、フィギュアスケートの羽生結弦のコーチであるブライアン・オーサーの本を読んだのですが、大事なのは「日常の続きで試合に臨むこと」だというのがありました。そしていかに本番にピークを持っていくかということ。練習で失敗しても「本番では大丈夫だろう」という気持ちになれるかどうか。本番のリンクが非日常の世界になってしまうと緊張していい結果に結びつかない。確かに非日常の世界なんだけど、それをいかに日常の続きとしてリラックスして迎えることができるか、というのが大事だと。
まあ本番一発勝負のフィギュアスケートとはちょっと違うかもしれませんが、味方が点をとったあとのイニング、ランナーが出た時の投球をいかに通常どおり、つまりリラックスしてできるのかというのが、まあ難しいんでしょうけど、この二人はできてないなあと思いますね。
根性とかやる気とかいう言葉はあまり好きではありませんが、メンタル・トレーニングというのは必要ではないかと思うのです。あ、こんなこと、プロに言うべきことじゃないですね。すみません。

ちょっと気になること。昨日の先発メンバーに新井良太がはいっていたのですが、どうして江越じゃなかったんでしょうね。大和に交代して狩野を使っていたし。石崎をかなり我慢して投げさせていたのと、ちょっとちぐはぐな印象を受けました。新人を育てたいというのと別に、中堅・ベテランの意地を試したいというのもあったのかな。

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