2015年8月17日月曜日

【ひとりぼっちを笑うな】蛭子能収(角川新書)

これ、結構ベストセラーになってるみたいですね。
テレビタレントとしても活躍されている漫画家・蛭子能収さんのエッセイ。
実は今まであんまりこういうのは書いてこなかったみたいです。
意外ですね。

で、題名のとおり、ひとりぼっちが好きで、仲間とつながるのが苦手、それで「何が悪いのかなあ」という問題提起ですね。あ、問題提起というと大げさですけど。

昨今の「絆」とか「友情」とかの大合唱に、少々うんざりしている、という気分はわたくしも持っているし、「大勢でワイワイやるのが苦手」なのに、「協調性がない」だとか「人情がない」だとか批判されるのも同じ。

で、それでもずーっと同じペースで「ひとりがいいんです」と言い続けると、なんとなく周りもわかってきてくれる、というところも同じです。

いやあ、いい本が出ました。
今度から自分のことを説明するときには、「蛭子能収さんの本に書いてあるのと同じです」と言えば済むわけですから。

ちなみに、本業の漫画の方は(知らない人が多いみたいだけど)、テレビで見る印象とは違って、エログロナンセンスの極みで、読んでもあまり気分のいいものではないですよ(昔読んだことがある、というだけだけど)。

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